本場の味は、ジャンクではありません。
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じわりじわりとブームになっている肉煮込み料理があります。それは、ジョージア料理の郷土料理「シュクメルリ」。
松屋のシュクメルリは“本場の味”とは別物
牛丼チェーンの松屋で2019年に発売されて話題になったのをきっかけに、今ではコンビニやスーパーでもシュクメルリ風のスープやレトルト商品が登場しています。
松屋のシュクメルリ鍋には、さつまいも、バターやチーズが惜しみなく使われているので、食べたいけれど近づけない“悪魔の料理”だと感じている人もいることでしょう。でも実はコレ、本場の味とはまったく別物なのです。
結論から言えば、本来のシュクメルリは極端に高カロリー・高脂質なジャンクフードではありません。そこで今回は、ダイエット中でもオススメできる!本場の味をふまえた「ヘルシーシュクメルリ」の作り方をご紹介したいと思います。
シュクメルリはジャンクではなかった!
そもそもシュクメルリとは、ジョージアの西部ラチャ地方にあるシュクメリ村の主婦が、チキンのミルク煮を作ろうとしたときに、材料のナッツを切らして、代わりに鶏をクリスピーに揚げてできた煮込み料理。丸鶏をばらして骨付き肉を使うのが本場流なんだそう。罪悪感がつきまとう食材のさつまいもやチーズは登場しません。
基本材料は、鶏肉、ニンニク、牛乳、塩、こしょう。こんがり焼くことがポイントなので、丸鶏や骨付きを使わない場合は、皮付きのもも肉がオススメです。
鶏もも肉、牛乳、ニンニク、塩、こしょう。ニンニクはたっぷり使う
牛乳の代わりにサワークリームや生クリームを使ったり、バターを加えて濃厚さを出すのも自由ですが、そこはご自身の罪悪感の感じ方やその日の許容度とバランスを取ってみてください。
ここではシンプルに、牛乳とオリーブオイルを使い、ヘルシー優先で作っていきたいと思います。