シール跡の粘着したベタベタの取り方・はがし方はいろいろな方法があります。ベタベタをとる方法は熱や溶剤を使った方法が主ですが、溶剤を使う場合は素材を傷つけないか確認すると安心です。今回はシールのベタベタの取り方や便利なアイテムなどをご紹介していきます。
シール跡のベタベタの原因は?
シール跡のベタベタの原因①時間がたつと粘着部分がベタベタする
シール跡のベタベタの原因は、粘着部分が放置されることでよりベタベタになることです。粘着部分は時間がたつとよりベタベタし、さらに時間がたつと固くかたまっていきます。
シール跡がいつまでもベタベタしているのは、シールの上の部分だけはがれてしまい、粘着部分が露出している状態が長引いていることが原因のひとつです。
シール跡のベタベタの原因②粘着部分をはがしていない
シール跡のベタベタの原因②は、粘着部分をしっかり素材から取り除いていないことです。シールは粘着剤がついている粘着面とのりがついていない表面の素材が組み合わさってできています。
シールをはがすときにのり面でない方だけ取り除いた結果、粘着部分はまだ素材に残ったままになっているため、いつまでもベタベタとした状態になっていることが原因です。
シール跡のベタベタのきれいな取り方に使えるアイテム7選!
シール跡のきれいな取り方に使えるアイテム①シールはがし用のスプレー
シール跡のきれいな取り方に使えるアイテム①は、シールはがし用のスプレーです。シールをはがすためのスプレーで、ホームセンターなどの量販店で売っています。素材によって違う種類も売られているため、素材に合わせて選ぶこともできます。
シールをはがすためなら、スプレーを使うのが一番きれいで簡単です。また、シールはがしのスプレーはシールをはがすだけでなく、油汚れやはさみのベタベタなどもきれいにできるので1つ持っておくと便利です。
シール跡のきれいな取り方に使えるアイテム②中性洗剤
シール跡のきれいな取り方に使えるアイテム②は、中性洗剤です。シールはがしのスプレーが使えないときや、わざわざ買うほどでもない量をはがすときに使えます。性能はスプレーには及びませんが、ちょっとしたシールをはがすときに便利です。
台所用の中性洗剤ならたいていどこの家庭にもあるので、スプレーないけどすぐにはがしたいというときにも、すぐに使えるところもメリットです。
シール跡のきれいな取り方に使えるアイテム③ドライヤー
シール跡のきれいな取り方に使えるアイテム③は、ドライヤーです。貼って間もないシールをはがすには、実は一番おすすめのアイテムで、シールに熱を与えることで簡単にはがれやすくすることができます。
貼って間もないシールはそれほどベタベタしていないため、ドライヤーをあてて熱を加えることできれいに簡単にはがすことができます。シールをはがすときはまずはドライヤーから試してみるといいでしょう。
シール跡のきれいな取り方に使えるアイテム④除光液
シール跡のきれいな取り方に使えるアイテム④は、除光液です。シールをドライヤーであたためてもいまいちきれいに取れなかった、スプレーがない、スプレーが使えない素材といった場合に代替品としても使うことができます。
ただし油性のものはプラスチックが溶け出してしまう可能性があるので使えません。そのほか変色の可能性がある布やプラスチック、塗装された木材なども注意が必要です。
シール跡のきれいな取り方に使えるアイテム⑤ハンドクリーム
シール跡のきれいな取り方に使えるアイテム⑤は、ハンドクリームです。ハンドクリームの油分で、シールの粘着部分を溶かしてはがすという方法ですが、シールはがしのスプレーや中性洗剤ほどきれいにはとれないかもしれません。
手近にハンドクリーム以外のアイテムがないけど、シールをすぐにでもはがしたいというときは、使ってみてもよいかもしれません。
シール跡のきれいな取り方に使えるアイテム⑥お酢
シール跡のきれいな取り方に使えるアイテム⑥は、お酢です。お酢はシールの粘着部分を溶かす作用があります。シールをはがすために手近な溶剤がお酢しかないという場合は、シールをひたしておくとはがしやすくなります。
