「PTAって大変らしいし、正直選ばれたくない…」

「どうせ選ばれるなら、大変じゃない係とか、やってよかったと思える係になりたい」

と思っているママ・パパも多いのではないでしょうか?

そこで今回は、求人サイト しゅふJOB に登録している主婦422人にPTA役員体験談を伺いました!ぜひ参考にしてみてください♪

そもそも、PTAって何?

PTAParent-Teacher Association)とは、保護者と教職員による組織です。

幼稚園、小学校、中学校、高等学校に通う子どもたちの健やかな成長のため、学校行事や生活をサポートする役割を担っています。

参加は任意ですが、基本的には子どもが入学したら自動的にその学校のPTAに加入し、会費を払うことになっている学校がほとんどです。

参加をすると役員の選出があったり、年間3,000~5,000円程度の会費の回収があったりします。

活動内容は学校によってさまざまですが、

・運動会や学園祭など学校行事の運営を手伝う

・バザーや廃品回収など、地域のイベントの運営や手伝い、売上から学校に必要なものを購入する

・子どもや地域の安全のためのパトロールや、防犯活動

・広報誌の作成など学校の広報活動

などが挙げられます。

自分の学校のPTAはどんなことをしているか?を知るためには、それぞれの学校のPTAから、どんな役割や規約があるか、年度初めにプリントが配られることが多いので目を通してみてください。

PTA経験者に訊く! PTA役員はこの役割がおすすめ/各委員会の活動内容/大変なところは?
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

PTA活動をするメリット・デメリット

PTAというと「やらなくていいなら、やりたくない…」という声も多いですよね。PTA活動をすると、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

•PTA活動をするメリット

・学校の様子がわかり、先生との距離が縮まる

PTA活動をするために学校に行くため、授業参観や個人面談では見られない子どもたちの日常を目にする機会が増えます。

また、先生と話す機会も増えるので、コミュニケーションをする中で先生との距離も縮まり、相談などもしやすくなります。

・知り合いが増え、さまざまな情報が入る

委員会内では、学年・クラスを問わずに知り合いができるので、学校内外の情報が入ったり、上級生ママから塾や勉強方法などの情報がもらえることも。

また、学校行事や地域のイベントに参加する機会も増えるため、学校や仕事以外の人と交流する機会ができます。

•PTA活動をするデメリット

・仕事量や人間関係がストレスになることも

役割によっては仕事量が多かったり、コミュニケーションを多くとらなくてはならずストレスになることもあります。

職場や習い事などでは比較的似た価値観を持つ人が集まりますが、PTAの共通点は”子どもの母であること”だけ。そのため価値観や生活習慣もバラバラです。

・自分の時間がなくなってしまうことも

子育てや家事、仕事でプライベートの時間が少ないなか、さらにPTA活動のために土日の時間を割いたり、有給休暇を使う人も多いのです。

任期は1年といえど、されど1年。役割によっては1年間休まることがなかった…ということもあるようです。

PTA経験者に訊く! PTA役員はこの役割がおすすめ/各委員会の活動内容/大変なところは?
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

PTA役員、どんな役割がある?

では、PTAにはどんな役割があるのか知っておきましょう!

それぞれの役職名、どんな仕事をするか、やってよかったエピソードや大変だったエピソードをご紹介します。

また、PTA活動経験者の方から「おすすめするならどの役割?」をアンケ-トで伺ったので、おすすめポイントもあわせてご紹介していきます!

