彼と笑いあえるよい思い出になった
実はN香さん、マスクの中の空間を作り呼吸を楽にする“マスクアーム”を愛用していて、マスクを取られた今、顔にマスクアームだけ付いている状態で…。
「私はマスクの骨と呼んでいるのですが、それがホラー映画に出てくる仮面みたいな感じで顔にへばりついていて…赤っ恥をかいてしまいました。せっかくS輔がキスしようとしてくれたのに」
とても恥ずかしかったですが、この時「私のこんなマヌケな姿を見ても、萎えないで笑い飛ばしてくれて助かったな」とホッとしたN香さん。
「そしたらS輔が笑いながら『急にマスクを取ってごめんね』と謝ってきたので、私も笑いながら許したんですよね」
結局、さんざん2人で笑い合った後であらためてキスをして、お付き合いをする事になったそう。
「いまだに、初めてキスしようとした時…って思い出しては2人で笑っています。これもコロナ禍ならではの思い出かなって思います」
続いては、コロナ禍ならではの出会いがあった女性の話です。
ワクチン接種会場の列で話しかけられた
「先日、やっと1回目のワクチン接種に行ってきたんですよ」
R子さん(28歳・ネイリスト)が会場である駅ビルの最上階にあるホールに向かい、接種券を片手に列に並んでいると…。
「すると突然、私の後ろに並んでいた男性に『新日(※新日本プロレスのこと)好きなんですか?』と声をかけられたんです」
R子さんはリュックに新日のライオンマークのバッジをつけていたので、きっとそのせいだなと思い「はい、まだニワカですが」と答えたところで受付の順番が回ってきました。
「その後、予診表チェックがあり、スムーズにワクチン接種を終えました。ほとんど痛くなかったですよ」
そして、イスに座り15分間の休憩をとっていると…。