接種証明義務化のメリットとデメリット
現在はレストランは収容人数の50%までという人数制限があるため、人気店はすぐに予約がいっぱいになるし、店に入るまでのチェックが面倒だし、デメリットも感じられるこのシステム。それでも、以前よりも安心して外食を楽しめるようになった気がします。
ただ、健康上などの理由でワクチンを打てない人にとっては、わざわざ陰性証明を取得するのは手間も費用もかかることなので、不自由な思いをしているに違いないですよね。
日本でワクチンを打った人も対象
ちなみに、このオアフ島の接種証明義務化は、日本でワクチンを受けた方も対象と認められています。ただワクチンのメーカーはファイザー、モデルナ、またはジョンソンアンドジョンソンのいずれかであることなどが条件にあります。さらに日本の証明書はアメリカの証明書とフォーマットが異なるため、現地で提示しても入店できない可能性は否定できません。スムーズに対応してもらうためには、英語での接種証明を持参していると安心できるそうです。接種証明の措置は9月13日から60日間の予定ですが、感染者数により、この措置が延期される可能性はあるでしょう。
現在ハワイのワクチン接種率は74.6%(1回接種が終わった人)。それでもこれだけの感染が広がってしまうというのは、変異株の恐ろしさを物語っています。そして、ワクチンと一緒にウィズコロナの生活を送っていくためには、オアフ島のような接種証明の取り組みが必要になっていくのかもしれません。
Sources:「Hawaii.gov」「Hawaii Tourism JAPAN(1)(2)」「HAWAII NEWS NOW(1)(2)」「DAVID Y.IGE」
<文/佐藤まきこ> 佐藤まきこ 女性誌のエディターやファッションビルの広告・プロモーションのプランナー、コピーライターとして長年経験を積み、フリーランスのエディター・ライターへ。ハワイ在住。Instagram:@hawaii_milestone
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