※できるだけ多くの方のコメントをご紹介したところ、ものすごく長くなってしまったので、折りたたみ表示をしてご紹介しています。気になるところはタップしていただけると詳細が確認できます。

PTA経験者に訊く! PTA役員はこの役割がおすすめ/各委員会の活動内容/大変なところは?
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

•PTA会長

PTA会長は、PTAの組織においてリーダーとして役員をとりまとめる役割です。

卒業式や入学式の際「PTA会長からのおはなし」がある学校がほとんどですよね。

学校行事で保護者代表として挨拶をしたり、校長先生をはじめ先生方と協議をしたり、PTA代表として地域の人や他校との交流などを担います。

◆オススメは「PTA会長」を選んだ方からのコメント

・是非やってみて下さい。間違いなく大変ですが、学校の事、子供たちの事を知ることができます。

・子供が4人います。幼小中高同時に役員をやらざるを得なかった年度もありました。殆ど全ての委員も経験しました。その中でもおすすめなのはPTA会長。最近では負担改善の為役員名や内容の改革も進む事も多く、今後もその傾向はあります。また、在校する学校等のその年度や学校側のスタンスと本部執行委員の傾向で、その年度は全く異なるので、『これが楽』『これは大変』とは一概には言い切れません。その時最も活動を共にするメンバー次第と言う事ですね!!

・私はとても勉強になり、楽しかったです。しかし、色々嫌な事もありました。私生活も乱れ、子供も目立ちたがりの子供なら親が目立つのは喜びますが、うちは嫌がりました。

・しのごの言わず、やってみてください。先生方や校長先生、議員さん、区長みんな知り合いになり、思いの外大事にしてもらえます。副会長とは全然違います。

•PTA副会長

PTA副会長は、会長のサポートをすることが主な仕事です。

会長不在時の代役を務めたり、会長と一緒に協議や交流に参加したりします。

また、部門ごとの委員長のとりまとめ役になったり、書記・会計のサポートをしたりする場合もあります。2,3名程度選出される学校が多いようです。

◆オススメは「PTA副会長」を選んだ方からのコメント

・あんまり仕事がないのに、やった感がすごい。子供の行っていた小学校はかなりシステム化されていたのもある。他の学校で教員をやっていた保護者の方数名が驚かれていた。

・そこまでの責任はないけど、三役のなかで調整役の経験が積める。

・会長のサポート業務で他に比べればやることは多いですが、決定権はやはり副会長以上なのでやりがいはあります。

・会長は何かと前に出ないといけないけど、副会長となると影の力持ち的存在で感謝されます!

・会長は表に出なければいけないが、副会長は役員に仕事をふれるし、副会長の人数が多い学校はいいと思う。自分のやりやすいようにどんどん変える権限もあるし。

・経験をしたものが学級委員と地区委員と、副会長ですが、一番学校との距離も近く、行政とも繋がれたので、副会長がお勧めです。副会長、二人体制だった事もあり、相談しながら進められた事も良かったです。

・PTAを毛嫌いするのではなく、中身がどうなっているのかを知ることが大切だと思います。学校と地域と保護者が連携して、どのように子ども達を守っていくのか、そこが一番大切だと思います。

PTA経験者に訊く! PTA役員はこの役割がおすすめ/各委員会の活動内容/大変なところは?
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

•会計

PTA会費の集金や、会計事務、財務管理を担います。

お金を扱う仕事のため、お金を扱うことが苦手でない人が向いています。

PTA会費の使い道は、学校によってさまざま。

たとえば、入学記念品や卒業記念品などPTAからの贈答品を購入する際や、地域のバザーや廃品回収に参加する子どもへの参加賞や、PTA活動のみに使うUSBメモリーなど必要備品の購入、画用紙や模造紙、地域の方に講演や講座をしてもらう時のお礼の品の購入などに使われます。

2名程度選出されます。会計だけの学校もありますが、会計後の監査役を別途設ける学校もあります。

◆オススメは「会計」を選んだ方からのコメント

・会長、副会長、書記よりは仕事量は少なく、また経理関係の知識が無くても出来る内容で役員の中では一番やりやすいと思いました。

・お金の流れがわかる。

・ただ払うだけでなく、遣われ方を理解できるから

・働いているお母さんが多いと思うので、学校へ行く機会が少なく家でできる仕事が多いのでおすすめ。

PTA経験者に訊く! PTA役員はこの役割がおすすめ/各委員会の活動内容/大変なところは?
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

