様々なシャンプーやトリートメントを詰め替えて使うことのできるシャンプーディスペンサー（シャンプーボトル）。
「シャンプー自体は好きだけどボトルデザインがイマイチ…」
「シャンプーボトルを床に直置きしたくない…」
とお考えの方はシャンプーをおしゃれに収納できるシャンプーディスペンサーを使用するのがおすすめです。
自分好みのデザインや浴室に合うデザインのものを選べばよりバスタイムがより一層素敵なものになりますよ。
「中身を詰めかえる作業がめんどくさい。」
「詰め替えて使っているが、衛生面は大丈夫？」
と思っている方の悩みをお持ちの方にはシャンプーの詰め替えパックをそのまま入れられるディスペンサーを使うと良いでしょう。
しかし実際に選ぼうと思っても様々なデザイン・材質のディスペンサーがあり、どれがいいのか困ってしまいますよね。
そこで今回は、シャンプーディスペンサーの種類の違いやお風呂場にあった選び方などについて詳しくお伝えします
シャンプーディスペンサーを使ってみてほしい方の特徴
1．節約したい方
2．時短したい方
3．デザインにこだわりたい方
節約したい方
ボトル入りシャンプーを買うよりも、パウチに入っている製品を購入し詰め替えた方が、値段を抑えることができます。
例えば、いち髪 濃密W保湿ケア シャンプー ポンプ 480mLは、641円(amazon価格)です。
それに対して、340mLの詰め替え用シャンプーは314円。
2回詰め替えられる680mLの詰め替え用シャンプーは712円です。
このように詰め替え用の大容量のものを買うと、ボトルシャンプーの製品を買う価格とほとんど変わらずに(＋71円)、ボトル２本ぶんのシャンプーを手にいれることができます。
また、濃密W保湿ケア シャンプー ポンプ 480mLは、1ml当たり1.33円。
340mLの詰め替え用シャンプーは、1ml当たり0.92円。
680mLの詰め替え用シャンプーは、1ml当たり1.04円となります。
次に、ボトル入りの製品を購入した場合の値段と、詰め替え用のパウチと詰め替え用ディスペンサーを購入した場合の値段を比較していきます。
ボトル入り製品を購入した場合
濃密W保湿ケア シャンプー ポンプ 480mL → 640円
詰め替え用製品とディスペンサーを購入した場合
480mLの詰め替え用シャンプー(340mLの値段で換算) → 314円
この詰め替え用シャンプーを100均のシャンプーボトルに入れると(＋110円) → 441円
このように同じシャンプーの量でも200円近くの差が出ます、
このため、シャンプー代をできるだけ抑えたい方には、シャンプーの詰め替えを行なうことをオススメします。
時短したい方
「シャンプーの詰め替えを毎回行なうのが面倒だ」という方には、詰め替えそのままシャンプーボトルがオススメです。
詰め替えそのままシャンプーボトルとは、詰め替えのパウチの先端に専用のノズルをつけるタイプや、シャンプーボトルのなかにパウチごと入れて使えるタイプのことを指します。
これらを使うことで、詰め替える手間が省かれることほもちろんのこと、詰め替え作業の際にこぼすこともなくなるというメリットもあります。
デザインにこだわる方
シャンプーディスペンサーを使うメリットは、自分好みのデザインのものを選べることです。
シャンプーが元々入っていたボトルに詰め替えている方も多いかもしれませんが、シャンプーディスペンサーは注ぎ口が大きくなっていたり、中身の残量が見えるようにクリアなデザインになっていたりします。
機能性デザイン性とも抜群の製品も多いので、ボトルを変えてみることもオススメです。
シャンプーディスペンサーの種類・使い方
壁掛けタイプ
スタイリッシュなデザインで話題になっている壁掛けタイプ。
壁掛けタイプとは、壁に吸盤やマグネットでシャンプーボトルを固定する製品です。
吸盤やマグネットタイプだと壁に穴を開けないで取り付けることができますが、中には、壁に穴をあけ、ネジで止めるタイプのものもありますので、賃貸住宅に住んでいる方は、注意してください。
シャンプーボトルの底が下につかないことからぬめりが発生しないことが大きなメリットです。
また、自由に設置する高さや位置を変更することができるため、とても便利です。
製品によっては、片手でスムーズに出すことができるものもあるので、髪を洗いながらでもスムーズに使えます。
プッシュの力の加減で出す量が決められるのも魅力的です。
吊るすタイプ
吊るすタイプとは専用のノズルとフックをつけてシャンプーのパウチを吊り下げて使う製品です。
メリットは、壁掛けタイプと同様にシャンプーボトルの底が下につかないことからぬめりが発生しないことやスペースをとらないことからお風呂場の掃除がしやすいことが挙げられます。
