千葉県随一のバラが観賞できるスポットとして有名な京成バラ園。野生種であるワイルドローズから近年、品種改良で誕生したモダンローズまで、幅広い種類のバラを楽しめます。バラの開花時期には、整形式庭園に色とりどりのバラの花が咲く風景が一面に広がり、思わず見惚れてしまうほど。遠方からの来園者や、毎年訪れるファンも多い人気スポットの魅力をたっぷりご紹介するので、ぜひ一度、遊びに行ってみてください!
美しいバラが咲き誇る話題の観光スポット「京成バラ園」とは?
京成バラ園は1,600品種10,000株のバラを展示している、千葉県八千代市にある施設です。アジサイやスイレンなどの花々や樹々も敷地内で栽培。設立当初の1960年代はバラの品種改良やバラ苗の生産販売を主としていましたが、1999年にバラの見本園としてリニューアルオープン。以来、バラの愛好家を中心に親しまれてきました。
なかでも、漫画『ベルサイユのばら』の登場人物の名前が付けられたバラが人気で、毎年これを目当てに訪れる人も多いです。また、有名ブライダルデザイナーの桂由美氏の名前が付けられた、花嫁をイメージしたバラ『ローズユミ』も評判。ローズユミが咲くガゼボ付近は満開になると、圧巻の景色が広がります。
敷地内にはレストランやカフェ、バラにちなんだグッズを扱うショップなどがあり、施設が充実。バラの苗を販売する園芸店もあります。
京成バラ園エリア別の見どころを徹底レポート!
広大な敷地内に、多種多様なバラが咲き誇る京成バラ園。フランス様式「整形式庭園」のほか、緑あふれる「自然風庭園」、バラと宿根草(しゅっこんそう)などを合わせた「アルテミスの花園」など、各エリアごとのポイントをピックアップして、レポートします。
まずは入園方法を確認
入園は有人のチケット売場でチケットを購入し、入場します。無人の券売機もありますが、こちらはシニア専用。入園料金はバラが咲くシーズンに合わせて、変動します。来園時の入園時の料金は、ホームページで確認しておきましょう。
有人の売場でチケットを購入したら、いざ入場。入口のゲートをくぐると、色とりどりのバラが咲き誇る風景が、目に飛び込んできます。