•会計監査

会計役が行った会計の監査をします。活動回数は年に数回の学校が多いようです。

会計と同じく、お金を扱うことが苦手でない人、不備を見つけたらきちんと指摘をしたりできる人が向いています。

◆オススメは「会計監査」を選んだ方からのコメント

・一般の委員選出が嫌な方は、監査に名前があれば、年に数回の拘束だけで他の委員には選出されないので。

・会計監査は、1年に1度だけなので、お仕事をしている方でもやりやすいのではないかと思いますよ。

・各委員長さんは大変そうでしたが、会計・会計監査は定例会の参加や、セミナーの参加のみでしたので、わたしには合っていました。

・作業時間は少ないわりには本部役員なので、あまり時間が無い方には程よい。全体作業は別途あるので、あとは必要と自身の都合で調整が出来る。

・仕事的には他と比べて楽な方。お母さんたちとの絡みもほぼないのは、やりやすいと思う

•書記

PTA活動の結果を残したり、会議のときの議事録を作成したり、PTAからの配布物の作成、印刷、配布などを行います。

また、地域や保健所に提出が必要な書類の作成をしたりすることもあります。

パソコンスキルは必須。議事録を書きなれている場合は楽だったと感じる方も多いようです。

学校によっては「庶務」とされる場合もあります。

◆オススメは「書記」を選んだ方からのコメント

・パソコンで前のデータを日付を変えるくらいでそんなに難しいことはないですし、私はやり易かったです。一緒にする役員さんとも仲良く出来ました。

・時間がなくて会議にでられなくても内容がわかればなんとか記事にできるので忙しい人におすすめ。

・総会や対外的なことは会長、副会長がしてくれるので、表立って動くことが少ない。

・あまり責任がないので気楽に出来ました


ここまで紹介してきたPTA会長、副会長、書記、会計、会計監査について「PTA本部役員」と呼ばれます(学校により違うこともあります)

ここからは、専門委員会とよばれる役員を紹介していきます!

PTA経験者に訊く! PTA役員はこの役割がおすすめ/各委員会の活動内容/大変なところは?
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

•学年委員・学級委員

学級委員はクラス単位、学年委員は学年単位のグループです。

クラス単位/学年単位の学校行事のサポートや、保護者懇親会の企画・開催・運営をしたり、担任の先生と保護者の橋渡し役をつとめたりします。

クラスでトラブルがあった時には対応をすることも。各クラス・学年ごとに選出されるので、この役割のポストは多く、経験したことがある人も多いのです。

◆オススメは「学年委員」を選んだ方からのコメント

・4役を除いて、自分で企画するものはなく、学校の指示に従って行うので、在学中に一つ強制でやることになっているなら、この委員がおすすめです。

・学校行事の把握、子供達の様子が分かる。クラスレクなどで交流、情報交換、共有ができる。

・仕事をしているとなかなか他の保護者に会えませんでしたが、学年役員(クラス)は役員同士で話す事が多く情報交換などできた。

・その学年のことが知れるし、先生とも仲良くなれます。クラスのお母様方と繋がりができるのも良いと思います。

・一番集まりが少なく負担が無いから。どんな活動であれ、多少の仕事や家庭の犠牲は付き物だと感じているので。仕事をしていない人なら、学校や子供のために活動している自負のような物を感じられる人もいると思う。

・会長や実行委員などの役職は大変だけど、学級委員は楽!(年に数回で楽な上、学校の情報が手に入る。) 難しい事やしんどい事はほぼ無い。

・各学校によって違いますが、各学年の中の学年代表になれば、各委員の委員長はやらなくて良いという決まりが我が校にはありました。私のように永久免除を狙わない一人っ子のお子さんの親御さんは、平委員が約束されますので一つ、気が楽になるのではないかと思います。

