躍進のきっかけになった、UAとの出会い
――7年経って、ようやく仕事が入るようになってきたきっかけは?
亘「カメラマンのMOTOKOさんの紹介で、ミュージシャンのUAと出会ったのが大きいですね。『悲しみジョニー』のアルバムを出した頃です。そうすると世の中に名前が知られていくので、だんだんと音楽関係の仕事が増えていきました」
――UAさんの2枚目のアルバム『アメトラ』はどういうイメージでスタイリングされたんですか?
亘「『アメトラ』というタイトルなので、後ろに虎を置いて、舞台の中から出てくるバレエダンサーをイメージしました。美女と野獣みたいな」
年齢を重ねるにつれ仕事の質も幅も変化
――そこからだんだん雑誌のお仕事も増えていって。
年齢を重ねるにつれ仕事の質も幅も変化 2021年春にはつぐみさんがディレクションするボディウェアブランド「TW」がデビュー。
亘「はい。他にもミュージシャン、タレント、ファションブランドのアドバイザー、グラビア…少しずつステップアップしていきました。40~50歳は徐々に仕事が増えて、少しずつ認知されて。ファッションショーをやったり、一生懸命がむしゃらに働いて、いろいろと経験しました。50~60歳は活躍できる場でフル活動して、さらに確立させていく感じ。忙しかったけれど、仕事の質も内容も広がっていきました」
手首のタトゥーにこめられた意味
――つぐみさんのタトゥーについても伺いたいです。
腕のタトゥーにこめられた意味 エジプトの太陽神であるスカラベをモチーフにしたタトゥー。(写真/山川修一)
亘「手首は40歳になった時に、エジプト人の女性に入れてもらったんです。スカラベという、エジプトで太陽神と言われている守り神のひとつなんですが、黄金虫なんですよ。〈Cartier(カルティエ)〉などで、このモチーフのジュエリーを見かけたりしますね。来世に魂を運ぶとか、再生するといった意味があるらしくて、あなたにぴったりと言われて。本当はイーグルを入れたかったけど、意味を聞いて素敵だと思って入れました。これもファッションのひとつですね」
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<取材・文/松本昇子> 亘つぐみ 東京生まれ。スタイリスト。「VOGUE」「ELLE」「HERS」etc…の雑誌、写真集、広告やCM、映画・ドラマ、ビジュアル制作・ディレクション、ファッションショー、ブランドプロデュースなど、その活動分野は多岐にわたる。著書『女らしさはけせない』では女性らしく輝き続ける方法を伝授。2021年春には自身がディレクションするボディウェアブランド「TW」がデビュー。Instagram:@tsugumiw、YouTube:Tsugumi W
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