自称 “日本一小さな道の駅” 【馬瀬 美輝の里】で情報収集
馬瀬村の中央あたりには、【道の駅 馬瀬 美輝の里】があります。その中の女性農家の皆さまが活躍する''「さんまぜ工房」はいわゆる地の物の直売所。自称というだけあって本当にこぢんまりした素朴な道の駅ですが、地元の方に色々お話が聞ける場所でもあります。
【水辺の館】馬瀬川でとことん遊ぼう!
【道の駅 馬瀬 美輝の里】の、道路を挟んだ隣には【水辺の館】というフィッシングセンターがあります。とは言っても、釣りだけではなく、川遊び、魚つかみ獲り、バーベキューなどが楽しめるので、子供達もキャッキャと遊べます♪
7月中旬~10月末の鮎の季節になると「天然鮎処みず辺」がオープン。お盆過ぎには落ち鮎を獲るためにヤナが架設されます。
アマゴ掴み取り体験!1匹400円〜
水辺の館のすぐ目の前には大きな池があり、ここで アマゴの掴み取り体験 ができます。
5歳児でも膝下くらいの深さなので、小さなお子様連れの家族に人気!1匹400円、5匹2,000円、10匹3,500円です。
池にはアマゴを追い込む仕掛けがいくつかあるので、頑張ってそこへ魚を誘導しましょう!でも掴んでも、ぬるっと逃げたりして、子供達はキャーキャー言いながら、魚と触れ合っています(笑)。
獲った魚は、貸し出してくれる網に入れておけば、終わった後にスタッフの方が、お腹を綺麗にしてくれます。持ち帰る場合は氷と一緒にビニールに入れてくださいますし、その場でBBQ or 塩焼きにするのもOKです。
お腹を綺麗にする作業は、外の水道でやるので、見ることもできます。
子供達の中には「可愛そう」という子もいるかもしれませんが、「こうやって私たちは色んな生き物の命を食べて、生きているんだよ。だから、ありがとう、いただきます、と言って食べようね」と教えてくださいます。
馬瀬は美味しい食べ物いっぱい!【さとやまレストラン みず辺】
【水辺の館】の敷地内には、馬瀬の美味しいものが色々食べられる【さとやまレストラン みず辺】があります。ランチにもぴったり♪
席数も結構あり、馬瀬の女性農家のママさんたちが料理をしてくださっています。田舎ならではのレストラン、という雰囲気がとても居心地良いです。
メニューは、川魚や鶏肉を使った郷土料理がずら〜り。オススメ食材4つをご紹介します。
やっぱり馬瀬川の幸!あまごや鮎
川釣りの名所でもある馬瀬なので、やはりあまごや鮎はとても美味しいです。鮎は時期的にも夏の短い間しか食べられませんが、あまご料理はレストランがオープンする時期には食べられます。
上記の写真は、あまごがいっぱい食べられる 「さとやま定食 1,200円」。あまごの塩焼き、あまごの甘露煮、刺身こんにゃくの手作り味噌和え、小鉢、馬瀬ブランドのお米「まぜひかり」、お味噌汁、漬物です。
馬瀬産のコシヒカリ「まぜひかり」
冒頭にもご紹介しましたが、馬瀬の「美しい村」を形成している1つが 棚田 です。馬瀬川を綺麗に保つために低農薬で稲作を行なっており、ここで育てられるコシヒカリは「まぜひかり」という名前がつけられています。
甘みも高くとても美味しいお米です。レストランの定食に出されるお米は全て、この「まぜひかり」。ぜひ食べてみてください。
「鶏ちゃん」とは?!
「鶏ちゃん定食 1,000円」や「「鶏ちゃん丼 600円」「単品 鶏ちゃん 800円」などにある【鶏ちゃん】とは、「とりちゃん」ではなく「けーちゃん」と呼ぶ、岐阜県の里山で古くから伝わる郷土料理です。
鶏肉を味噌や醤油ベースのタレなどに漬け込み、キャベツや玉ねぎ、季節の野菜と一緒に炒める料理で、白いご飯にも合うし、ビールのお供にもぴったり!
「レストランみず辺」では、馬瀬で50年以上、3代続いている鶏ちゃん製造専門の老舗メーカー 村山チキン さんの「カネトのケーちゃん」が使われています。
これぞ「手前味噌」!美味しい手作り味噌
今でこそ味噌はスーパーなどで簡単に買えるようになりましたが、昔は味噌は自分の家で作っていたもの。「うちで作った味噌が一番うまい!」という意味が転じて「手前味噌」という言葉が生まれましたが、馬瀬でも自家製味噌がとても美味しいんです。
レストラン自家製の味噌を使ったメニューが 「手作り味噌づくし定食 1,000円」 。あまごの味噌焼き、味噌小鉢、酢味噌和え、お味噌汁、漬物です。馬瀬ブランドのお米「まぜひかり」が進みます〜!
メニューは日々進化
今回の記事は2019年春の訪問記ですが、その時々によってメニューは少〜し変わります。
この日は ドリア という洋風メニューが!(その代わり? 以前あったラーメンなどの麺類が無くなっていました)「まぜひかり」をアレンジした「鶏ちゃんドリア」と「あまごドリア」です。写真は「鶏ちゃんドリア」。アツアツでハフハフ、お米の旨みがホワイトソースによく合います。