9.ぎおん徳屋の「ほんわらびもち」
祇園南の花見小路通りにある、雑誌でも紹介される行列必至の甘味処「ぎおん徳屋」。名物は、国産の本わらび粉と和三盆糖で作られた「徳屋のほんわらびもち」です。ダントツの美味しさと柔らかさで、こんなわらび餅があるのかと驚かされます。
おみやもありますが、賞味期限は当日限りで、前日までに電話での予約となるそうです。地方発送はされていないので、京都に行かれる際は、ぜひとも食べたい一品です。
10.貴船荘の「川床(かわどこ)料理」
貴船神社の本宮から歩いてすぐのところにある「貴船荘(きぶねそう)」。夏(5月~9月)の間は、川面の上に作られた川床でいただく「川床料理」を堪能できます。
提供されるお料理は会席料理が中心。鱧(はも)や鮎など旬の食材を使った日本料理や、ステーキなどお肉中心の洋風会席、少し手頃な松花堂弁当などのメニューが揃っています。
11.中村藤吉の「生茶ゼリィ」
1854年創業の「中村藤吉(なかむらとうきち)」は、宇治に本店をもつ全国的に有名な老舗お茶屋さんです。特に人気のメニューが「生茶ゼリィ」。ぷるぷるの食感と濃厚な抹茶の風味を味わえ、ゼリーの常識が覆されるような美味しさです。また、トッピングされる抹茶アイスも濃厚で、まさに抹茶好きのための、抹茶尽くしの大満足スイーツです。
12.鍵善良房の「くずきり」
享保年間創業の「鍵善良房(かぎぜんよしふさ)」。大きな暖簾が目印の甘味処で、店内は手前がお土産用の甘味を販売するスペース、奥が喫茶スペースになっており、居心地の良い広い空間で、ゆっくりと京都らしい甘味をいただけます。
鍵善良房の名物といえば「くずきり」。吉野本葛粉と水で作ったツルツルのくずきりに、沖縄の波照間産の黒糖を使った黒蜜をかけていただきます。くずきり以外に、わらびもちやグリンティーなどの和スイーツやドリンクも。
13.麺屋 裕の「蟹塩そば」
ミシュランに取り上げられた行列のできるラーメン店で、昼間に数時間だけオープンする「麺屋 裕」。そんな人気店の名物は、蟹の出汁が味わい深い「蟹塩そば」です。豚や鶏、鴨のチャーシュー、炙りメンマ、煮卵などが盛られた数量限定の「特製裕盛り」をあわせて注文すれば、お得に、そしてボリューミーにいただくことができます。
14.かざりやの「あぶり餅」
今宮神社の参道には名物「あぶり餅」のお店が2軒あり、そのひとつが1637年創業の老舗「かざりや」です。「あぶり餅」とは、きな粉をまぶした一口大お餅を竹串に刺し、炭火で炙ったあとに甘めの白味噌だれをかけたもの。
一人前で10本以上がお皿に盛られており、お餅も一口サイズで食べやすいです。竹串は今宮神社に奉納された斎串を使っており、厄除けのご利益のある門前菓子として伝わっています。
15.新福菜館 本店の「中華そば」と「ヤキメシ」
JR京都駅から徒歩約5分の所にある「新福菜館 本店」は行列の絶えない人気店です。この後紹介する「本家 第一旭 たかばし本店」と隣同士に並んで営業されていますが、こちらのほうが広く2階もありますので、行列ができていても比較的早く順番が回ってきます。
多くの人が驚くそのラーメン(中華そば)は、真っ黒!麺まで黒っぽくなっていますが、その見た目とは裏腹に味は濃くなく、程よい味わい。チャーシューは脂身とのバランスが良く、しっとりしています。そしてラーメンと一緒にぜひ注文してもらいたいのが「ヤキメシ」。ラーメンと同じく色が黒いのですが、クセになる美味しさです。
16.本家 第一旭 たかばし本店の「ラーメン」
先に紹介した「新福菜館 本店」と同じく、「本家 第一旭 たかばし本店」も行列の絶えない人気ラーメン店です。見た目は透明感のある醤油ラーメンで、豚骨のコクも感じられます。やわらかめでモチッとした麺が美味しく、トッピングのチャーシューもたっぷり!そして九条ネギの食感と甘味がラーメンの完成度をアップさせます。
ラーメンは無料でもやしと九条ネギを大盛りにしてもらうこともできます。またチャーシューも赤身かバラをリクエストできますよ。そしてラーメンとぜひ一緒に注文してもらいたいのが「餃子」。パリッと薄皮で良い焼き目がついた餃子は、見た目も味も大満足です。