さかさまに吊るしていることから、ボトルの中からシャンプーをポンプで押し上げる通常のタイプより、最後までシャンプーを出しやすいことが大きな特徴です。
また、パウチに専用のノズルとフックを取り付けるだけで使用することができ、シャンプーを詰め替える作業が必要なくなるため、時短に繋がります。
直置きタイプ
直置きタイプは、通常のシャンプーボトルと同様に浴室の棚や浴槽のふちに置くことのできる一番スタンダードなものです。
最も種類が多いので、自分にピッタリの製品が見つかりやすいです。
デザインや容量や素材などにこだわって決めることができます。
デメリットとしては、底面にぬめりが発生しやすいので、定期的に洗い流さなければならないことが挙げられます。
また直置きタイプのなかには、詰め替えそのままタイプというパウチごとボトルのなかに入れることのできる製品があり、とても便利です。
お風呂場にあったシャンプーディスペンサーの選び方
・タイプ
・材質
・容量
・中身が見えるか
・使い勝手がよいか
タイプ
壁掛けタイプ、吊るすタイプ、直置きタイプなどがあり、それぞれメリットデメリットがあるので自分にあったものを選びましょう。
壁掛けタイプ
メリット
デザイン性がある・ぬめりが発生しない・掃除がしやすい
デメリット
壁に穴を開けて設置する製品もあるので注意が必要
壁掛けタイプは、トイレと浴槽が隣り合わせに設計されており、浴室のスぺースが小さいユニットバスを使っている方にオススメします。
壁に掛けるタイプならお風呂のフチに置いて落としてしまう心配もありません。
吊るすタイプ
メリット
ぬめりが発生しない・掃除がしやすい・最後までシャンプーを出しやすい・衛生的
デメリット
少し生活感が出てしまうデザイン・材質の固めのコンディショナーだと出にくいケースもある
吊るすタイプも壁掛けタイプと同様に浴室のスペースが小さい方にオススメです。
それに加え、シャンプーなどを入れるラックやシャンプーを置くシェルフがないご家庭にもオススメです。
直置きタイプ
メリット
種類が多い・パウチごと入れられるタイプがある
デメリット
ぬめりが発生する・製品によっては最後の方シャンプーが出しにくい
据え置きタイプのシャンプーは置く場所が必要なので、お風呂のフチの幅が広いご家庭や、埋め込みタイプの浴槽をお使いになっている方にオススメです。
また、直置きタイプのボトルを選ぶ場合ぬめりの発生を懸念される方が多いと思いますが、ぬめりの発生を防ぐために、水切りの溝がついている製品もあるので、ボトルの底を確認することをオススメします。
材質
陶器、ガラス、プラスチックなどの材質があります。
デザインと使い勝手の両方を考慮して選ぶのがオススメです。
陶器
安定感ある・プッシュしやすい
ガラス
デザイン性がある・倒すと割れてしまう可能性がある
プラスチック
倒しても安心・種類が多い・比較的安価
浴槽のフチでガラス素材のディスペンサーを倒してしまった場合、浴槽の材質がホーローだと表面のガラス質が傷ついてしまう可能性があるので注意が必要です。
表面のガラス質に傷がつくとそこから本体が錆びてしまう恐れがあります。
容量
シャンプーボトルの容量は300～800mLの製品が多いです。
一方詰め替え用シャンプーの内容量は、市販のものの1回ぶん入っているものだと340～380ｍLが多く、2回ぶん入っているものだと680mL程度のものが多いです。
またサロン専売品のシャンプーのパウチは、480～500mLのものが多いですが、製品によっては、2000mL前後のものもあります。
そのため、詰め替えの回数を減らす、または1回で入れきることができるように大きめのものを選ぶことがオススメです。
中身が見えるか
シャンプーボトルには、透明なボディーなクリアタイプと中身が見えないタイプがあります。
プラスチックのように、本体の重さが軽いものであれば、持った時に残量の予想ができますが、陶器タイプなど重みがあるものだと把握することが難しいです。
そのため、詰め替えのタイミングを蓋を開けて確認することなく、気づきたいという方には、プラスチックタイプか、クリアタイプのものを選ぶことをオススメします。
使い勝手がよいか
シャンプーが出しやすい直置きタイプのシャンプーボトルの特徴は、ボトルヘッドのサイズが大きく深く押せるようになっていることです。
そのような製品を選ぶと、濡れている手でも滑りにくくしっかり押すことができ、一度のプッシュで十分な量を出すことができます。
また、詰め替えやすいシャンプーボトルの特徴は注ぎ口が大きいことです。
そのような製品を選ぶと、シャンプー詰め替えの時にこぼしてしまうリスクが減ります。
おしゃれで機能的なシャンプーディスペンサーランキング10選
※このランキングはORGANIQUE MAGAZINE編集部員個人の主観に基づいて作成されています。
第10位 SANEI ウォールソープディスペンサー モグ ホワイト ¥1,379(amazon価格)
