「あり続ける」ために新たなスタートを切る

イラストレーターという職業は、誰でも簡単になれるものではないように感じます。しかし著者は、極端なことを言えば、名乗りさえすれば、誰でもなれる職業であるといいます。むしろ、肝心なことは、イラストレーターで「あり続ける」ことなのだとか。

好きな仕事を続けていくために大事な考え方として、「無理はしないけれど諦めない」ということを著者は挙げています。

周囲を見渡すと、最初から完璧なものを仕上げようとする人ほど、後々失速する傾向にあったようです。

どんなにやりたいと思った仕事でも、心身を壊してしまっては続けられない。ここでも過分を求め過ぎず、取捨選択していくあり方がわかります。

年齢を重ねていくと、知らないうちにいろいろなものを心身にまとっているものです。これからの人生をより輝かせていくために。手放すものを選び、新たなスタートを切っていくのが30代というタイミングなのかもしれません。

書籍紹介

35歳からわたしが輝くために捨てるもの 『35歳からわたしが輝くために捨てるもの』(松尾たい子著、かんき出版)

タイトル: 35歳からわたしが輝くために捨てるもの
著者: 松尾たい子
発行: かんき出版
定価: 1400円(税抜)

文・ナカセコ エミコ((株)FILAGE(フィラージュ)代表)/DAILY ANDS

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