ライター&コラムニストとして活動しているharakoです。この連載では、「女性の働き方」のヒントになるような内容をお送りしています。第52回目は、新しいことを習慣化するまでの日数について考えます。

21日(3週間)継続説は、少ない……?

何か新しいことを習慣化したい!と思った時に、継続することはなかなか難しいものですよね。「今日はやろう!」と張り切っても、「やっぱり、明日から」と気分のアップダウンがあると、気づけば三日坊主になっているということも。

そこで、習慣化するための日数としてよく言われる「21日(3週間)継続することができれば、習慣化できる」説ですが、私の結論としては3週間ではなく“3か月”がカギだと思います。約90日間、同じことを繰り返すことができれば、少しずつ自分の生活スタイルに溶け込みはじめてアクションを起こすことが苦痛にならなくなっていくと感じます。

その理由と、継続期間の気持ちの変化を考えます。

3週間は、気合いで乗り越えられる

3週間では少ない!? 「習慣化」するためには3か月継続しよう
(画像=『Cinq』より引用)

まず、3週間を継続するには、ある程度の「気合い」があれば乗り越えられるということ。例えば、私の経験だと資格取得をした時がそうでした。複数の資格取得をするのに、ダラダラと長引かせて勉強してもうまくいかないと感じので、毎日の勉強時間を決めて取り組んでいました。少なくても4時間、多い時では6時間。

それを毎日繰り返すことで、頭の中を資格知識でいっぱいにしたのです。三日に一回勉強するより、毎日詰め込んだ方が暗記の効率も良いですし、指定のテキストをこなす必要がある資格に関しては、どんどん書きながら埋めていきました。

しかし、全部取得し終わった後に、また同じ時間毎日勉強しているか?と聞かれたら、答えはNO。記事を書きながら見直したり、わからないことがあれば調べたりはしますが、取得当時のような集中した勉強を継続しているわけではないのです。ある程度「気合い」で乗り越えたというのが、本音かもしれません。