8.大宮花の丘農林公苑
約10.9haの敷地のうち約3.3hを占めるお花畑では、四季折々の花が季節ごとに花をさかせます。春には色とりどりのチューリップと桜のコラボレーション、6月中旬〜10月上旬にかけて(※)は、約33,000株が栽培されている真っ赤なサルビアが一面に咲く様子を鑑賞できます。(※8月のお盆明け頃に剪定作業が行われるため、花を見られない時期が一部あります)
また9月下旬頃からはコスモスも見頃を迎え、真っ赤なサルビアと可愛いピンク色をしたコスモスの競演が楽しめます。
9.雷電廿六木橋
秩父にあるループ橋で、345mの大滝大橋と270mの廿六木大橋をあわせて「雷電廿六木橋(らいでんとどろきばし)」と言います。山の上にある奥秩父もみじ湖と下流側の高低差およそ120mを、巨大なループを描いて登っていきます。デザインの美しさが評価され、グッドデザイン賞をはじめ、数々の賞を受賞。
橋の中腹には「廿六木望郷広場」という展望スペース、そして橋の上にも駐車スペースがあるので、ぜひ車から降りて、その世にも珍しいループ橋の様子を写真に収めたいですね。またすぐそばにある「滝沢ダム」の堰の上からは、「雷電廿六木橋」の全景を眺めることができます。
10.トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園
飯能市にある、フィンランドの童話「ムーミン」の世界をイメージして設計された公園。ムーミンそのものが園内にいるわけではありませんが、不思議なキノコの形をした建物「ムーミン屋敷」や、スナフキンが釣りをしていそうな「水浴び小屋」など、ムーミンの世界観が詰まっています。子どもはもちろん、大人も童心に帰ってゆったりとした時間を過ごせます。
11.幸手権現堂堤
権現堂堤は桜の名所としてよく知られており、春には1kmにわたって約1,000本のソメイヨシノが綺麗なピンク色の花を咲かせます。同時期に隣には菜の花が元気に咲き、ピンク色の桜と黄色の菜の花のコラボレーションが見事です。
6月になると今度はあじさいが鮮やかな花を咲かせ、そして9月中旬〜10月上旬にかけては曼珠沙華の出番です。約300万本の曼珠沙華が土手一面に咲き誇こり、真っ赤なじゅうたんを敷いたような感動の景色が広がります。
12.首都圏外郭放水路
春日部市にある首都圏外郭放水路は、中川・綾瀬川の浸水被害を防ぐ目的で作られた地下トンネル形式の排水施設。低地のため慢性的な浸水地域であった埼玉県東部地域でしたが、毎秒50㎥を排水する強力なポンプが4台設置された地下放水路の稼動により、台風などの浸水被害が減少しました。
そのような役割を担う一方で、「地下神殿」とも称される重さ約500tの柱が立ち並ぶ調圧水槽などは、アーティストのPV撮影などにも使用され、その空間自体も注目を集めています。調圧水槽やポンプ室などは、3種類ある見学コースに事前に申し込むことで、一般の人でも見学が可能(施設稼働時はコースの一部が変更)。施設の役割を学びつつ、日本の土木技術のレベルの高さも実感できます。
13.サイボクハム
サイボク本店は、牧場直送のお肉が買えるミートショップを中心とした複合施設です。敷地内にはカフェテリアやレストラン、バーベキューコーナーもあり、美味しいサイボクハム製品を頂くこともできます。
お肉以外には、パンや野菜、お米、お茶などを扱う店舗も。驚きは、本格的な温泉施設も揃っていること!高濃度炭酸泉が有名で、わざわざ遠くから入浴に来るファンも多いそうです。そのほか子供が遊べるアスレチックや、かわいい子ぶたに会える施設もあり、家族みんなで楽しめます。
14.美の山公園
秩父市と皆野町にまたがる、高581.5mの蓑山山頂に広がる公園。”日本の夜景百選”にも選ばれた夜景スポットであり、また条件がそろうと雲海も発生し、その光景は息をのむほどの絶景です。春には桜やつつじが咲き誇り、初夏には4,500株ほどの色とりどりのアジサイが斜面一体を鮮やかに彩ります。
15.丸神の滝
埼玉県内で唯一「日本の滝百選」に選ばれている滝。”秩父三階の滝”とも呼ばれ、3段になって滝が流れ落ちます。その落差は76m、一段目が12m、二段目が14m、三段目が50m。間近で見ることができるのは三段目のみですが、それでもなかなかの迫力です。
奥秩父の深い山の中に位置していますが、森の中に整備されたハイキング道をおよそ20分ほど散策すれば、気軽に見に行ける滝です。見応えあるにもかかわらず、それほど知られておらずゆっくりと楽しめるのが魅力的。
16.羽生パーキングエリア 上り
東北自動車道の上り線にある羽生パーキング「鬼平江戸処」は、池波正太郎氏の小説『鬼平犯科帳』とコラボし“江戸”をテーマに造られている施設。精巧に再現された江戸の町並みを歩けば、ここが高速上のPAとは思えない気分になります。外観はもちろん、店内も江戸情緒漂う中、買い物やお食事が楽しめます。
鬼平が贔屓(ひいき)にした蕎麦屋や、物語で重要な舞台となる軍鶏鍋屋(しゃもなべや)などが軒を連ね、物語さながらのメニューも楽しめるので、鬼平ファンはもちろん、ファンならずとも十分に楽しめるサービスエリアです。敷地内では、週末になると大道芸や夕市などの催しが開かれる日もあります。また、高速を利用せずに一般道からの入店も可能です。
17.黒山三滝
新日本観光百選に選ばれた景勝地であり、埼玉県クールスポット100選にも選ばれた「黒山三滝」。越辺川(おっぺがわ)の支流、三滝川に流れ落ちる12mの男滝(おだき)と5mの女滝(めだき)、20mの天狗滝(てんぐたき)の3つの滝からなります。
お土産屋さんなどもあり観光地化されているものの、訪れる人は多くないため、ゆっくりと自然を満喫できます。ちょっとしたハイキングにもおすすめなので、ぜひ歩きやすい服装でおでかけください。