壁掛けタイプのコンパクトなディスペンサー。
本体正面のpushと書かれている部分を押すだけでシャンプーを出すことができます。
片手でも出しやすいのでとても便利です。
大型の吸盤で取り付けるタイプなので、取り付けや取り外しがしやすいところもポイントです。
デザインも円形で斬新かつスタイリッシュです。
第9位 Seria 広口ポンプボトル（ホワイト・クリア） 600ml ¥110（税込）
直置きタイプの丸型のシャンプーボトル。
110円とお手頃な価格です。
ホワイトとクリアの2色があり、浴室にあったものを選ぶことができます。
クリアタイプを選ぶとシャンプーの残量が一目で把握できるのもポイントです。
600mLと入る量が多いので、詰め替えの回数が少なくて済むこともメリットです。
第8位 ウォールマウントポンプ シンプルヒューマン 444ml×3 ¥13,500（amazon価格）
通常の製品と比べ少し高価ですが、インテリアとして映えるほどスタイリッシュな一品。
壁掛けタイプのシャンプー・リンス・ボディーソープ用のディスペンサーです。
シリコン接着剤を用いて、壁に穴を開けることなく取り付けることができます。
片手でシャンプーの出る量を調節することもできるので便利です。
また、上から簡単に中身を詰め替えることができます。
第7位 シャルロット ディスペンサー ピンク フランフラン ¥1,800（税込）
シャルロットケーキのようなかわいらしいデザインの直置きタイプのディスペンサー。
女性らしさのあるバスルームを演出してくれます。
本体の蓋が外せる仕様になっているので、詰め替えの際にとても便利です。
また、お手入れも簡単にできます。
そして、本体の底が中心に向かって傾斜がついていることから最後のほうのシャンプーまで出しやすくなっています。
第6位 ディスペンサー inox 200mL ニトリ ¥999（税込）
シルバーでスタイリッシュな直置きタイプのシャンプーボトルです。
こちらの製品は、ステンレスを素材として使っています。
耐久性や耐食性に優れており、とても頑丈なので、長持ちする製品をお探しの方にピッタリです。
１年の保証がついているのも大きな特徴です。
また本体重量が140gなので、残量が少なくなっても倒れにくくなっています。
第5位 中身がわかるボトルリングつき詰め替え用ボトル ベルメゾン ¥1,430（税込）
丸型のスリムタイプの直置きシャンプーボトルです。
スリムタイプであることから、狭いスペースに設置することも可能です。
また、細身でありながらも容量は、515mLと1回ぶんの詰め替えが入りきるのでとても便利です。
白とクリアブルーの2色セットで、とても爽やかなデザインです。
また材質は一見ガラスのようにも見えますが、AS樹脂で作られているので、割れにくく安心して使うことができます。
第4位 詰め替えシャンプーボトル２色セット ベルメゾン ¥1,048（税込）
直置きタイプで、パウチごとボトルに入れることのできるシャンプーボトル。
薄ピンクとベージュとかわいらしい色合いのシャンプーボトルです。
２つセットで1000円程度と比較的安価なのもポイントです。
また、詰め替えパックをそのまま入れることができるのでとても便利で、衛生的です。
底面には水切りの溝がついているので、ぬめりの発生を防ぐことができます。
第3位 レットー ディスペンサーL 岩谷マテリアル ¥1,870(amazon価格)
シンプルなデザインの直置きタイプのシャンプーディスペンサー。
こちらは、ボディー全体が半透明で、真ん中に透明なラインが入っているデザイン性の高いシャンプーボトルです。
真ん中の透明なラインがあることにより、残量を一目で把握することができます。
また、ポンプヘッドが幅広になっているため、押しやすいこと、詰め替えがしやすい広口ボトルであることも大きなメリットです。
内容量は800mLとたくさん入るので、家族で同じシャンプーを使っている家庭にオススメの商品です。
第2位 『詰め替えそのまま』ミニ(フルセット) 三輝 ¥4,169（税込）
吊り下げタイプの代名詞であるこの商品。
詰め替え用のパウチにノズルとフックを取り付けるだけで使うことのできる製品です。
シャンプーを詰め替える必要がないので、とても便利で衛生的です。
また、1プッシュあたり3～4mLと通常のシャンプーボトルよりも出てくる量が少なくなっているため、節約に繋がる製品です。
通常のシャンプーヘッドの1プッシュで出てくる量が多すぎると感じているショートヘアの方や男性にぴったりです。
また、ノズルの中に入っている金属性の逆止弁は、パック内を真空状態に保つ役割を果たし、雑菌の繁殖や香りの劣化を防ぎます。
第1位 マグネットツーウェイディスペンサー タワー 山崎実業 ¥1,870(amazon価格)
