夏になり汗を書く機会が多くなると、髪や頭皮のベタつきが気になり始めますよね。 夏の暑さを乗り切る方法の一つとしておすすめなのが、頭皮がさっぱりするシャンプーを使うということです。
また、清涼感のあるフレッシュな香りのシャンプーを使うことで気分をリフレッシュさせるというのも夏の暑さに打ち勝つ方法としておすすめです。
そこで今回は頭皮も気分もさっぱりするシャンプーを一挙に紹介します。
すっきりしたシャンプーは好きだけどメンソール入りは苦手という方のためにメンソールなしのシャンプーも紹介してあります。
家にいることが増えたという人にとっても気分転換にすっきりできるものもありますのでぜひ御覧ください。
さっぱりするシャンプーを使って欲しい人の特徴
さっぱりするタイプのシャンプーを使ってほしい人は以下のような方々です。
- 皮脂の分泌が多い方、頭皮のニオイが気になる方
- 汗をかく機会の多い方
- 爽快感が好きな方やリフレッシュしたい方
それぞれについて詳しく解説していきます。
皮脂の分泌が多い方、頭皮のニオイが気になる方
皮脂の分泌が多いと、前髪が夕方にはぺったりしてしまったり、テカリやニオイが気になったりすることが多くあります。
皮脂は内部に生息する常在菌の影響によってニオイの原因となります。
常在菌が増えれば増えるほど匂いが強くなる恐れがあります。
皮脂分泌の多い方は、シャンプーでしっかり皮脂や汚れを落とすことと同時に、清涼感のある香りのするシャンプーを使うことがオススメです。
一方で、皮脂がある程度分泌されることで髪のスタイリングがよくなることもあります。
皮脂はうまく付き合うことで良いスタイリングができることもあります。
汗をかく機会が多い方
汗をかいた後は頭皮が蒸れて、かゆみを感じる方も多くいらっしゃいます。
そのため抗菌作用のあるシャンプーで地肌の細部まで汚れを取ることや、メンソールが配合されているシャンプーのひんやりとした冷感でかゆみを穏やかにすることがオススメです。
メディクイックなどの抗菌作用があるシャンプーは、頭皮の匂いの原因となる菌を落とすことができます。
爽快感が好きな方やリフレッシュしたい方
夏の湿気や暑さによって感じるストレスは大きいものです。
そこで、手軽にリフレッシュできるアイテムとして、冷感シャンプーなどのさっぱりとした洗い心地の製品をオススメします。
さっぱりするシャンプーを使うべきタイミング
さっぱりするシャンプーを使うタイミングは人それぞれかとは思いますが、下に使うべきタイミングの一例を挙げました。
下記のようなシチュエーションはよくあることではないでしょうか。
よく当てはまるという方は、さっぱり冷感シャンプーの使用を考えてみるのもいいかもしれません。
・出勤前のランニングをし終えた後など、汗をかいてべとべとするし、 ニオイも気になるというとき
・友達に会う約束があり、清涼感のある香りをまといたいというとき
・仕事終わりに疲れをとりたいとき
・サロンにいく時間はないが、ヘアケアをしたいとき
さっぱりするシャンプーの種類と選び方
それでは、さっぱりするシャンプーの種類と選び方を紹介します。
選び方は大きく3つです。
- 成分で選ぶ
- 洗浄力で選ぶ
- 香りで選ぶ
それぞれについて解説していきます。
1. 成分で選ぶ
冷涼感を感じることの成分はメンソールです。メントールと記載されている場合もありますが、どちらも同じ成分です。
メンソール
和製ハッカに含まれる成分から、作られ、抗菌作用や抗炎症作用など様々な効能があります。
また、皮膚感作性(皮膚と接触した科学物質により、アレルギー反応が誘発され、炎症を引き起こすこと)は、とてもまれなケースです。
2. 洗浄力で選ぶ
界面活性剤とは、水と油を混ぜ合わせる成分の事で、皮脂を落とすのには欠かせない洗浄成分となっています。
界面活性剤は大きく分けて4つに分類されます。
界面活性剤の種類
(1) 高級アルコール系
ラウレス硫酸Naやラウリル硫酸が成分表に入っているシャンプーです。
界面活性剤の中でも、洗浄力が強く、皮脂やスタイリング剤も簡単に洗い流すことができます。
メリット:買いやすい、泡立ちが良い、洗浄力が高い
デメリット:パサつき、きしみやすい、カラーやパーマで落ちやすい
→ 脂性肌の方や強いスタイリング剤を使用している人にオススメ
→ カラーをしている方、ダメージ毛の方、ロングヘアの方、敏感肌の方には向いていない
(2) 石鹸系
天然の界面活性剤ですが、アルカリ性で洗浄力が高いのが特長です。
