元気な声に引き寄せられ、漬物の「丸仁」へ

柴又帝釈天の歩き方!昭和情緒あふれる贅沢な休日を過ごそう!
(画像=『あそびのノート』より引用)

草団子を平らげてまた歩いていると、耳に入ってきた「食べてみて―!食べてみて―!」という声。朗らかな声に、振り返ると、そこにはお漬物やさんがありました。引き寄せられるように店内に足を踏み入れます。

柴又帝釈天の歩き方!昭和情緒あふれる贅沢な休日を過ごそう!
(画像=『あそびのノート』より引用)

店内には、みずみずしい漬物が並んでいました。このらっきょうは参道で歩き疲れた体に元気を呼び戻してくれること間違いなし。

柴又帝釈天の歩き方!昭和情緒あふれる贅沢な休日を過ごそう!
(画像=『あそびのノート』より引用)

店内では「とにかく食べてみて!まず食べる。食べるだけでもいいから!」と、気風の良い言葉と共にお箸を渡されます。売り場に並んでいる漬物や惣菜は、どれも試食できます。

写真の「レモンらっきょう」はレモンとはちみつで漬けたもので、らっきょうの辛みが抑えられ、まるでフルーツのような風味。

お隣の「つまみ大根」は、寒干し大根のこりこりした歯触りと、微かにいぶしたかのような香りが癖になりそうです。

柴又帝釈天の歩き方!昭和情緒あふれる贅沢な休日を過ごそう!
(画像=『あそびのノート』より引用)

こちらは丸仁イチオシの「ラー油きくらげ」です。

ひじきみたいに細く切られているきくらげの食感と、ラー油の香りがベストマッチ!白いご飯にかけて食べてたい逸品でした。

柴又帝釈天の歩き方!昭和情緒あふれる贅沢な休日を過ごそう!
(画像=『あそびのノート』より引用)

もうひとつ変わった惣菜で「つまみエリンギ」です。例えるならメンマのような味付けのエリンギといったところでしょうか。お酒にもご飯にも合いそうな味わいでした。

柴又帝釈天の歩き方!昭和情緒あふれる贅沢な休日を過ごそう!
(画像=『あそびのノート』より引用)

商売上手のお姉さまお二方です。結局全ての漬物や惣菜を味見させていただきました。こちらでお土産を買ったことは言うまでもありません。あまりの居心地の良さに、店を離れるのが名残り惜しかったです。

【スポット詳細】

名称:丸仁
営業時間:【平日】10:00~17:00 
定休日:月曜日
住所:東京都葛飾区柴又7-7-5
電話番号:03-3658-2578

お昼時!うなぎを食べて、元気をだそう!

柴又は川魚が有名で、いたるところに川魚料理店が並んでいます。とくにうなぎは大人気で、多くの観光客が食べて帰ります。

柴又帝釈天の歩き方!昭和情緒あふれる贅沢な休日を過ごそう!
(画像=『あそびのノート』より引用)

今回は数ある川魚料理のお店の中から「川千家」でランチをとることにしました。

川千家の歴史は長く、江戸時代まで遡ります。当時は増え行く参拝者に向けて、柴又の農夫婦たちが副業で川魚料理の茶店を始めたことが始まりです。その歴史は、脈々と現代まで受け継がれています。

柴又帝釈天の歩き方!昭和情緒あふれる贅沢な休日を過ごそう!
(画像=『あそびのノート』より引用)

店内は清潔で広々としています。テーブル席のほかお座敷もあり、団体でご利用の方向けに個室も用意されています。

また、車いすの方も利用できるようにテーブル席は多めに設けられています。

柴又帝釈天の歩き方!昭和情緒あふれる贅沢な休日を過ごそう!
(画像=『あそびのノート』より引用)

メニューには、うな重をはじめ、天ぷらや一品料理、ビール、日本酒などが並んでいます。お酒を飲みながら川魚料理を味わうのも、おつなもの。

柴又帝釈天の歩き方!昭和情緒あふれる贅沢な休日を過ごそう!
(画像=『あそびのノート』より引用)

おまちかね!名物のうな重です。

特にうなぎは、名産地として知られる愛知県一色町のものが使われています。身はふんわり柔らかく、しっとりとして上品な口当たりがたまりません。

食べるのがもったいないと思いつつ、あっという間に完食してしまいました。

柴又帝釈天の歩き方!昭和情緒あふれる贅沢な休日を過ごそう!
(画像=『あそびのノート』より引用)

こちらの川千家も寅さんゆかりのお店で、実際に撮影に使われたことがあるほか、山田洋次監督と「こち亀」の秋元治先生が食事をしながら対談したこともあるなど、長い歴史の中で様々な著名人が来店した店舗です。

決して敷居が高いような雰囲気ではなく、一人でも入れる雰囲気のお店でした。

【スポット詳細】

名称:川千家
営業時間:11:00 ~19:00 ラストオーダー
住所:東京都葛飾区柴又7-6-16
TEL:03-3657-4451
料金:【うな重】梅:2800円 竹:3300円 松:4000円 ※送迎サービスあり