•広報委員

広報委員は「PTA広報誌」の作成などをします。

広報誌のための企画、取材、撮影、文章作成、校閲、印刷手配、発行・配布などをします。

学校にもよりますが、年に2、3回ほど発行する学校が多いようです。

学校行事やボランティア活動に同行して記事にするため、活動量が多かったと感じる人もいれば、子どもの行事に密接にかかわれるのでおすすめ!という方もいます。

◆オススメは「広報委員」を選んだ方からのコメント

・イベントの予定が事前に分かるし、良い場所で撮影できるから。

・いまはPTAもリモート化が進んでおり、それがいちばん導入しやすいのは広報委員会だと思う。自分がやっていた当時から会合に出席はできない、取材には行けないが、画像の加工をしたり、レイアウトの作成をしたりと仕事をもちながら参加できるシステムを構築していたので、活動の自由度は非常にあると認識している。

・コロナ禍では、広報がいいと思う。現在の状況では、親は学校のイベントに参加できないが、広報で写真を撮るとなれば見に行くことができるから。

・一番子供たちの様子がわかる委員だと思います。新聞作りや行事、先生方との関わりなど楽しく活動できました。ただ、多分最も活動量は多いです。

・広報誌の編集作業は大変だが、行事の写真など、保護者では入らないところから撮影できるので、広報誌のためでなくついでに自分の子どもを近距離で撮影できる。

・体育祭などの行事で、一般の保護者が入れないところで写真が撮れる。広報誌のレイアウトなどは業者に任せるところが多いので、あまり作業もないから。

PTA経験者に訊く! PTA役員はこの役割がおすすめ/各委員会の活動内容/大変なところは?
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

•卒業対策委員(謝恩会実行委員)

卒対委員とも呼ばれる卒業対策委員、謝恩会実行委員は幼稚園でも小学校でも役割が設けられています。

名前のとおり、子どもの卒業や卒園を祝うための役割を担います。

活動期間は長くないところが多いのですが、イベントを開催・実行するため、話し合いや決めなくてはいけないことも多くなります。

こだわって新しいアイデアを取り入れる年もあれば、前年度を踏襲してスマートに済ませようという年もあり、その時のメンバーによって違う雰囲気になりやすい委員でもあります。

◆オススメは「卒対・謝恩会実行委員」を選んだ方からのコメント

・ダイレクトに効果が感じられる。みなさんに喜んでいただけることを実感できます。→やりがいを感じられる。

・この役は卒業式を最前列で見学できるので、おすすめです。

・記念品選びは大変ですが、何度も学校に行くので子供の様子も分かり、先生とも仲良くなれました

・子供達の学校生活を振り返ることにもなり 成長を実感したこと、先生方の想いを知る機会になり感謝の気持ちがわきました。

・生涯忘れない思い出作りができた。役割に無駄な事柄がない。記念品が選べたのがいい。

・中学生以降、子は親離れしてゆく。子供と深く関われるのは最後!

PTA経験者に訊く! PTA役員はこの役割がおすすめ/各委員会の活動内容/大変なところは?
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

