「求人サイトは沢山あるけど、一体どれを使えばいいの？」
こんな悩みは多いでしょう。
そこで今回は、自分に合った求人サイトを見つけるための4つのポイントをご紹介します。
ポイントは…
・全国版求人サイト vs 地域版求人サイト を比較しよう！
・業種、職種専門サイト の比較をしよう！
・特定ターゲット求人サイト の比較をしよう！
・求人サイトで検索するときに気を付けるポイントは？
それぞれ詳しくご紹介していきます！
気になったサイトがあったら、チェックしてみてくださいね！
全国版求人サイト VS 地域版求人サイト
まず初めに、求人サイトには「全国版」と「地域版」があることを押さえておきましょう。
・日本全国を網羅している「全国版」
・関東版、東京版など、地域を限定している「地域版」
「たくさん求人が載ってるサイトのほうが、選択肢が多くていいんじゃない？」と思いませんか？
実は、自分が通勤できる範囲に限ってお仕事を探してみると、意外と地域限定サイトのほうが求人数が多いこともあるんですよ。
たとえば。全国版と地域版の求人サイトを実際に比較してみましょう！パート探しをする際はどちらが見やすいかな…と思いながら見てみてください。
•全国版の求人サイト
まずは全国版の求人サイトから見てみましょう。全国版のサイトはこんな人におすすめです。
◆こんな人にオススメ！
・たくさんの求人を見たい人
・やりたい仕事を絞り切れていない人
・県境に住んでいたり、県をまたぐ電車の沿線上に住んでいる人
全国版は、とにかく掲載されている求人件数が多く、職種も多岐にわたるのが特徴！
たとえば、国内最大級の『タウンワーク』は、常時60万件以上の情報量があります。全国的に人気のパートや、平均時給、季節によって求人が増える職種など、傾向を知りたいときに便利です。
また、多くの求人の中から特徴ごとにまとまったた特集ページも充実しています。
→おすすめな全国版求人サイト＜br＞ 「タウンワーク」など
•地域版の求人サイト
次に、地域版のサイトについてご紹介します。
地域版のサイトとは、「関東版」「東京版」など地域が分かれているサイト。こんな人におすすめです。
◆こんな人にオススメ！
・家の近くで働きたい、など通勤圏が決まっている人
・掘り出し物の求人を探している人
・仕事内容ややりがいよりも、まずは就業条件で選びたい人
大手求人サイトの『マイナビパート』や『an』にも地域版がありますよ。
その地域にしかない求人会社が運営しているサイトでは、より身近な、掘り出し物の情報に出会えることもあります！
求人広告にお金をかけないために地域を絞って掲載している会社や、近所に住んでいる人に来てほしい会社、掲載期間が短い求人があるからです。
地域版では、通勤時間が検討しやすく、家から通いやすいパートを見つけやすいメリットがあります。
→おすすめな地域版求人サイト
「マイナビパート関東版」 「an東京版」 「ユメックス」など
業種・職種専門サイトvs 総合求人サイト
では、次に、業種・職種専門サイトと総合求人サイトを比較していきましょう。
「業種・職種専門サイト」とは、特定の業界や業種に特化したお仕事だけを掲載しているサイトです。
「総合求人サイト」は、様々な業界・業種のお仕事の求人を掲載しています。それぞれメリット・デメリットを比べてみましょう！どんな違いがあるでしょうか？
•業種・職種専門サイトのメリット
・職種に特化した検索条件が使える
・関係ない情報を見ないですむ
・仕事内容を詳細に知ることができる
業種・職種専門サイトは、お仕事探しが効率的に行えることが特徴です。
やりたいお仕事が決まっていれば、総合求人サイトよりも短時間で、希望に近い求人の検索ができます。
例えば「保育に関わる仕事がしたい！」と思っていたら、保育関係の仕事がずらっと並んでいるサイトのほうが比較検討しやすいですよね。
また、やりたいお仕事が決まっていないから自分には合わないかな…という人にも意外なメリットが。
その職種にはどういう仕事があるか？や、時給の相場、どんな資格やスキルを求められる仕事があるか？など、お仕事の詳細を知ることができるのです。
ちょっと興味があるからどんな仕事内容・条件で働けるか調べてみよう！と思ったらぜひチェックしてみてください。
ただし、デメリットもいくつかあります。
•業種・職種専門サイトのデメリット
・掲載件数が少ないことによる情報の取りこぼしがある
・総合求人サイトに比べ、更新が遅い傾向がある
情報量と更新スピードは、総合サイトに比べてやや劣る場合があります。
そのため、就職先を急ぎで決めたい！という人には向かないかもしれません。
→おすすめの業種・職種専門サイト
「グルメdeバイト」・・・飲食業に特化 「とらばーゆ」・・・女性向けのオフィスワーク 「はたらいく」・・・営業や配送など
だれでもOKのサイト VS 特定の人向けサイト
ここまででご紹介してきたサイトは、老若男女どなたでもお仕事が探せるサイトです。
最近人気が集まっているのは、特定の人向けの求人サイト。
シニア向けのお仕事がたくさん掲載されていたり、高所得者向けの転職先求人が掲載されていたり、子育て中のママ向けの求人がたくさん掲載されていたり……利用者の希望・就業条件によって検索できる「特定の人向け求人サイト」です！
それぞれおすすめサイトを比較してみましょう。
•特定ターゲット向け求人サイト
主婦（主夫）向け求人サイト「しゅふＪＯＢ」
主婦（主夫）や、子育て中のママが働きやすい条件のお仕事が多く掲載されています。
・幼稚園ママにも嬉しい午前中だけ働ける時短パート
