下半身トレーニングでヒップアップして美尻にも!
では、日本人にはどんなトレーニングが必要なのかといえば、膝や股関節に加えて骨盤も共に使うことができるハイブリットな鍛え方が大事とのこと。
トレーニングを骨盤に特化してしまうと、もとの土台が違っているので結局は外国人にかなわない。ゆえに、上手いこと融合させた骨盤の使い方を河口氏のジム・JPEC SHIROKANEでは取り入れているのだそうです。
この時、河口氏が「日本人の女性はお尻がないという指摘を外国人からよくされる」と語っていました。なぜならば、それは骨盤付近になる大腰筋を鍛えていないから。
つまり、今回レクチャーされる下半身トレーニングを行えば、ヒップアップして美しいプリンとしたお尻が手に入れることも不可能じゃないらしい!ウエストよりもヒップのサイズの方が小さい、残念な平尻体型の筆者には朗報です。俄然(がぜん)、やる気になりました。
腰ではなく“背中で作る姿勢”をレクチャー
今回のレッスンで中心的な話題となったのは、日本人の”姿勢”について。日本人は腰で姿勢を作ってしまう人が多いらしいのですが、それでは骨盤は動かないのだとか。なので外国人のように背中で姿勢をつくる意識が大切。外国人の立ち姿を思い浮かべると、鳩胸の人が多い気がしませんか?あれが、”背中で作る姿勢”なんだそうですよ。
その効果のほどは、野田クリスタルとおたけがしっかりと体現。普通に壁に背中をつけて足を上げる動作をすると、お尻と壁の間にスキマができます。しかし、この時に背中を使うように意識をすると腰がぴったりと壁にくっつくんです!肩甲骨のすぐ下にある胸椎のあたりを意識するといいのだとか。
また、股関節と膝で動いている人って無意識に腰を反(そ)る癖があるんだそう。その腰のままトレーニングを続けていくと腰痛の要因にもなるとのことなので、背中で姿勢を作ることはトレーニングの必須事項と言えるかもしれません。
私もレッスンを見ながらやってみましたが、確かに背中を使う前と後では全く違ってました。スゴい!