壁掛けでも直置きでも使うことのできる2wayタイプの商品。
ボトルの裏面にマグネットがついてディスペンサーです。
シャンプーボトルの底面にぬめりが発生することを防ぎたい方には、壁掛けタイプでお使いになることオススメします。
壁掛けにしてもシャンプーヘッドが押しやすいように斜め設計になっています。
また、注ぎ口が大きくなっているため、詰め替えがしやすいことが大きな特徴です。
カラーもブラックとホワイトの２色が用意されており、両方ともとてもスタイリッシュです。
シャンプーディスペンサーに関する注意点
シャンプーを詰め替える際には、細菌の増殖を抑えるために、シャンプーを最後まで使いきり、ボトルとボトルポンプをよく洗って乾かさなければいけません。
そのため、継ぎ足しを続けることもオススメできません。
洗ってから乾くまで待つ時間がないという方には、次のようなものがオススメです。
シャンプーディスペンサーを２つ持って交互に使うことや、シャンプーボトルにパウチごと入れることのできる詰め替えそのままシャンプーボトル、またはパウチにノズルを取り付ける吊り下げタイプのシャンプーボトルが良いでしょう。
ディスペンサーと一緒に使って欲しいおすすめ詰め替えシャンプー
新しいディスペンサーと一緒に、新しいシャンプーを使用することで気分をリフレッシュしてみるのもオススメです。
そこで、ヘアケアメディアであるORGANIQUE MAGAZINE編集部が厳選したおすすめシャンプーも合わせて紹介します。
こちらも合わせてご覧ください。
市販シャンプー
上でご紹介した詰め替えそのままシャンプーボトルにぴったりのサイズの市販シャンプーの中でも、特にオススメできるシャンプーを厳選しました。
マー&ミーLatte シャンプー詰め替え用360mL プレミアムWミルクプロテイン配合(アップル&ピオニーの香り) ¥732(amazonn価格)
(画像=『ORGANIQUE MAGAZINE』より引用)
カラーやパーマによるダメージで痛んでしまった大人の髪にも、繊細で痛みやすい子どもの髪にもピッタリなシャンプーです。
そのため家族で共有できるシャンプーを探している方にオススメのシャンプーです。
アミノ酸系シャンプーなので、肌が弱い方でも使えることも大きなポイントです。
また、髪や地肌の保湿効果が期待されるミルクプロテインも配合されています。
ＳＳ ビオリス ボタニカル シャンプー （ディープモイスト）詰め替え用 ¥594（税込）
(画像=『ORGANIQUE MAGAZINE』より引用)
乾燥肌や敏感肌の方にオススメなボタニカルシャンプーです。
ホホバオイルやアルガンオイルをはじめとする保湿成分が配合されているため、髪や頭皮を乾燥から守ることができます。
また、6種類のエッセンシャルオイルが配合されていることから、自然のなかにある草木のような心地よい香りを楽しむことができます。
ノンシリコンシャンプーですが、きしみ感は少なく、しっとりまとまりのある髪に導いてくれます。
サロンシャンプー
美容室で購入すると少しお高い印象のサロンシャンプーも詰め替え用をネットで購入することでお得にサロン仕上がりの美髪に近づくことができますよ。
美容室material マテリアル リジュ・シンシアシャンプー 480ml ¥3,690(楽天価格)
(画像=『ORGANIQUE MAGAZINE』より引用)
大人気の「マテリアルケアルマー二シャンプー」をリニューアルした商品。
新しくプラセンタエキスとフコイダンが高濃度に配合され、効果がアップしています。
ぬめりのある材質ですが、これはフコイダンという昆布に含まれる成分なので安心してください。
この成分は、髪をコートする効果があり、ダメージから髪を守ります。
また、青りんごのフレッシュな香りで癒されることができます。
ミチルノプロフェッショナルVIIシャンプー 500ml ¥5,390(楽天価格)
(画像=『ORGANIQUE MAGAZINE』より引用)
98％が自然由来成分と富士の水でできているシャンプー。
植物美容成分により艶を出す効果が期待できるシャンプーです。
シリコンに頼らず、自然由来の成分により潤いを与えることができるところが大きなポイントです。
髪にまとまりがほしい方、髪の乾燥を解消したい方、ヘアカラーの持ちを良くしたい方にオススメできる一品です。
さいごに
タイプや材質・容量など、色々なシャンプーボトル（ディスペンサー）がありますが、皆様のおうちのお風呂場にぴったりのボトルは見つかりましたでしょうか。
日用品の節約をお考えの方、少しでも生活の中で時短をしたい方、お風呂場をおしゃれにしたい方はぜひシャンプーボトルの購入を検討して見てくださいね。
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