毛穴につまった皮脂汚れをしっかりと落としてくれます。
メリット:洗浄力が高い、添加物不使用の製品が多い、環境に優しい
デメリット:パサつき、きしみやすい、パーマが落ちやすい
→ 普通肌、健康毛、ショートヘアの方にオススメ
→ 乾燥肌、敏感肌、カラーやパーマをしている方には向いていない
(3) アミノ系
ラウロイルメチルアラニンNaやココイルグルタミン酸TEAが成分表に入っているシャンプーです。
このシャンプーを使うことで皮脂のバランスを整えられることがポイントです。
メリット:地肌、髪に優しい、保湿力がある、環境に優しい
デメリット:泡立つ洗浄力がマイルド、頑固な皮脂や汚れが取れないこともある、すすぎ残しやすい
→ 敏感肌、カラー、パーマをしている方、髪が広がりやすい方にオススメ → 脂性肌や強いスタイリング剤を使う方には向いていない
(4) ベタイン系
コミカドプロビルベタインやラウロイルプロビルスベタインが成分表に入っているシャンプーです。
赤ちゃんも使えるほど低刺激で、泡立ちがもっちりしているのが特長です。
メリット:目に入ってもしみない、保湿、髪の修復作用がある、パサつきにくい デメリット:値段が高い、種類が少ない、洗浄力がマイルド
→ 乾燥肌、敏感肌、ダメージ毛の方にオススメ → 脂性肌や強いスタイリング剤を使う方には向いていない
3. 香りで選ぶ
蜜柑や檸檬の柑橘系の香り × ミント
柑橘系の香りは万人受けするいい香りです。
夏向けのシャンプーには、すっきりしたミントの香りが加わっているものも多く、さっぱりした気分になれます。
ハーブの香り
イランイランやラベンダーなどのハーブを配合した香りです。リラックス効果がある大人な香りです。
頭皮さっぱり!おすすめの爽快感のある冷感シャンプー9選
上で説明した選び方に即して、おすすめのシャンプーを紹介していきます。
〈
成分で選ぶ〉
1.クラシエ 冷シャンプー 200mL ¥1,100(税込)
北海道産のハッカエキスなどを配合したクール感の強い商品です。
キューティクル保護成分や肌荒れ防止成分も配合することによって、肌もいたわりながら、さっぱり洗いあげられるようになりました。
さわやかなシトラスの香りで、いやなニオイを防ぐ香料も配合されています。
2.シーブリーズ 600mL オープン価格 (参考価格 amazon:¥664)(税込)
制汗剤でおなじみのシーブリーズ。
汗や汚れでべたついた髪と地肌をスッキリ洗え、さらさらな髪に仕上がります。
スポーツをした後など汗をかいた後にぴったりのシャンプーです。
アクアティックシトラスの香りで、リフレッシュできます。
3. アリミノ シャンプー フローズンリフレッシュ 250mL ¥1,650(税込)
一度は目にしたことがあるmintの文字が入ったこのパッケージ。
スタイリング剤も一回のシャンプーでしっかりと落とせます。
洗いあがりのさっぱり感が強いシャンプーなので、爽快感を求める方にオススメです!
香りはライムとユーカリが入りでさっぱり系です。
〈洗浄力で選ぶ〉
1. ボタニカルシャンプー モイスト 490mL ¥1,540(税込)
大学生など若年層からの支持を受けているアミノ酸シャンプー。
うるおいのあるしっとりとした髪に仕上がります。
セラミドNG、ナノヒアルロン酸、ダイズ由来脂質の三種類の毛髪補修成分がうるおいを潤いを与えてくれます。
髪の広がりを抑えたい方や、乾燥やパサつきが気になる方にオススメです。
2. ジュレームリラックスシャンプー ソフト&モイスト 500mL ¥968(税込)
松本潤さんのCMでおなじみのジュレーム。
頭皮にも髪にも優しい成分で作られていることが人気の秘訣。
ふんわり泡で、キューティクルをケアしながら髪の芯まで保湿、補修してくれます。
髪の広がりや乾燥が気になる人にオススメです。
3. アミノレスキュー モイストシャンプー 400mL ¥1,595(税込)
フォルムがコロンとしていて一際目立つアミノレスキュー。
シルク系洗浄成分、アミノセラムPTC、アミノ酸20種類配合のアミノ系シャンプーです。
髪にタンパク質を効率的に補い、セラミド3種類とアミノ酸配合で髪の水分バランスを保ちます。
パサつきや髪の広がりが気になる人にオススメです。
〈香りで選ぶ〉
1. ファイブハーブス ピュアフレッシュネスシャンプー 300mL ¥2,484(税込)
ハンドクリームでおなじみの人気ブランドロクシタン!
