4.高知県立坂本龍馬記念館
銅像の立つ桂浜公園の一角にある記念館。
入口では、これまた坂本龍馬像がお出迎え。こちらの龍馬とは握手ができちゃいます。しっかりと固い握手を交わす姿をぜひ記念撮影してください。
記念館には、直筆の手紙をはじめとする多くの書簡資料が展示されています。なお、2017年4月から約1年間、既存館リニューアル・新館建設工事および開館準備のため、全面休館となりますのでご注意ください。
2階からは太平洋が一望。美しい景色を楽しむこともできます。
鎖国時代唯一の海外窓口 長崎県
江戸時代、鎖国中の日本で唯一世界へと開かれていた長崎。この地に坂本龍馬が初めて訪れたのは、1864年のことです。龍馬は、ここで結成された亀山社中を足掛かりに活動を広げていきました。
1.亀山社中記念館
日本初の商社と言われている亀山社中。その遺構とされる場所に、幕末当時のまま復元された記念館です。この社中で最初に行った商売が、当時海外との取引を禁じられていた長州藩に、薩摩藩名義で武器を購入することでした。
中は一部を除いて撮影可能です。有名な坂本龍馬の写真と同じように、台座にもたれて記念撮影することもできます。室内は10畳、8畳、3畳、プラス縁側という決して広くはない間取り。この場所で膝を付き合わせ、語り合っていた社中のメンバーの熱が伝わってきます。
2.龍馬のぶーつ像
新しいもの好きの龍馬が愛用していたブーツを模して造られたブロンズブーツ。亀山社中創設130年を記念して、1995年に設置されました。靴のまま履くことができます。
3.風頭(かざがしら)公園
高知では、桂浜から太平洋の海を見つめていた坂本龍馬。この風頭公園に立つ坂本竜馬像は、サイズは4.8mと少々小ぶりですが、変わらぬ強いまなざしで長崎市内の町並を見つめています。
4.旧グラバー住宅
英国人実業家トーマス・ブレーク・グラバーによって、1863年に建てられた日本最古の木造西洋風建築。2015年には「明治日本の産業革命遺産」の一つとして世界遺産にも登録されました。このトーマスが経営する「グラバー商会」は、坂本龍馬の亀山社中に武器を用立てていたのです。
グラバーの妻・ツルが使っていた部屋の廊下の天井には、隠し部屋が!当時討幕派の志士たちがこの場所で密談をしていたのでは!?とも言われています。もしかすると、龍馬もこの場所で密かに話し合いをしていたのかもしれません。
幕末争乱の舞台 京都
幕末期、討幕派と幕府派の間で数々の事件が起こった京都。坂本龍馬にとっても例外ではありませんでした。伏見の寺田屋では、襲撃されながらも一命を取り留めますが、その翌年に近江屋で暗殺。新しい日本を願いながらも、見ること叶わずその短い生涯に幕を閉じることとなりました。
1.円山公園
祇園・八坂神社の奥にある円山公園には、坂本龍馬の盟友であり、共に暗殺された中岡慎太郎の銅像があります。円山公園は、枝垂れ桜でも有名な桜の名所。春には花見客で賑わいます。
2.京都霊山護国神社
幕末期に倒れた志士たちを祀るため、明治元年に創設された神社。境内には、多くの志士たちの墓碑が並びます。
坂本龍馬の墓石。銅像と同様に、墓石も中岡慎太郎と寄り添っています。今も多くの龍馬ファンが墓参りに訪れる場所です。