•選考委員・役員推薦委員

選考委員・役員推薦委員は、名前のとおり次のPTA役員を選び、推薦する役割を担います。

そもそも選出する方法を決めることもあれば、選出方法は例年決まっているので人を選ぶだけ…という学校もあります。

選出方法はさまざまで、推薦、アンケート、くじ引きというところもあります。

◆オススメは「選考・役員推薦委員」を選んだ方からのコメント

・作業期間が数ヶ月で限定され、選出できない場合は、副会長が最終的に責任を持ってくれます。

・人数が少ないため、周りのメンバーによるが協力し合える。

・決まらなかったら…のプレッシャーが半端ない。

•ベルマーク委員

ベルマーク委員も名前のとおり。ベルマークを集めて、学校に必要な備品を購入する仕事です。

幼稚園や小学校で役割があることが多いのですが、食品パッケージの裏などについているベルマークを各家庭であつめ、子どもたちが持ち寄ります。

集められたベルマークを切ったり貼ったりしてまとめて使用します。

枚数がたくさん集まると、意外と高額商品と交換できるんですよ(デジカメや、跳び箱、車いすなどにも)。

◆オススメは「ベルマーク委員」を選んだ方からのコメント

・こつこつした作業が苦ではないから。自分の性格や得意なこと、苦手ではないことを考えて選べばよいと思います。

・ベルマーク集計だけだから、その時だけ集まって井戸端会議して。みなさん楽しそうでした。

・委員さん同士で集まったベルマークを一斉に振り分けるだけなので、大人数でやると短時間で済むので負担は少ないです。

・作業は地味だが、長がつかない役員ならば、一番気楽にできると思います。活動頻度もさほど多くはないし、委員以外のボランティアを募集しても、割と集まってくれます。

・作業をしながらクラスの保護者と会話ができるので、情報交換がしやすい。

・他の役員とは違って、交流のない方とでも和気あいあいと話が出来る。会議と言うよりは分別作業なので楽しい。

・ベルマーク委員は仕事をしていても家でできるので負担は少なかった。集まりも年に数回程度なのでおすすめ。

・他の役員に比べ仕事量が少なく子供の学校では集まる日が決まっており仕事との両立がしやすかった。他の学年のの保護者の方と関わることで色々とためになることがありました。

PTA経験者に訊く! PTA役員はこの役割がおすすめ/各委員会の活動内容/大変なところは?
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

•地区委員(校外委員)

地区委員(校外委員)は、学校の外での子供たちのための活動をします。

たとえば、安全に登下校ができるように防犯パトロールを行ったり、通学路の調査をしたりします。

学校によっては交通安全教室の運営サポートをしたり、警察官と一緒に旗振りをしたりすることもあります。

子どもたちの登校時間、下校時間に合わせて活動することが多いので、子どもたちと接することも多い役割です。

◆オススメは「校外委員」を選んだ方からのコメント

・学校内だけでなく地域のいろんな世代の方と繋がりが持てる。

・活動回数が少なく、協力しながら、行動できたので。

・校外委員と学年委員。子供との触れ合いも増える。学校行事や地域の行事に参加しながら活動できる。

・大変なことはあまりなかった。

・子どもの安全を守る役割です。改めて親子で危険な場所を確認したり子どもたちの遊んでいる雰囲気などがわかるので是非率先して選んでほしい

・買い物ついでにパトロールをすればいいから片手間にできたという意見があった。

・街の安全が直にわかる。地域の人と親しくなれる。

PTA経験者に訊く! PTA役員はこの役割がおすすめ/各委員会の活動内容/大変なところは?
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

•保健体育委員

保健・体育委員は学校によって活動内容が大きくことなる役割です。

運動会の運営サポートだけを行う学校もあれば、プールにかかわる業務を交代で行ったり、保健指導の手伝いをすることも。

また、地域で行う納涼祭や餅つき大会、夏祭りの運営を手伝ったり、小学校入学前の幼稚園年長さんが参加する学校見学や運動会参加のサポートなど、役割はさまざまです。

◆オススメは「保健体育委員」を選んだ方からのコメント

・やらなきゃいけなかったとしたら、学校によっては違いがあるかも知れませんが、保健体育委員がおすすめです。運動会とミニバレーしか行事がなかったので、どちらかの行事に出れば終わりみたい感じだったので。

・体育委員でしたが、運動会くらいしか活動がなく、負担が軽かったから

・夜の集まりが少なかった。

PTA経験者に訊く! PTA役員はこの役割がおすすめ/各委員会の活動内容/大変なところは?
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

