頭皮を労わるスペシャルケア「頭湯」
それでも、もっともっと頭皮を労わりたいとき。私が行うスペシャルケアが、「頭湯(あたまゆ)」です。
皆さんも「足湯」ならよくご存知ですよね。膝から下の足だけを温かいお湯にしばらくつけて、温め、血行を促進してリフレッシュさせるものです。
これを、「頭」でやろうとするのだから、一見「何事か」、という様相を呈します。
ちなみに、これは私が独自で編み出したケア方法で、毛髪診断士の親元、日本毛髪科学協会が公式に推奨するものではありません。日本毛髪科学協会の名誉のためにお伝えしておきます。
この頭湯、どうやるのかというと、足湯と同じです。
「頭湯」ってどうやるの?
洗髪をする前に、浴槽にお湯をはった状態で、バスタブの中央あたりに座り、上半身を後ろに倒して後頭部から入水させ、顔面ぎりぎりまで、お湯につけます。
そのまま、気持ちのいい程度に頭皮をマッサージしたり、深呼吸をしながら、お好みで3分~10分ほど過ごします。 やってみると分かりますが、おでこの上あたりが水につかりずらいので、ときどきフィギュアスケートの選手のように上体をのけ反らせ、頭部の入水角度を変えると尚良し、です◎
この時、普段頭皮をよく洗えていない方は、頭皮を触る感覚が新鮮に感じられると思います。
通常、浴室で座ったまま(もしくは立ったまま)洗髪しているときは、髪が重力で下におりているため、髪をかき分けて頭皮を洗おうとしても限界があります。つまり頭皮を触りにくい。ところが浴槽内では、髪が浮力で浮きあがるため、指をさしこんで頭皮を触りやすいのです!
その感覚を覚えて、普段の洗髪の際も、頭皮を洗えるようにしていただきたいと思います。