時間にルーズな癖を直す方法をご紹介!

「仕事で提出期限がギリギリで注意を受けた」や「約束した時刻に遅刻しすぎて友達と疎遠になってしまった」など、時間を守るのが苦手でトラブルになった経験があれば、なんとかしてその癖を直したいと思いますよね。

今回はそんな時間にルーズな癖を直す方法を、5つご紹介します。時間にルーズな人の特徴や原因も掘り下げるので、自分がなぜ時間を守れないのか理解して、より有効な対策をしたい人はぜひ参考にしてくださいね。

時間にルーズな人の特徴

時間にルーズな癖を治したい!特徴や原因などを理解し自己管理できるようになろう
(画像=pixabay.com Folkより引用)

約束の時刻に遅れてくる、あるいは提出期限を守れないというのが時間にルーズというイメージがありますが、実は間に合っていても時間にルーズという状態もあるのです。

例えば約束までに間に合うように家族に起こしてもらう、あるいは駅から会社まで歩いていては遅刻してしまうのでタクシーを使うなど、他者の力を借りて間に合わせていたとしても、「自分で時間の管理ができない」という意味では時間にルーズだということになるのです。ではまず時間にルーズな人の特徴を詳しく見ていきましょう。

特徴①スケジュール管理が不得手

時間にルーズな人はスケジュール管理が不得手です。「○○時に○○で集合」と聞いてもメモをとったり携帯のリマインダーに登録したりせず、なんとなく覚えているから大丈夫と思いこんで、結局忘れてしまったり、時刻や日付を間違えたりするのです。

また仕事においてはタスクの把握が適切でない、あるいは「この作業はこれくらいかかるだろう」という見積もりが甘く、タスクを予定通りにこなせなくなり、提出期限に間に合わないということもあります。

特徴②断れない性格

断れない性格も、時間にルーズな癖のある人の特徴です。本当は行きたくもない飲み会など、気の進まないお誘いも断れずにOKしてしまい、嫌々準備していくので時間に遅れてしまいます。

また頼まれると断れない性格でもあるので、仕事をお願いされて引き受けた手前、そちらの作業に集中した結果自分の作業が遅れて間に合わなくなったり、予定の時間に遅刻してしまったり。

優しすぎる性格がゆえに、時間にルーズになっているのです。このタイプの人は、真面目な性格なので、ご自身も辛い思いをされていることでしょう。

特徴③周囲も時間にルーズな人が多い

周囲の人間も時間にルーズだということもあります。家族が遅刻する姿を幼い頃から見ていてそういうものだと思いこんだり、複数の友人が時間にルーズだと、例えば集合時刻の30分後に集まるのが普通の感覚になり、そうでない人と会うときでも癖でそのまま30分遅れていってしまったりするのです。

遅刻してもOK・NGが上手く切り替えられないのなら、同じ遅刻癖のある友人との集合でも、最初に約束した本来の時刻に行くようにして、現地でヒマをつぶすようにしたほうがいいかもしれませんね。

特徴④マイペース

性格がマイペースというのも時間にルーズな人の特徴です。相手の行動や予定に合わせるというのが不得手なので、とりあえず会えればいいと思っています。また、人にどう見られるのかを気にしない性格なので、怒られても心に響かず、結果遅刻癖が直らないところもあるかもしれません。

ですが今これを読んでいるあなたは、それを改善しようと思っているはずです。マイペースな性格というのは自分の芯があるなど悪いことばかりではないので、長所は残しつつ、今回ご紹介する時間にルーズな癖を直す方法を試してみてくださいね。

時間にルーズになってしまう原因

時間にルーズな癖を治したい!特徴や原因などを理解し自己管理できるようになろう
(画像=pixabay.com Folkより引用)

時間にルーズな癖のある人の特徴を4つご紹介してきました。あてはまるところはありましたか?性格的な特徴だけでないというのは、少し意外だったかもしれませんね。

ただ一口に、時間にルーズな癖があるといっても、考え方や習慣、その人の置かれている状況など、原因はさまざまなものがあるのです。自分をよく理解するためにも、ここからは時間にルーズになっている原因についても、確認しておきましょう。

原因①準備に時間がかかる

出かけるまでの準備や身支度に、時間がかかっているのが時間にルーズな原因の1つとして考えられます。

先ほどご紹介したように本当はその予定に行きたくないため、あるいは整理整頓が不得手で自宅が散らかっており、鍵や財布など出かけるときに必要なものがなかなか見つからず、準備に手間取ってしまいそれが遅刻につながっているということもあります。

後者の事情なら、工夫して準備さえスムーズにできれば、遅刻癖はなくなっていくはすですよ。

原因②許してもらえると思っている

恋人や友達などとの予定の場合、相手に甘えていて、遅れていっても許してもらえると思っているのが原因の場合もあります。相手との関係で自分の方が優位だと無意識に考えていて「遅刻したとしても、嫌われることはない」と開き直っているのです。

この場合、仕事や複数人での約束は守り、ある特定の人との予定だけ遅刻する傾向にあります。遅れるのが続くようだとその人に見限られてしまうなど、人間関係にも悪い影響が出てしまうでしょう。

原因③周囲の人が手助けしてくれる

周囲の人がなにかと手助けしてくれるという理由で、時間にルーズになっている方もいます。朝、恋人に頼んでモーニングコールで起こしてもらっていたり、遅刻しそうになったら親に車で送っていってもらったりしていて、時間にルーズだと認知していないケースです。

この場合一人暮らしや失恋など環境が変わって助けてくれる人がいなくなると、時間にルーズなところが表面化します。まずは自分で日程を管理するところからスタートする必要があるでしょう。

原因④後回しにしてしまう

時間にルーズになってしまっているのは、面倒なことは先送りにしてしまう性格も原因の1つです。やりたくない作業や難しいことからできるだけ逃げて、とりかかるのが遅れてしまって結果的に期限に間に合わなくなります。

本来なら能力的に問題なくこなせることでも、期限内に出せなかったりクオリティの低いものを出したりしているようでは、よい評価をもらうことはできません。問題を先送りする性格のせいで、自分の能力を活かせない、発揮できていないというのはもったいないですよね。

原因⑤いっぱいいっぱいになっている

時間や精神的にギリギリになってしまっていて、時間にルーズになっているというのもありえます。やらないといけないタスクに追われて行き当たりばったりで行動し、期限を守れない状態なのです。計画したくてもできない状態というわけですね。また精神的に疲れており、予定や約束のことを忘れてしまう可能性もあります。

性格的には真面目で誠実な人でも、余裕のなさによっては時間にルーズになってしまうのです。その場合あまり自分を責めずに、次にご紹介する直す方法を試してみてくださいね。