•整備委員・美化委員

整備・美化委員は、子どもたちが過ごす学校の環境を整える活動を担います。学校により設置していないところもあるようです。

子どもたちとゴミ拾いをしたり、落ち葉掃きをしたり、中には花壇に花を植えることもあるのだとか。

◆オススメは「整備・美化委員」を選んだ方からのコメント

・1年に2,3回の仕事だったところ。

・役員をやってた経験上、仕事量が他の委員会よりかなり少ないと感じた

・学校にもよりますがそこまで大変ではないと感じます。

・子ども達が過ごす学校の環境を、学校や保護者みんなで整えるお手伝いができる。

•その他の委員

ほかにも、学校によっては図書委員、バザー委員、生活委員、文化委員などの専門委員を設けているところもあります。

◆オススメは「その他の委員」を選んだ方からのコメント

・3役にならなければ、打合せや講習等3回ほどで済みます。それで在学中は他の委員(頻繁に学校に行っていて大変そうな委員)をやらなくて済むから。

・PTAの旅行等を企画する委員だったが、会議が少なく仕事しながらでもこなせた。

・兄弟で2年連続イベント委員をやり、何をやるのか分かっていたので特に2年目は楽に感じました。

・文化祭、運動会、バザーなどのイベントでの役員はその期間だけで時間を割く回数等が限られていて負担が少ない。

・本のリサイクルバザー。売上が出て、学校に貢献できたので。

PTA経験者に訊く! PTA役員はこの役割がおすすめ/各委員会の活動内容/大変なところは?
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

PTA役員、これは大変!と思った役割は?

「PTA役員は大変!!」という話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

実は、PTA経験がある方に話を聞いてみると「仕事内容自体はそんなに大変じゃない」という方がほとんどでした。

では、どこがそんなに「大変」と言われるのか?を聞いてみると……

「PTA活動のために時間や労力が割かれすぎる」

「無駄な話し合いが多い。前回参加していなかった人のために説明をし直したり、話が戻ったりする」

「人間関係がとにかく面倒…」

という声がきこえてきました。

特にPTA本部役員や各専門委員の委員長は、メンバーの意見をとりまとめたり、他委員と調整事があったり、決断をすることも時には必要になります。

いち委員であれば、ミーティングに参加して委員長をサポートしながら周りの委員と仕事をすればいいので、役職者よりも負担は軽いようです。

まだPTA未経験・仕事をしながら両立しなくてはいけない身としては

「じゃあ、どの役割になったらできるだけ楽に任期を終えられるんだろう?」と思ってしまいます…

そこで、PTA役員を経験したことがあるママたち400人にアンケートを行い、

・大変だった役割

・やってよかった役割

・おすすめの役割

を聞いてみました。また、仕事をしながらPTA役員をする場合のコツやポイントについても伺っています。

◆質問:PTA役員になったことがある方にお伺いします。この役割は大変だった!と思う役割はありますか?

PTA経験者に訊く! PTA役員はこの役割がおすすめ/各委員会の活動内容/大変なところは?
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

もっとも回答が集まったのはどれも大変ではなかったという回答です。次いで、学年委員、PTA副会長、広報委員でした。

PTA=大変なんでしょ?!というイメージもありますが、大変ではなかったという人が多いことは勇気づけられますね。コメント欄もご紹介します。

•<どれも大変ではなかった>と回答した方のコメント

・あみだくじとかで参加出来ない人が当たってしまうと、結局人数が足りない状態になってしまうので、役割が増えてしまう事が出てきた時は、確かに大変だと言う時も無い訳では無いですが、子供の為、親同士が気心を分かり合えると、色々とその後の学校生活で何かトラプルが起こったとしても円滑に解決出来たような気がします。

・メンバー次第、本人のやり方次第だと思う。全て抱え込むのではなく、長をやった場合でもどれだけ他メンバーと仕事の分担ができるかで、実務の負担は変わってくると思う。ただ、メンバーの人格が理解できない場合は、短期間ではどうしようもないので、そこをうまく運ばせる必要はある。

PTA経験者に訊く! PTA役員はこの役割がおすすめ/各委員会の活動内容/大変なところは?
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

PTA役員、これはやってよかった♪と思う役割は?

◆質問:PTA役員になったことがある方にお伺いします。やってよかった、と思う役割はありますか?