こちらはクーリング成分が配合されたシャンプーで毛穴までさっぱりと洗いあげることができます。
また南仏産ミント、タイム、グレープフルーツ、ラベンダー、シダーの5つのハーブとハーバルビネガーも配合されていることにより、髪も地肌もより一層健康的になります。
2.リンレンシャンプー ミント&レモン 400mL ¥2,035(税込)
こちらは、頭皮環境を整える薬用スカルプケアシャンプーです。
フケ、かゆみ、頭皮の汗臭を防ぎ、健やかに髪と頭皮へ導きます。
また、発毛を促進し、脱毛を予防する効能や髪をしなやかにし、切れ毛を防止する効果もあります。
北海道産和ミントと愛媛県産毛レモンのさわやかな香りです。
3. アルジェラン バラシングモイストスカルプシャンプー 500mL ¥1,540(税込)
ヤシ由来の洗浄成分が皮脂や汚れをしっかりとあがいあげてくれるシャンプーです。
香りは、ベルガモットやクラリセージをブレンドしたさっぱりとしたものです。
水を使わずに抽出したオーガニックジャーマンカモミールエキスや薬品を使わずに中質したオーガニックローズマリー精油を配合しており、頭皮環境を健やかにすることができます。
最近話題のクレンジングシャンプーとは?
クレンジングシャンプーとは、洗浄力が高くかゆみやニオイを抑えてくれるシャンプーの事です。
髪のスタイリング剤から毛穴汚れまで落とすことができ、健康な髪に導いてくれます。
クレンジングシャンプーの種類
クレンジングシャンプーには主に4種類あります。
- 炭酸タイプ
- 泥タイプ
- 石鹸タイプ
- オイルタイプ
1. 炭酸タイプ
炭酸の作用により頭皮の皮脂をを浮かして落としやすくします。
また毛穴の血行を良くし、爽快感を与えてくれます。洗い上がりのさっぱり感を求める方にオススメです。
2. 泥タイプ
泥の作用により、ニオイやかゆみの原因となる皮脂や汚れを吸着します。
さらに、泥に含まれる天然ミネラル成分により、髪に栄養を与え、健康的な髪に導くことが可能となっています。
頭皮に負担をかけたくないが、汚れはしっかりと落としたい方にピッタリです。
3. 石鹸タイプ
石鹸は、アルカリ性で高い洗浄力を保持しつつも、肌への刺激が弱いので敏感肌の方にも使いやすいタイプです。
肌質が弱いけれどクレンジングシャンプーを使って頭皮ケアをしてみたいという方に オススメです。
4. オイルタイプ
オイルには、髪にツヤを与える効果があります。
主な成分としては、ホホバオイル、アルガンオイル、オリーブオイルなどが挙げられます。
自分の髪質に合ったシャンプーの使用をする事で、潤いとツヤのある健康的な髪に仕上がります。
髪のパサつきを解消したい方にオススメです。
使いすぎは良くない?冷感シャンプーの注意点
冷感シャンプーには、消臭効果やリフレッシュ効果などがあり夏にピッタリのアイテムですが、以下の条件に当てはまる人はご使用の際には注意が必要です。
- 薄毛の方や髪の毛が抜けやすい方
- 皮膚の弱い方
- 強い香りが苦手な方
1. 薄毛の方や髪の毛が抜けやすい方
髪の毛が薄い方や抜けやすい方は、頭皮の温度が低いため、冷感シャンプーの使用により、頭皮をより冷やしてしますことで、血流を悪くさせてしまう恐れがあります。
また、血行不良は、髪の毛や頭皮への栄養の供給を妨げてしまうため、抜け毛や薄毛を引き起こす要因ともなりうるのです。
2. 皮膚の弱い方
冷感シャンプーの中には、ラウレス硫酸Naという洗浄成分やメントールといった刺激の強い成分が多く入っているものもあります。
それらの成分によって、抜け毛、薄毛、フケ、かゆみなどの頭皮トラブルを誘発する可能性もあります。
3. 強い香りが苦手な方
冷感シャンプーの中には、ハッカのような強い香りがするものもあるので、苦手な方は気を付けてください。
冷感シャンプーの使用頻度の目安
洗浄成分が強く頭皮に負担をかけてしまうケースもあるため、さっぱりしたい時などスポット的な使用をオススメします。
参考文献一覧
・ロート メディクイックH 頭皮のメディカルシャンプーの特徴
・化粧品成分オンライン メントールとは…成分効果と毒性を解説
・花王 Q、界面活性剤とは?
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