レストランや映画館では接種証明義務化をスタート
この感染急増を受けて、ハワイで最も人口が多く、感染者も多いオアフ島で、レストランや映画館に入場する際、ワクチンの接種証明書の提示義務化がスタートしました。対象となる場所は、屋内の飲食スペースがあるレストランやフードコート、映画館、美術館、水族館、動物園、ジム、プールなど。
ワクチンを打っている人は接種証明書を提示し、ワクチン未接種の人は、48時間以内に新型コロナの検査を受けて陰性証明書を提示しなければ、施設の中に入ることができません。
ワクチン接種カードを持ってレストランへ行ってきた
筆者は先日、この接種証明義務化が始まってから初めてレストランに出かけてきたのですが、まずレストランの入口でのチェックがやや面倒。感染者が出た場合の追跡のために、住所と電話番号を店が用意している用紙に記入し、体温チェックを受けます。
そして、アメリカでワクチンを受けた人ならCDC(アメリカ疾病予防管理センター)発行のワクチン接種カードと、写真付き身分証明書を一緒に提示します。これらのチェックを終えて、ようやくお店の中に入れるというシステムです。確認のため1組あたり5分程度の時間がかかるので、店の前では入店する客が列を作って並んでいました。
中に入ると、こちらのお店では紙のメニューは提供せず、QRコードでメニューを案内するシステムです。同じように、連絡先の記入をQRコードからウェブ上で行うように誘導しているお店もあり、各店で工夫をしているようです。