PTA経験者に訊く! PTA役員はこの役割がおすすめ/各委員会の活動内容/大変なところは?
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

もっとも回答が集まったのはやってよかった、ためになったとは思わなかったという回答です。次いで、学年委員、広報委員、PTA副会長でした。

やってよかった!というコメントは各役職の紹介で先述しているので、ここでは「ためになったと思わなかった」と回答した方のコメント欄をご紹介します。

•<やってよかった、ためになったとは思わなかった>と回答した方のコメント

・あえて言うならば、コロナ禍で授業参観などが無くなった為子供達の様子を見れたのは良かったと思います。

・ただ義務のみです。

・まったくない。ストレス感じるだけ。

・仕事をしているため、PTAの会議や運動会等行事の度に仕事を休まないといけなかったりしたため、子供が体調崩して月を休むとき、職場に休みをもらいづらかった。また、帰ってからのptaの仕事で体力的に疲れ果てました。

・子供たちの為に頑張ったことは確かだが、やって良かったとまでは思わない。イヤイヤやっている人と、頑張ってるアピールが凄い人に挟まれて苦悩しかなかった。今後も出来ればやりたくない。

・自分の子供に、PTAってどんなものか伝えられるようになった。お互い様精神というか、自分も迷惑かけることある→相手のことも許せるように。という、人間関係についても話合うことができるようになった。

・転勤族で学年の途中で入りましたが役員をした事で、学校のことを色々教えて貰えました

PTA経験者に訊く! PTA役員はこの役割がおすすめ/各委員会の活動内容/大変なところは?
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

おすすめの役割はありますか?

◆質問:PTA役員になったことがある方にお伺いします。おすすめの役割はありますか?

PTA経験者に訊く! PTA役員はこの役割がおすすめ/各委員会の活動内容/大変なところは?
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

役割の中でもっともおすすめ!の票が集まったのは「学年委員」、次いで広報委員、PTA副会長でした。

仕事をしながらPTA役員として活動していた方の回答だけを見ても、学年委員、広報委員、副会長の順となっています。

仕事と両立するコツやポイントはあるのでしょうか?次の項目にまとめてみました。

仕事をしながらPTA活動をする人のための<5つのポイント>

毎年仕事との両立に悩む方が多いPTA活動。

経験者の方から話をうかがうと、以下の5点がポイントのようです。


•1.周りの人と協力して仕事をする、ひとりで抱え込まない

・1人で抱え込まないで話を聞いてもらったり協力し合うことが大切だと思う。

・グループで活動し、お互いに助け合う。仕事をしていない保護者は逆にほとんどいなかった。

・選出の時期は毎年決まっているので、先にママ友と根回ししておくといい。ママ友と一緒にやると、話しも通りやすいし、やり易いです。

・お休みの日などで調整してもらうか、時短勤務なら帰ってきたら…など工夫していました。参考にはならないですね。出席できない日があってもフォローしあっていたのでメンバーに恵まれていたのかな?

•2.仕事先にも話をしておくと安心

・パートだったので、そこまで大変ではなかったが、朝の出勤時間が多少タイトではあった。PTA役員になった時点で、上司にその旨伝え、何かあった時にすぐ話が通るようにしておくとよいと思います。

・会社側とのコミュニケーションをとり、役員になりそうなとき、自分での候補をしようと思っているときは、会話の中にそれとなく話しておくと、良いと思います。

・基本日程は決まっていたので、私も働く上で子供の行事等は優先させてもらってましたし、しょっちゅうとか突然ではないので、仕事は早退やお休みの理解をしてもらっていました。

・職場で話しておくこと。他の人がお休みしたい時に交代してあげるなどしていると、信頼されてPTA活動にも協力してもらえ、お休み交代や早退をさせていただけました。もちつもたれつの関係が大事だと思います。

•3.家族にも協力を要請する。父親・子どもは巻き込む

・配偶者の協力が必須です。子どものための活動なので、片親だけでやることではないと思う。もしも片親だとしても、回りのサポートに甘えさせてもらうことも必要です。けっして、自らと我が子を犠牲にしてでもやるべきものではない。

・役員会がある時は、旦那や子供に家のことを任せる。特に子供には「学校でお世話になっているから、少しでも何か手伝える事があればと思って役員を受けた」と伝えておく。

・両立は正直大変です。大変なことをしているアピールは必要!家族、役員以外の保護者も巻き込む→手伝ってもらう、くらいの勢いの方がいいです。特に参加していないお父さん方には、何らか形で手伝い(参加)をお願いすることが必須です!!共働きが当たり前の世の中なので。

