柿の葉寿司のランチやお土産も
奈良名物の柿の葉寿司もぜひ味わいたいものです。柿の葉寿司は、すし飯に塩サバの切り身を乗せ、殺菌作用があるとされる柿の葉で巻いて、一晩寝かせた押し寿司です。柿の名産地である奈良県南部の五條・吉野地域で古くから家庭で食べられてきた郷土料理ですが、現在では、奈良を代表する名物として観光客にも親しまれています。
飲食コーナーでは、柿の葉寿司と奈良県桜井市名物の三輪そうめん、小鉢、ミニデザートがセットになった奈良ランチ(1,410円税込)のほか、柿の葉寿司五貫盛り合わせ(830円税込)、柚庵焼き鯖寿司(1,210円税込)などがいただけます。これらのうち、単品のお寿司には、プラス150円で温かいお素麵の煮麺(にゅうめん)を付けることができます。
筆者も、こちらで奈良ランチをいただいてみましたが、柿の葉寿司のネタがサバだけでなく、鮭や穴子といったものも使われていたので、飽きることなく食べることができました。にゅうめんも、お出汁が効いたあっさりとした味で、美味しくいただけましたよ。
こちらの柿の葉寿司をお土産にしたいという方は、店頭の販売コーナーで買い求めることができます。持ち帰りに適した8個入、12個入りのほか、木箱に入った贈答用のものも取り扱っています。消費期限は、製造日より3日間です。
法隆寺周辺を散策しよう
かき氷やランチを楽しんだら、お店の周辺を散策してみましょう。世界最古の木造建築物群が立ち並ぶ法隆寺、松の並木が美しい参道もおすすめです。
法隆寺は、斑鳩町にある聖徳宗の寺院で、推古15年(607年)に、聖徳太子と推古天皇によって創建されたと伝わっています。境内は、金堂や五重塔がある西院伽藍、夢殿が中心となった東院伽藍に分けられますが、なかでも西院伽藍には、現存する世界最古の木造建築物群があり、1993年には、ユネスコの世界文化遺産にも登録されました。
南大門
参道から見える建物は、法隆寺の玄関にあたる南大門です。創建時のものは焼失したため、現在の門は、室町時代の永享10年(1438年)に再建されました。
西院伽藍
南大門をくぐると、立派な五重塔が見えてきます。ここから、世界最古の建築物が立ち並ぶ西院伽藍です。法隆寺を代表する景観は、学生時代に教科書で見たり、修学旅行で訪れて見学された方も多いのではないでしょうか。
西院伽藍の入口にあたる中門は、深く覆いかぶさった軒と、中央に柱が通り、入り口が二つになっているのが特徴です。飛鳥時代の建築ですが、非常に美しい姿を保っているのに驚かされます。
中門から先は、拝観料が必要となります。大人1,500円(東院伽藍と共通)と少々高く感じるかもしれませんが、世界最古の木造建築物を間近で眺めたり、法隆寺に伝わる名宝を鑑賞したりすることができるので、価値あるものではないでしょうか。
無料拝観エリア
お時間のない方は、南大門から夢殿前までの無料エリアだけでも歩いてみてください。広々とした石畳の道に歴史的な建造物が立ち並ぶ様子は風情がありますし、法隆寺の境内の大きさを感じることもできるでしょう。
法隆寺参道
法隆寺南大門から南側の国道25号線にかけて、参道があります。約300メートルほどの長い松並木が続く景観が美しく、気候の良い時期に歩くと、心地よいものです。
この参道沿いには、土産物店を兼ねた飲食店やギャラリーが立ち並んでいます。近年は、新しい宿泊施設やカフェもオープンしました。国道25号線のそばにある観光案内所「法隆寺iセンター」には、トイレや大型駐車場もあるので、こちらを拠点に散策してみても良いでしょう。
おわりに
平宗 法隆寺店のかき氷はいかがでしたか?人気の「柿氷」は、柿はあまり好きではないという方にも試していただきたいかき氷です。法隆寺エリアの散策とともに、楽しんでみてくださいね。
提供・トリップノート
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