日本国内と言っても、その県民性は各都道府県やそれぞれの地域によって異なります。金銭感覚や食に関すること、旅行など都道府県ごとに特徴が出てきそうです。今回は、消費支出が多い・少ない都道府県をランキング形式で発表します!

消費支出が多い都道府県

(写真=PIXTA)

総務省統計局が2018年に調査を行った「社会・人口統計体系 都道府県データ 社会生活統計指標」によると、消費支出が多い都道府県トップ3は以下のような結果になりました。消費支出は、2人以上の1世帯当たりにおける1ヶ月の平均消費支出として算出されたものです。

1位:石川県:339,200円
2位:東京都:326,200円
3位:富山県:324,400円

4位以降は埼玉県、福岡県と続きます。石川県や富山県など北陸地方の地域がランクインしているのはなんだか意外ですよね。2018年に発表された、ソニー生命保険株式会社が行った「47都道府県別 生活意識調査」によると、石川県は【自分は浪費家だと思う】の項目で沖縄県に次いで第2位にランクイン。他にも住宅や自動車などにお金をかけたい、という項目でも上位に入っており、大きな買い物にはしっかりお金をかけたいと考える人が多いようです。

消費支出が少ない都道府県

(写真=PIXTA)

それでは「社会・人口統計体系 都道府県データ 社会生活統計指標」から、消費支出の少ない都道府県についても見てみましょう。

1位:和歌山県:224,900円
2位:沖縄県:226,300円
3位:宮崎県:250,500円

第2位の沖縄県は、同調査において全国的に実収入と世帯収入額が最も低い県でもあることがわかります。前述の「47都道府県別 生活意識調査」によると、【お金をかけるものとかけないものを決めている】都道府県第1位にランクイン。沖縄県民は、メリハリのある消費スタイルが定着しているのかもしれませんね。

各都道府県の特徴は?

(写真=PIXTA)

他の都道府県にも目を向けてみましょう。「47都道府県別 生活意識調査」によれば、【自分は「倹約家だ」と思う都道府県】での第1位は大阪府、女性のみの結果においても第1位でした。大阪府民の財布のひもの固さが伺えます。

お金の使い方からも県民性が見える?

(写真=PIXTA)

各地域の県民性が顕著に表れるのが、金銭感覚や生活意識。地域により差や違いがあって興味深いです。気になる都道府県があれば、名産や観光スポットだけでなく、県民性についても調べてみると新たな魅力を発見できるかもしれませんよ。

文・浅野裕子

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