毎日、日々の業務やイレギュラー対応など、仕事を中心にあらゆる物事に追われるように一日が過ぎていくと感じることはありませんか?忙しない日々の原因は、身近な便利ツールにあるのかも。今回は忙しい人ほど実践すべきデジタルデトックスについてご紹介いたします。
♯ デジタルデトックスってなに?
デジタルデトックスとは、インターネット機能のあるデバイスを一定期間遮断させる習慣のこと。仕事で使用するPCはもちろん、日常で必要不可欠な携帯電話を持ち歩かない期間を作ることで半ば強制的にオンライン世界から離れ、日々の日常を大切にしようという働きが少しずつ支持されています。
私たちにとって今や必要不可欠なインターネット。ネットの普及によって世界各国の隔たりを感じずに様々な情報や交流が盛んになり、ときにSNSを通じて自身の人生まで変えるほどの大きなきっかけを与えるツールへと成長しました。でも、そのいっぽうで24時間、いつでも、誰かと繋がれるというメリットは、私たちの私生活がいつも誰かに見られているような感覚にもなります。これが私たちが「何かわからないけど忙しい」と感じる大きな要因となっていることに、意外と気づかない方も多いのです。
♯SNSで私生活のスケジュールが丸見え
もっとも身近なSNSツール。これは、公私ともに私たちの生活が透けて見える原因になっています。例えばLINEの既読機能。既読をつけたらすぐ返信をしなくちゃ相手に失礼という暗黙のルールに縛られて、ときどきLINEが煩わしく感じることはありませんか?
私の友人は職場内でのLINEグループがあり、休日ですら職場からくるLINEに飛びついては即返信するという日常を何年も送っていました。グループメンバーには社長もいるから、すぐにチェック入れて返信しなくちゃいけないとLINE通知を怖がっているようにも見えました。
♯気づけばネットサーフィンで時間が経っていた
私たちの生活に当たり前のようにスマホがあり、暇つぶしの一環でダラダラとスマホを触る習慣があります。これが気づかない間に自分の時間を大きく割いてしまっています。私自身も、ちょっとネットニュースやインスタをチェックしようと思っていただけなのに平気で2時間以上、無益な時間を過ごしていたという経験は恥ずかしながら何度もあります。
ネット検索そのものも、関連記事へ誘導させるようWEBデザインに工夫が施されているので、私たちが無意識にネットにかじりつく時間がどうしても増えてしまうのは仕方のないことなのかもしれません。