•4.自分のできること、対応できる時間を整理しておく

・引き受ける役職によってかかる時間が変わってくるので、どの程度の時間を使えるか目安に考えると引き受けられる役職を決める参考になるのでは?と思います。

・自分は何曜日の何時以降は空いている、という条件で可能な役を選べばよい。パソコンが得意、会計が得意、なら在宅で出来る部分を分担するといい。

・いまや親が働いている(共働き、シングル含め)ことの方が多い傾向にあるので、いちばん最初に自分が何ができるのかをきちんと周りに示すのは重要だと思う。

•5.オンラインツールを積極的に活用する

・スプレッドシートを活用して、可能な限りデータをオンラインで共有することです。あとは、代表委員会など集まりをLINEやzoomを活用して自宅でできるようにすると、わざわざ学校へ出向かなくても良いので体の負担が軽くなると思います。

・なるべくメールやラインにして、集まりを減らす。

・なるべく仕事を分業し、やれることをやる。仕事量の片寄りに不満が出るので、家で出来ることは持ち帰ってもらい、データのやり取りをしてもらう。

PTA先輩役員から、これからPTA役員になるみなさんへのアドバイス

◆質問: PTA役員になったことがある皆さんにお伺いします。PTA役員を経験した感想や、これからPTA役員になる人に向けてアドバイス等あればぜひお寄せください。

・学校って、楽しいところだと改めて思います。色々な発見もありますよ!

・あまり気張らないで、あくまでもサポート、みんなでやることなど『できることは積極的に』動いてもらえれば十分な組織です。あまり考え過ぎないで、出来ないことは出来ないとハッキリ伝えて大丈夫です。

・終わってみれば全部楽しかったので、そんな気負わずに、気楽に参加されるといいと思います。

・1人で抱えず職場の人にも相談して理解してもらったり、役員もすべて新しい方ではないと思うので経験者を中心にして、みんなが少しずつできることで助け合って進めていったらよいと思います。

・小学校6年間の間には必ず1回から2回は回ってくると思います。積極的にやりたい方がいるならやって頂き、それについてはちゃんと感謝するという姿勢、自分がやるなら打ち合わせ等に出やすい役員をやるといいと思います。

・はじめはマイナスなイメージしかありませんでしたが、やってみたら案外出来るもんだと思ったし、私は良いメンバーに恵まれたのでやって良かったと思いました。

・色々な考え感覚の人がいます。常識外れ、自分とは真逆な人を見た時は、イライラせずに、面白い考えだな~と軽く考えた方が良いと思います。言いたいことはいい、妥協せず、自分の考えを通さないと後悔します。

最後に

今回は、PTAについてアンケート結果をまぜながらご紹介しました。

PTAは任意参加の組織ですが、ほとんどが学校に入学したら自動的にPTA会員になっています。

幼稚園や小学校、中学校、高校に所属している間は誰しもが1度は役員をすることがあるでしょう。

各学校によって役割や仕事内容はさまざまですが、

・学校に行く用事ができて子どもの生活を見ることができた

・先生や上級生・下級生の親ともかかわることで知り合いが増え、情報が入ってくるようになった

・地域の安全やイベントについて知ることができた

というポジティブな声もたくさん聞こえてきました。先輩方の心強いコメントが、みなさんの参考になれば幸いです。

また「仕事で培ったスキルがPTA活動で活かせた」「PTAで経験したことが仕事に活かせた」という声もありました。

子どものためにPTA活動をする、という選択をする方もいますが、

生活を変えたい、新しいことにチャレンジしてみたい!という方にも新しい扉を開くきっかけになるのかもしれません。

これからお仕事を始めようと思っている方は、PTAなど子どもの行事や活動に理解がある会社や、週3~4日で平日に休みがあるお仕事、時短正社員制度がある職場などもチェックしてみてはいかがでしょうか。


■調査概要
調査⼿法︓インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数︓ 422名
調査実施日︓2021年4月17日(土)〜2021年4月23日(金)まで
調査対象者︓求人サイト『しゅふJOB』登録者

提供・しゅふJOBナビ



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