出先でマスクのゴムが切れて困っていると
「私は、毎朝そこそこ混雑している電車で通勤しているのですが、先日その電車内でマスクのゴムが切れてしまって」
その時、たまたま替えのマスクを持っておらず右手でマスクを口に押しつけた状態で固まるT子さん(32歳・派遣社員)。
「私だったら、混雑している電車内で隣にマスクをしていない人が居たら嫌なので。周りの人を不安な気持ちにさせたくないじゃないですか」
すると、隣に立っていた30代ぐらいの女性が個包装されたマスクをスッと差し出してくれたそう。
「とても嬉しかったですね。コロナ禍でギスギスした世の中なのに、こんな優しい人が居るんだ?と温かい気持ちになりました」
マスクをくれた女性とは会釈を交わすように
マスクを受け取り、小声でお礼を言うと、その女性は次の駅で降りて行きました。
「それ以来、私も個包装のマスクをいくつか必ず持ち歩くようになりました。マスクが壊れて困っている人が居たらあげたいなと思いまして」
今でもマスクをくれた女性と、たまに電車内で一緒になり会釈を交わすそうです。
<文&イラスト/鈴木詩子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 鈴木詩子 漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
提供・女子SPA!
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