・扶養枠内で働きたい主婦向けの週2～4日からできる仕事
などが掲載されています。
また、子どもの発熱や、介護の付き添いなど、主婦には急にお休みを相談しなくてはならない時もありますよね。
”お休み相談ができますよ”としている会社の求人だけを検索することができる機能や、
30代、40代、50代、60代…など、同年代の人や先輩が活躍している職場を検索することができる機能もあります。
子どもと一緒に面接ができる職場や、残業なし／少なめの職場など、他のサイトにはあまりない検索がしやすいところが特徴です。
女性や主婦を採用したい企業が求人を掲載していることが多いので、「本当は学生を募集していた」「子どもの休みがあると困る」と言われてしまうガッカリ感が少ないのも魅力ではないでしょうか。
シニア向け求人サイト「グラン・ジョブ」
60歳以上から始められる、パートの求人情報を見ることができます。
50代をこえると、仕事探しはますます難しくなってきます。
人生100年時代や定年延長などが話題に上る時勢ですが、まだまだシニア採用の風当たりは強い状況。
シニアでも無理なく始められる短時間、短期のお仕事や、体に負担の少ない軽作業のお仕事などが多く掲載されています。
サイトが全体的に文字が大きかったり、検索がしやすいシンプルなつくりになっているので、ネットでお仕事探しをするのは初めて、という方にもおすすめです。
また、上記のしゅふＪＯＢ同様、シニアを採用したいという会社・職場が求人募集を出しているので、年齢を理由に断られるというガッカリ感が少ないのは魅力ではないでしょうか。
特定条件向けの求人サイトのメリットは、なんといっても安心感です。
子育て中のママや、シニアがパート探しをする際には、時間的、体力的な制約などがつきものです。
最初からそれを承知している求人が載っているサイトは、働き始めてからも続けやすく、同じ境遇の人たちが多く集まる職場というのも魅力です。
求人サイトで検索する気を付けるポイント
自分に合いそうな求人サイトが見つかったら、実際にそのサイトで求人を探してみましょう！
その際に気にかけてほしいのが、働きたいと思うお仕事の条件をはっきりさせて、優先順位をつけておくことです。
•優先順位をつけてお仕事探し
条件をつけて検索したときに、ヒットするお仕事がほとんどなかったことはありませんか？
あぁ、自分の理想にかなうパートがなかったんだ…と思うのは早いかもしれません。
優先順位の低いものから条件を外して、もう１度検索していきましょう！
賃貸探しのように、「駅から徒歩５分以内、家賃〇万円以内、独立洗面台・宅配ボックス付き、バストイレ別で都市ガス、トイレはウォシュレットで、エアコンが全室ついてて…」と条件をたくさん入れていくと、検索ヒット数はどんどん少なくなっていきますよね。
ウォシュレットじゃなくてもいいかな…と優先順位の低いものをはずしたり、徒歩10分までは頑張れるかな？と条件をやわらげたりするのは、お仕事探しも一緒！つい、希望条件はたくさん入れてしまいがちなのですが…ちょっとずつ減らしてみてください。
反対に、家賃や立地のように絶対に譲れないポイントもありますよね。書き出しておきましょう。
•絶対に譲れない条件は…
絶対に譲れない条件を書き出したら、また検索をして結果を見ていきます。
絶対に譲れない条件は2つほど選定してみましょう。ここでヒット数が多すぎる場合は、優先順位の高い条件を追加して検索をしていきます。
たとえば、扶養枠内で働きたい場合。
絶対に譲れないのは「月の収入」ですよね。月収＝就業日数×時間×時給がポイントになります。
とにかくできるだけたくさん稼ぎたいけど、子どもの送り迎えは自分でやらなければいけない、という場合は、絶対に譲れないのは「残業ナシ」や「家庭の事情でお休み相談がしやすいこと」ではないでしょうか。
検索結果が、自分が目を通せる程度の件数になるまで、条件の調節を繰り返していくのがコツです！
ぜひやってみてください。
•検索するにも時間がかかる！その場合は
とはいえ、検索をして探すのには時間もかかりますし、自分の求めているパートに出会えないこともあります。
その場合は、どうしたらいいでしょうか？
おすすめの方法として、メルマガを受信するというものがあります。
メルマガには日々更新される大量の求人の中から、新着求人情報をお知らせしてくれるものや、
毎日たくさんの求人を見ている求人会社の人が、多くの求人を比較して「特におすすめのお仕事」を厳選してメールにまとめて送ってくれるものなど、
メルマガは活用方法によっては検索するよりも良いお仕事を早く・効率的に見つける手段にもなりえます。
もし利用しているサイトにメルマガサービスがあれば、利用してみるのもおすすめです！
メールがたくさん届いて大変…！という方は、受信しているメールアプリでフィルタリング設定をしておくと便利ですよ。
まとめ
たくさんの求人サイトの中から自分にピッタリあったサイトを見つけるのは、なかなか大変なことですよね。
今回の記事を参考に、自分に合っていそうなお仕事の探し方が見つかれば幸いです！
そして、履歴書や職務経歴の登録、メールの管理など、いろいろなサイトに手を付けてしまうと管理が大変です。
できれば自分に合ったサイトを1つ～3つに絞ることがおすすめですよ。
効率の良い就職活動のために、まずは求人サイトを制することから始めましょう！
提供・しゅふJOBナビ
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