好きな音楽でトレンドフードを、楽しもう。

 最近、アメリカを中心にTikTok(ティックトック)で話題になっている食べ物があります。それは、「トルティーヤ」。

そもそもトルティーヤとは、とうもろこし粉や小麦粉で作られた薄焼きクレープのような皮を使った中米インディオの伝統料理のこと。この皮を使い、軽快な音楽を流しながら作る、簡単そうでおしゃれな「トルティーヤサンド」がトレンドになっています。

 実はこれ、本当に簡単な作り方で、ダイエットや美容によさそうな具材がたっぷり挟めるのが魅力。そして材料さえ用意してしまえば、調理は2~3分しかかかりません。そこで今回は、この“ビューティートルティーヤ”の作り方とオススメの具材についてご紹介してみたいと思います。

まずはヘルシーな具材をそろえよう

トルティーヤサンドを作るために絶対に必要なのが、トルティーヤの「皮」。最近では日本のスーパーでも手軽に購入できるようになっていますから、ピザコーナーなどで探してみてください。皮はフライパンで両面を軽く焼いてふっくらさせておくと風味も食感もアップします。

具材として王道なのは、アボカド、チーズ、肉類、トマト。その他、なるべく色鮮やかな食材を選ぶことが、ダイエットや美容度を高めるポイントです。具体的には紫玉ねぎ、ニンジン、パクチー、パプリカなど。タンパク質食材を意識的にたっぷり入れることもオススメで、蒸し豆やツナ、カニカマなど身近なものをそろえてみましょう。

 今回用意したのは、シュレッドチーズ、アボカド、ニンジンマリネ、てりやきチキン、ミニトマト、紫玉ねぎ。

 それでは実際に作っていくことにしましょう。

皮に切り込みを入れて、具材を並べていこう!

温めた皮を大きめの皿か板の上に置き、中心に向かって切り込みを入れます。切り込みをスタートポイントにしてにして、1/4ずつ具材を乗せていきましょう。厚みがありすぎると折りたたみづらくなるので、各具材の高さは1センチを意識するのがポイントです。

90度ずつ1/4エリアを意識しながら、具材を組み合わせて乗せていきます。ここで注意すべきなのは、具材の“汁“をなるべく連れてこないこと。ベチャベチャした仕上がりになってしまいますから、マリネなどの汁気の多い具材は、汁気をキッチンペーパーなどで抑えてから乗せていくことをオススメします。

360度乗せた状態は、ビジュアル的にもキレイで、慣れてくれば具材によって様々なバリエーションを作れることができるでしょう。この4エリアに分けて具材を置いた状態で、最後に塩コショウやマヨネーズなどの味付けを。ハーブや香辛料をふるのも良いですね。タレやソース類は完成後に付けて食べてもよいので、あまり濃い味付けをする必要はありません。