ごま油
日本の海苔巻きとキムパッ(韓国風海苔巻き)の味の分かれ目がこれ。酢飯を使う日本に対し、キンパッはご飯にごま油を混ぜて風味と香ばしさを出しています。
にんにく
韓国料理の基本食材!見た目はおひたしとほとんど変わらないナムルも、にんにくとごま油が入ることで、ザ・韓国!の味が完成。
唐辛子
入れるだけで、韓国風味アップ?生で、粉で、コチュジャン(唐辛子味噌)になって、スパイシーさと、真っ赤なカラーを演出しています。
いかに唐辛子を使いこなすか?韓国料理のレシピで確かめてみて。
食べ方に韓国グルメの美味しさの秘密あり
お箸とスプーンは縦に揃えて置く、食器を持ち上げないなど基本的なマナー以外にも、韓国の食の世界に広がる文化や習慣。「郷に入れば郷にしたがえ」現地の人の食べ方にならってみれば、韓国グルメがもっと味わい深くなる!
「包む」こそ韓国グルメの醍醐味
焼肉、刺身、うなぎの蒲焼きまで…。韓国では肉や魚を、サンチュやエゴマの葉などの葉野菜で包んで食べることが一般的。脂が多目のサムギョプサル(豚の三枚肉)も、野菜で包むとさっぱりと食べられます。
さらにその名の通りサムパッ(包みご飯)なるメニューもあります。くるんだものを仲良く「あーん」と食べさせてあげるのも、よく見かける光景です。
「混ぜる」ほどに美味しくなる不思議
韓国料理の楽しみ方の一つは、混ぜること!ビビンバのようにご飯と具を混ぜるもの、クッパのようにスープとご飯の組み合わせ、タッカンマリのソースなど様々です。
果物や小豆が可愛らしくトッピングされたピンス(韓国版カキ氷)もぐるぐるにかき混ぜてから食べるため、驚く人も多いとか。どんな味になるのかは、実際にお試しください!
地獄の釜から出てきたような「熱々」
韓国では熱いうちに食べたほうが美味しいという認識が強め?汁物を注文すると、トゥッペギと呼ばれる土鍋に入ってぐつぐつ煮立った状態で登場。これ、できたての味を長時間楽しむことができて便利です。
また、おこげを食べる文化も。ポックンパッ(焼き飯)を作るときも、ヘラやおたまで力強くご飯をおしつけて、熱々かりかりのおこげを堪能!ただでさえ熱い釜飯に熱湯を注ぎ入れるヌルンジ(おこげスープ)も驚くほどアツアツです。
分け合って食べるが基本
みんなで食べる、分け合って食べる文化が浸透している韓国。会社のお弁当タイムでは、持参したおかずを出し合ってみんなで食べることも。また外国人観光客に慣れたお店を除き、食堂では基本的に取り皿を出しません。
スープも鍋も、誕生日ケーキだって1つのものを数人で仲良くつつくのが一般的。別々に取り分けようとしている人を見て「よそよそしいな」と感じたら、だいぶ韓国文化に染まっている証拠?
しかし、韓国にも一人飯、一人酒文化が到来。おひとりさまを楽しむ人たちが増えてきました。
韓国キッチンの必需品
似ているけど異なる台所文化を持つ韓国。代表的なグッズを見てみましょう。
はさみ
お肉も冷麺もはさみでじょきじょき。包丁と違ってまな板いらず、卓上で手軽に使えて、慣れればかなり便利です。
キムチ冷蔵庫
韓国料理の基本、キムチ専用の冷蔵庫。長期間保存が可能なだけでなく、熟成具合を調節することもできます。新婚夫婦がはじめに買う家電だとか?
浄水器(ウォーターサーバー)
食堂やビルに1台は置いてある浄水器。熱いお湯と冷えた水がいつでも飲めます。最近は氷が出るものなど進化版も。
日本の○○に似ているかも?といわれるメニュー
日韓で同じ名前のメニューよりは似ていて、すごく似てるけどやっぱり違うメニューの数々。
カルビチムと豚の角煮
カルビチムは主に牛肉を煮ており、味はやはり違いますが、見た目と、ほろほろ崩れる柔らか食感が豚の角煮を連想させる?豚肉を使ったキムチチムの方が似てる?
スジェビとすいとん
韓国風すいとん(スジェビ)と説明されるだけあり、かなり似ています。小麦粉を耳たぶくらいの柔らかさの生地になるまでこねて、茹でる作り方は同じ。スープの味は違いますが、どちらもほっとする味です。
コンチャバンと日本の煮豆
黒豆の煮物、コンチャバンは日本の煮豆を思い出す容姿。ただし歯ごたえを残して煮ることが多く、若干醤油の味が強め。
韓国の定食でついてくるおかず(パンチャン) はナムルしかり、かなり日本のお惣菜と類似。にんにく、ごま油に代表される調味料の使い方ひとつで、韓国風になるから不思議です。
ケランチムと茶碗蒸し
ケランチム(玉子蒸し)はセウジョ(アミの塩辛)、ごま油などの調味料で味付けするのに対し、茶わん蒸しは出汁を取ります。同じ玉子を蒸した料理でも味はずいぶん違います。
また食堂で出されるケランチムはトゥッペギ(土鍋)から、もくもくわきあがるかのようなパフォーマンス(?)も見ものですよね。
カルグクスときしめん
「韓国風うどん」ともいわれるカルグクスですが、手打ちの平べったい麺は、日本のご当地麺、きしめんを連想させます。
一般的にはアサリなどが入っていますが、お店によって、スープ、具材、麺の太さなどが異なり、こだわりも様々。シンプルな見た目からは想像がつかないほど、なかなか奥が深い一品です。
チョングッチャンと納豆
作られる過程が異なりますが、両者とも大豆を菌で発酵させたもの。独特の匂いはそっくりです。韓国ではスープの材料になります。
強い匂いのため、チョングッチャンは韓国人の間でも好き嫌いが分かれる食品のひとつ。
提供・韓国旅行コネスト
【こちらの記事も読まれています】
>韓国の飲酒文化
>韓国のパン文化
>日本から韓国への送金
>韓国での仕事の探し方&履歴書の書き方
>スターと兵役 2020