【15】大間のマグロ

【青森】郷土料理のおすすめ19選!青森名物の食べ物特集1.jpg
(画像=photo-ac.com、トリップノートより引用)

マグロの名産地といえば、青森県大間市。新春の初競りで高値をつけるマグロも、ここ大間産のマグロであることが多いのです。

大間の沖には日本の周りを流れる3種類の海流が交わる場所があり、マグロが食べる餌が豊富に流れ込んで来ることが、大間で美味しいマグロが漁れる理由の一つと言われています。

大間のマグロのおすすめ店:海峡荘(大間町)

【青森】郷土料理のおすすめ19選!青森名物の食べ物特集1.jpg
(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

やはりマグロが美味しい場所にきたら食べたいのは鉄火丼。そこでおすすめしたいのが「海峡荘」です。ここの鉄火丼は大間界隈でも特に有名で、昼時は30分ほど並ぶこともあるほど。大間ではマグロ以外の魚介類も数多く獲れるため、さまざまな海鮮を乗せた丼ものもありますが、こちらの「マグロ丼(2,500円)」は見た目も味も圧巻です。

赤身・中トロ・大トロと違う部位が10切れほどどんぶりに並び、最後のご飯一粒までマグロとともに食べ尽くせるような刺身の量です。どの部位も柔らかく、さっぱりした味わいの赤身と、脂の甘みを感じられるトロとどちらも絶品です。

【16】いちご煮

【青森】郷土料理のおすすめ19選!青森名物の食べ物特集1.jpg
(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

八戸市や階上町に伝わる郷土料理「いちご煮」。ウニとアワビを使った贅沢なお吸い物で、お祝いの日などに食されています。乳白色のスープに沈む黄金のウニの姿が、朝もやに霞む野いちごのように見えたことから名付けられた料理です。

味の加久の屋が製造している「いちご煮」の缶詰はお土産におすすめ。八戸市内のスーパーや、八食センター、お土産屋さんなどで購入することができます。

【17】アップルパイ

【青森】郷土料理のおすすめ19選!青森名物の食べ物特集1.jpg
(画像=tripnote.jp 洋館・大正浪漫喫茶室、トリップノートより引用)

りんごの生産量日本一の弘前市には、「りんごの街」を象徴するようにアップルパイを提供するお店がたくさんあります。「弘前アップルパイガイドマップ」も作られるほどで、市内の40店舗以上のアップルパイが紹介されています。

このガイドマップでは、各店舗のアップルパイについて「甘味、酸味、シナモン」がどのくらいなのかを相対評価で表してくれているので、好みのアップルパイを見つけるのに便利!アップルパイの食べ比べは、弘前の楽しみ方のひとつとして定着しています。

アップルパイのおすすめ店:大正浪漫喫茶室(弘前市)

【青森】郷土料理のおすすめ19選!青森名物の食べ物特集1.jpg
(画像=tripnote.jp 大正浪漫喫茶室にて、食べ比べ、トリップノートより引用)

弘前城の目の前にある「大正浪漫喫茶室」。建物自体は、弘前市の実業家が大正10年(1921年)に建てたもので、まさに当時にタイムスリップしたかのような内観です。

弘前市にはアップルパイを提供するお店が約43店舗ありますが、そのうちの7店舗のアップルパイは、大正浪漫喫茶室で一度に食べることができます!

お店の方によると、1人で7個食べる方もいるとのことですが、アップルパイのサイズは、食べ比べ用のサイズではなく、各店舗で提供している通常のサイズです。

関連記事▶︎【青森】幸せ!7種類のアップルパイから選べる!「大正浪漫喫茶室」をご紹介

【18】笹餅

【青森】郷土料理のおすすめ19選!青森名物の食べ物特集1.jpg
(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

津軽地方でお祝い時などに作られてきた伝統的なお菓子「笹餅」。餅米と小豆を混ぜて蒸しあげ、笹でくるんだシンプルなお菓子です。もっちり柔らかで、笹の香りがよりおいしさを惹きたててくれます。小豆も優しい甘さで、どこか懐かしさを感じる味です。

笹餅のおすすめ店:森の物産館キョロロ(深浦町)

【青森】郷土料理のおすすめ19選!青森名物の食べ物特集1.jpg
(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

「青池」近くに設けられた青森のお土産などを扱う物産館です。食堂コーナーがあり、メニューはそばやうどん、カレーのほか、コーヒーやソフトクリームなども販売しています。こちらでは、地元の方手作りの「笹餅」を購入することができます。

【19】藩士の珈琲

【青森】郷土料理のおすすめ19選!青森名物の食べ物特集1.jpg
(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

今では当たり前のようにあるコーヒーは、遡ること江戸時代にオランダから日本に持ち込まれました。

この頃、ロシアからの襲撃に備えた北方警備のため、幕府の命により弘前藩の藩士たちは蝦夷地(今の北海道)に向かいました。しかし極寒の地に就いた多くの藩士たちが、ビタミン不足による浮腫病にかかり命を落としてしまったといいます。

そこで浮腫病の予防のため、薬用として配給されたのがコーヒーです。

北方警備に向かったのは藩士だけでなく、農民や漁師などの庶民も多く含まれていたといいます。つまり、一部の特権階級の人々や蘭学者をのぞけば、日本ではじめてコーヒーを飲んだ庶民は青森県弘前市の人々だったということです。

今日では、当時のめずらしい飲み方を再現した「藩士の珈琲」が弘前の名物となり、弘前市内では、いくつもの喫茶店でいただくことができます。詳しくはこちらでご確認ください。

藩士の珈琲のおすすめ店:成田専蔵珈琲店(弘前市)

【青森】郷土料理のおすすめ19選!青森名物の食べ物特集1.jpg
(画像=tripnote.jp 成田専蔵珈琲店、トリップノートより引用)

「藩士の珈琲」を復活させた成田専蔵珈琲店。「藩士の珈琲」をオーダーして、まず渡されるのが手作りのレシピです。成田専蔵珈琲店では、①豆をすることから始める、②すでに麻袋に入ったコーヒーを土瓶に淹れる、③お店が淹れた藩士の珈琲を楽しむ、の3つの飲み方を選ぶことができます。

通常のレシピ通りのお味は、優しい薄味で、とろっとした口当たり。添えられた砂糖菓子とよく合います。昔の藩士たちも、こんな風に嗜んだのかと思うと、不思議な感覚がしますよ。


提供・トリップノート

【こちらの記事も読まれています】
【豊洲】「チームラボ プラネッツ」徹底ガイド!お台場との違いは?
東京のブルックリン!蔵前で行きたい散策スポット・お店16選
【静岡】本当は広めたくない!柿田川湧水公園の神聖な見どころ5選
京都・嵐山の人気観光スポットTOP15!旅行好きが行っている観光地ランキング
【滋賀】SNS映えしそう!長浜のおすすめ観光スポット・お店10選