内臓脂肪を落とす食事のポイント
ここからは、内臓脂肪を落とすための食事のポイントについて紹介します。
最適な食事メニューは生活習慣や体質によって個人差があるため、具体的な食事メニューについては触れず、食事の際に気を付けるべきポイントに絞って紹介します。
食生活は急激に変えるとストレスになるので、3日に1回だけ変えてみるなど、少しずつ見直していきましょう。
・内臓脂肪を落とす食事のポイント
- 低脂質高タンパク質の食事にする
- ビタミンB群を多く摂る
- 食用油をMCTオイルに変える
- 30分以上かけてゆっくり食べる
- 運動に合わせて効率よく内臓脂肪を落とすサプリを活用する
1.低脂質高タンパク質の食事にする
内臓脂肪の大きな原因は食事に含まれる脂質。
内臓脂肪を減らすためには、脂質を抑えた食事にするのが基本です。
また、脂質を抑えた上で高タンパク質の食事にしましょう。
タンパク質は筋肉を大きくするのに欠かせない栄養素で、筋トレの効果を高めてくれます。
とくに、脂質を抑えようとして肉類を控えると、タンパク質も減らしてしまいがちなので気を付けてください。
低脂質高タンパク質の食材
- 鶏のささみ
- 納豆
- 水煮タイプのツナ缶
2.ビタミンB群を多く摂る
ビタミンB群は、糖質をエネルギーに変える働きがあり、積極的に摂取することでエネルギー代謝を促進してくれます。
エネルギーとして使われなかった糖質は内臓脂肪に変わるため、ビタミンB群を摂取することで脂肪の蓄積を抑えるようにしましょう。
ビタミンB群が多く含まれている食材
- 赤身の魚やヒレ肉などの脂が少ない肉類
- 玄米、枝豆、豆腐、ナッツなどの豆類
- ほうれん草などの緑黄色野菜
3.食用油をMCTオイルに変える
MCTオイルとはココナッツなどから精製される食用油で、中鎖脂肪酸のこと。
サラダ油やオリーブオイルなどは長鎖脂肪酸に分類されます。
中鎖脂肪酸と長鎖脂肪酸の大きな違いは、体内で代謝される仕組み。
長鎖脂肪酸は体内にエネルギー源として貯蔵されるのに対し、中鎖脂肪酸はすぐにエネルギーとして使用されます。
食事に使用する油をMCTオイルに変えることで、脂肪がつきにくくなりますよ。
4.30分以上かけてゆっくり食べる
ゆっくり時間をかけて食べることで、少ない食事でも満腹感を感じるようになり、食事の絶対量を減らすことができます。
脳の満腹中枢が刺激されて満腹感を感じるようになるのは、食べ始めてから20分経過後。
逆に早食いだと、満腹感を感じるまでに食事を多く食べてしまうので、食事の量が増えてしまいます。
早食いの人の方が内臓脂肪がつきやすくなってしまうので、ゆっくりよく噛んで食事をしましょう。
5.運動に合わせて効率よく内臓脂肪を落とすサプリを活用する
運動を行いながらサプリも活用することで、内臓脂肪を落とす効率を高めることが可能です。
内臓脂肪に効果的な成分については日々研究が進んでおり、脂肪を落とす効果が実証されたサプリも登場してきています。
内臓脂肪を落とすダイエットに関するQ&A
最後に、内臓脂肪を落とすダイエットに関する疑問にお答えします。
内臓脂肪を落とすダイエットに関するQ&A
Q1:皮下脂肪と内臓脂肪は何が違いますか? Q2:サプリだけで内臓脂肪は落ちますか? Q3:トレーニングを継続するコツを教えてください
Q1:皮下脂肪と内臓脂肪は何が違いますか?
A:皮下脂肪は良性脂肪、内臓脂肪は悪性脂肪に分類される違いがあります。
皮下脂肪と内臓脂肪の違いをまとめると下記の通り。
皮下脂肪は、食べ物が無くなった時にエネルギーとして使うために蓄えられる脂肪です。
もちろん、体重が増えることで膝や腰への負担が増えますが、皮下脂肪は脂肪が直接的に健康に悪影響を与えることはないため良性脂肪になります。
一方、内臓脂肪は内臓の内側に溜まってしまう脂肪で、蓄積すると臓器を圧迫したり、高血圧や高血糖など生活習慣病につながる悪性脂肪です。
しかし、皮下脂肪と違って人体が必要とする脂肪ではなく、内臓脂肪の方が落ちやすいため、運動を習慣化することで必ず落とすことができますよ。
Q2:サプリだけで内臓脂肪は落ちますか?
A:飲んだだけで痩せるサプリは存在しません。
サプリは栄養を補給するための食品です。
サプリによって人体に大きな変化を起こすことはできません。
「飲めば痩せる」とアピールしているサプリも、運動中の脂肪燃焼を助けるなど、運動をすることで効果を発揮するものがほとんど。
“飲むだけ”で痩せると誤解しないようにしましょう。
Q3:トレーニングを継続するコツを教えてください
A:人間は本能的に筋トレを避けるため、続かないのが当たり前です。続けるための工夫をしましょう。
人間の体は、食べ物が手に入らない環境で少しでも生き続けられるように、体にエネルギー源(脂肪)を蓄えるシステムがあります。
つまり、脂肪を減らすような筋トレは、本能的に避けるようになっているんです。
そのため、筋トレを習慣化するために、
- 小さな目標を決める
- 友達と一緒に頑張る
- SNSで宣言する
- パーソナルジムなどで強制的にトレーニングする
- などの工夫をしましょう。
まとめ:筋トレと有酸素運動を組み合わせて内臓脂肪を落とそう!
内臓脂肪を減らす筋トレ&有酸素運動のやり方を紹介しました。
内臓脂肪を減らすためには、「継続が全て」です。
運動が苦手な方は、紹介した動画のメニューを3日に1回のペース行うだけでもいいので、少しずつ運動習慣を付けましょう!
提供・uFit
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