みなさん、こんにちは!
今回の日本語表現は『該当する』です。

以前こちらのコラムでご紹介した「対応する」と同様、「該当する」もビジネスの現場のみならず、セミナーや学校でも頻繁に使われる日本語ですよね。そこで今回は英語で「該当する」にあたる表現をいくつかご紹介します。

(1)「この資料から該当する箇所を取り出して明日までにメールしてください。」

Kindly pick out the relevant parts of this material and email them to me by tomorrow.

relevant = 該当する、関連がある、(話題に即していて)重要である

すでに共有されている話題などに対して「関連している」という意味で「該当する」という時に使います。逆に、「それは見当違いの議論だよ(話題にズレた議論だよ)」という時などにはThat’s an irrelevant argument.といいます。

(2) 「ファイルをすべて閉じてから該当するドライブを開けてください。」

Close all files and then open the appropriate drive.

appropriate = 適切な、ふさわしい

appropriateには「正しい」という意味合いも含まれます。マナーやモラルの観点から「ふさわしい」という時もappropriateを使い、逆にその観点から「ふさわしくない」という場合はinappropriateを使います。