アウームの「手織り寿司」や喫茶ソワレの「ゼリーポンチ」、京極かねよの「きんし丼」にぎおん徳屋の「ほんわらびもち」、都路里の「パフェ」など、定番ご当地グルメから新名物まで、京都で食べたい名物グルメ&スイーツをご紹介します。
1.アウームの「手織り寿司」
様々なメディアで紹介され、SNSでも話題のお洒落な手織り寿司屋さん「アウーム」。ちなみに手織り寿司とは「手巻き寿司」のことです。その日の仕入れ具合や季節によって変わる京都のおばんざいが、キャンバスのようにお皿に盛りつけられておりとっても華やか。
ひとつひとつの食材については、店員さんが丁寧に説明してくれます。好きな具を好きなように巻いて食べることができますが、海苔を先に食べきってしまい酢飯と具材が余ってしまったら、具材と酢飯を混ぜてちらし寿司としていただきましょう。
2.喫茶ソワレの「ゼリーポンチ」
地元で知らない人はいないというほど有名な、京都の老舗「喫茶ソワレ」。昭和23年(1948年)の創業当時から変わらない、青い光を基調としたライトで照らされた店内は、外の喧騒とはかけ離れた幻想的な雰囲気です。
また美人画の巨匠・東郷青児氏ゆかりの店でもあり、コースターや店舗の看板、ショーケース内に飾られているマグカップなど、店内のいたるところに東郷氏が手がけた調度品の数々を見つけることが出来ます。
そんな喫茶ソワレの看板メニューは、なんと言ってもレトロでインスタ映え抜群の「ゼリーポンチ」!ほのかな甘みのある、どこか懐かしい味のソーダの中に、イエローやグリーン、パープルなど、色とりどりのキューブ型ゼリーが浮かびます。店内の青白いライトに照らされてキラキラと輝く様子は、まるで宝石のような美しさです。
3.いもぼう 平野家本家の京料理「いもぼう」
文豪・吉川英治に「百年を伝えし味には百年の味あり」と言わしめ、ノーベル賞作家・川端康成が「美味延年」と記し、推理小説作家・松本清張の小説の舞台としても登場する「平野屋本家」。こちらでは、京料理のひとつ「いもぼう」がいただけます。
「いもぼう」とは、祇園円山の地で栽培された海老芋と、宮中への献上品であった「棒鱈(ぼうだら)」を炊き合わせて作られたもの。熱々ホクホクの海老芋と、骨まで柔らかく炊き上げられた棒鱈は、一度食べたら忘れられない味です。
4.茶寮都路里の「都路里パフェ」
京都市内に3つの店舗を構える宇治茶の専門茶寮・都路里の人気メニューといえばパフェ。通常メニュー8種に加え、月替わりや店舗限定メニューなど、豊富なラインナップが揃っています。
中でも定番の「都路里パフェ」は、下から、寒天・抹茶みつ・バニラアイス・ほうじ茶ゼリー・抹茶アイス・小豆・栗の甘露煮・抹茶ホイップがトッピングされており、お茶本来の味を堪能できるメニューです。
5.茶寮都路里 祇園本店の「オーダーメイドパフェ」
茶寮都路里の祇園本店のみで注文できるのが、本店限定の「オーダーメイドパフェ」。アイスクリームやクリームはもちろん、ゼリー、シロップまでを自分好みに選べるパフェで、なんと8万8,200通りの組合せがあるのだそう。本店は行列が絶えない人気店ですが、並ぶ価値はありますよ!
6.出町ふたばの「名代豆餅」
明治32年(1899年)に創業した和菓子屋さん、出町ふたばの「名代豆餅」。テレビ番組で紹介されることも多く、店頭にはいつも長い行列ができています。お目当は「名代豆餅」。やわらかいお餅の塩加減に、甘すぎない赤あずきのこしあん、そして大きな赤えんどう豆の食感が楽しい一品です。
7.京極かねよの「きんし丼」
京都の三条と四条に「新京極」という京都で最も古い商店街通りがあります。その新京極からほど近い場所にあるのが「京極かねよ」。「京都でうなぎといえばここ」と言われるほどのうなぎの名店です。
こちらでぜひオススメしたいのがきんし丼!いわゆるうな重の上に卵焼きが乗せられた、京極かねよの看板メニューです。蓋を開けると器からはみ出さんばかりの錦糸卵が目に入り、その卵を割るとあつあつのうなぎが顔を出します。卵とうなぎのコンビネーションがたまらない贅沢な逸品です。
ちなみに京極かねよのランチは平日11時〜14時のみ。土日祝日と祇園祭、年末年始、お盆期間、土用の丑の日はランチがお休みになりますので、ご注意ください。
8.SIZUYAPANの「あんパン」
京都の老舗パン屋さん「志津屋」が展開する、あんぱん専門店「SIZUYAPAN」のあんパンが近年人気を集めています。その理由は、圧倒的にスタイリッシュなパッケージ!そして餡がギッシリと詰まった、小ぶりのあんパンの可愛らしさ。通常の餡と期間限定の餡があり、約10種類ある中から気になる味を選ぶことができます。