3年連続グラミー受賞、アカペラ・グループ史上初の2作連続全米1位、動画総再生52億回超えの記録を持つペンタトニックスが、今年2月に発売された通算2作目のオリジナル・アルバム『ラッキー・ワンズ』に、本日解禁となったLittle Glee Monster(以下:リトグリ)とのコラボレーション楽曲「ミッドナイト・イン・トーキョー feat. Little Glee Monster」等、新曲計7曲を追加したデラックス版『ラッキー・ワンズ・デラックス』(配信)を本日発売した。同アルバムの国内盤『ラッキー・ワンズ【ジャパン・デラックス・エディション】』(CD)は、9月15日(水)に発売される。
また、長引くコロナ禍によりLAと東京にて遠隔撮影され、ソニーが作る初の電気自動車“VISION-S Prototype”が登場し、ソニーPCLによる大型LEDディスプレイ、カメラトラッキングとリアルタイムエンジンを組み合わせた撮影手法“バーチャルプロダクション”技術を使い、最新テクノロジーを駆使した近未来的で豪華なミュージック・ビデオも本日公開された。
ペンタトニックス「ミッドナイト・イン・トーキョー feat. Little Glee Monster」MV
リード曲「ミッドナイト・イン・トーキョー feat. Little Glee Monster」は、昨年11月に発売されたリトグリ名義「Dear My Friend」に続く第二弾コラボ曲で、今作はペンタトニックス名義となる。これまで9回来日し日本好きを公言しているメンバーが<日本=東京>のことを想い制作した渾身の作品で、実際に訪れたことのある「渋谷」「原宿」などの地名を歌詞に取り入れている。彼らはこれまで「Perfumeメドレー」、Official髭男dism「Pretender」など、日本語カバーにチャレンジしてきたが、オリジナル曲で日本をテーマとし、日本語歌詞を取り入れ、日本人アーティストと共演することは、今回が初めてとなる。2014年のペンタトニックス初来日イベントでの共演以降、両アーティストは交流を深めてきたが、7年の時を経て、互いの名義曲へのコラボレーション参加が実現した。この楽曲についてメンバーのスコットは、「数年前から僕たちが温めていた曲で、いつ発表すればいいのかタイミングを見計っていたんだ。日本は僕たちが世界中で一番愛している国で、今回のアルバムを発表するにあたって、絶好の機会じゃないかと考えた。日本の素晴らしいアーティストとのコラボも実現させたくて、リトグリに依頼したら快く引き受けてくれたんだ。彼女たちの歌声が、この曲の魅力を格段に高めてくれている。やっとこの曲を発表できて、もう大興奮だよ。」と語っている。
また、楽曲と共に本日解禁されたミュージック・ビデオは、牧野惇氏(過去MV手掛けたアーティスト:YOASOBI、Mr.Children、YUKI等)が監督を務め、ペンタトニックスのミュージック・ビデオが日本人監督によって日本主導で制作されることは初の試みになった。ペンタトニックスはLAにて3Dスキャンとグリーンバックを使って、またLittle Glee Monsterは東京にて、ソニー初の電気自動車“VISION-S Prototype”に乗車し、ソニーPCLによる大型ディスプレイ、カメラトラッキングとリアルタイムエンジンを組み合わせた撮影手法“バーチャルプロダクション技術”を使って撮影された最新テクノロジーを駆使した内容となっている。また、“VISION-S Prototype”と“バーチャルプロダクション技術”がミュージック・ビデオの撮影に使われるのは今回が初めてとなる。楽曲タイトル通り、「真夜中の東京」が舞台となっており、“VISION-S Prototype”に乗り込み“360 Reality Audio (サンロクマル・リアリティオーディオ:ソニーが提案する、没入感のある立体的な音場を実現する新しい音楽体験)”を楽しむLittle Glee Monsterや、ポリゴン化したペンタトニックスが東京の街に降りたち、「LA」と「東京」で遠く離れた場所にいながらも、両アーティストが実際の距離を飛び越え作品内で最終的に対面を果たす、近未来的で見ごたえのある作品となっている。ミュージック・ビデオ撮影時の裏側として制作されたメイキング映像もLittle Glee Monsterの公式YouTubeチャンネルから本日公開され、最新テクノロジーの舞台裏を垣間見ることができ、充実した内容となっている。