柔道整復師/パーソナルトレーナーのヒラガコージです。今回は肩こりを簡単に改善できるインナーマッスルトレーニングをご紹介します!

肩こりの原因はインナーマッスルの弱化

肩こりを改善する簡単トレーニング、500mlペットボトルを準備しよう 写真はイメージです。

 肩関節は肩甲骨と腕の骨をつなげる関節です。この関節は浅い関節構造をしており、それをサポートするように4つのインナーマッスルが引き止める役割を担っています。これらのインナーマッスルの働きが鈍ると肩関節の固定力や安定状態が悪化して、首肩に諸問題を起こしてしまうのです。つまり肩関節周りのインナーマッスルの弱化が肩こりの原因の一端を担っているわけです。

肩のインナーマッスルは“止めて”使う

 肩関節周りのインナーマッスルを鍛えることが肩こりの原因の改善になりますが、ただ関節を動かす筋トレだけでは不十分です。元々肩関節を安定させるために筋肉に力を入れ続けるような使い方がデフォルトなため、持続的に力を入れた状態のトレーニングをすることが重要です。それではさっそく簡単なトレーニングをやってみましょう。

肩こり改善ペットボトル

①液体の入った500mlのペットボトルを準備します。

②手を床に突いて膝を伸ばしてバランスを取る、腕立て伏せのような姿勢をとります。

③右手で体を支えながら左でペットボトルを左右に移動させます。 右手で体を支えながら左でペットボトルを持つ ペットボトルを左右に移動させます

つらい肩こりにサヨナラ!簡単トレーニングであらよっと肩スッキリ
(画像=『女子SPA!』より引用)
つらい肩こりにサヨナラ!簡単トレーニングであらよっと肩スッキリ
(画像=『女子SPA!』より引用)

④これを10回続けたら、左右を入れ替えて同様の手順で繰り返します。

※左右3セットずつ/1日

 このトレーニングはペットボトルを左右に移動させている間に、体を抱えている腕のインナーマッスルを鍛えて、肩関節安定のために持続的な活躍を促すものです。終盤で肩が重だるく疲れてくるかもしれませんが、それこそが運動の効果なので、この感覚がでるまで続けてみてくださいね。1セット10回ですが、体力的に余裕があれば無理のない範囲で回数を増やしてもOKです。

<文/ヒラガコージ> ヒラガコージ 柔道整復師/パーソナルトレーナー。スポーツクラブでインストラクターとして指導をし、現在は医療国家資格である柔道整復師の知識を生かした身体機能の改善からダイエットまで幅広いクライアントを担当するフリーランスのパーソナルトレーナーとして活動中。Twitter:@fifth_petal

提供・女子SPA!



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