ただし、お酢も素材によっては変色したり傷んだりしますので注意しておきましょう。お酢を使うときは、素材に影響を与えないかどうかを事前に確認しておくと安心です。
シール跡のきれいな取り方に使えるアイテム⑦消しゴム
シール跡のきれいな取り方に使えるアイテム⑦は、消しゴムです。粘着部分がちょっと残ってしまったといった場合に、消しゴムでごしごしこすると、粘着部分がきれいに取れることがあります。
ほかのアイテムを使ってあらかたベタベタをとったけれど、まだ少しベタベタが残っているといった場合に使うと便利なアイテムです。
部屋を綺麗に保つコツについても紹介されています。
ガラスやプラスチックのシール跡のベタベタのきれいな取り方やはがし方
ベタベタシール跡の取り方・はがし方①用意するもの
ガラスやプラスチックのシール跡のベタベタをきれいにはがすときは、シールをはがす用のスプレーを使うのが一番確実で簡単です。シールはがし用のスプレーはホームセンターなどに販売されているので、手軽に購入できます。
ガラスやプラスチックのシールはがしに必要なもの
シールはがし用のスプレー
ぞうきん・ウエスなど
シールはがし用のヘラ
POINT
使える素材かどうか確認する
シールをきれいにはがすスプレーには使えない素材もあります。シールをはがすスプレーを使うときは、使える素材かどうかを確認しておきましょう。
ベタベタシール跡の取り方・はがし方②粘着部分にスプレーする
ベタベタシール跡の取り方・はがし方の手順②では、いよいよシールにシールはがし用のスプレーをスプレーしていきます。全体的にシール全体に染み込むようにスプレーしていきましょう。
シール全体にスプレーしたら、スプレーの説明書にある時間だけ放置します。放置する時間が必要ない場合は、そのまま次の工程に移ってください。
POINT
貼ってすぐのシールはドライヤーでもよい
貼ってすぐのシールはそれほどベタベタしていないので、ドライヤーであたためることで取れやすくなります。貼ってすぐのシールはドライヤーではがしてみることから始めてみましょう。
ベタベタシール跡の取り方・はがし方③ガラス・プラスチックからはがす
ベタベタシール跡の取り方・はがし方の手順③では、シールはがし用のスプレーではがしやすくなったシールをはがしていきます。シールはがしをするには、シールをはがすためのヘラが便利でおすすめです。100円ショップに売っているので、余裕があったら買いそろえておくとよいでしょう。
シールをはがすときは、ゆっくりと端からはがしていきます。シールはがし用のスプレーはよくはがれるので、それほど力を入れなくてもするっとはがれてくれるはずです。
ベタベタシール跡の取り方・はがし方④水できれいに拭く
シールはがし用のヘラでシールをきれいにはがしたら、シールはがし用のスプレーをきれいに洗い流したり、拭いたりしてください。シールはがし用の溶剤が残らないように、しっかりと洗っておきましょう。
木についたシール跡のベタベタのきれいな取り方やはがし方
ベタベタシール跡の取り方・はがし方①用意するもの
ベタベタシール跡の取り方・はがし方の手順の①では、必要なものを用意します。木材はガラスやプラスチックとは違って、ややデリケートな素材です。塗装がある場合は、溶剤を使ってシールをはがすと素材が傷ついてしまうこともあるので気を付けましょう。
ということで、木材にくっついたシール跡をはがすにはそれほど刺激が強くない中性洗剤を使っていきます。中性洗剤は強力にシールを落とすほどではありませんが、強く張り付いたシールをはがすには役立ちます。
木材のシールはがしに必要なもの
台所用中性洗剤
布かキッチンペーパー
シールはがし用のヘラ
カッター
ラップ
ベタベタシール跡の取り方・はがし方②中性洗剤を塗り込む
ベタベタシール跡の取り方・はがし方の手順②は、中性洗剤をはがしたいシールに塗り込んでいきます。素材の表面に撥水加工してあるようならカッターで表面に切れ目を入れて、シールの接着面まで中性洗剤が染み込むようにしておきましょう。
カッターでシールを傷つけるときは、木材まで傷つけてしまわないよう気を付けてください。シンクの中に入らないような壁などの場合は、キッチンペーパーなどに染み込ませてシールの上に張り付けましょう。
ベタベタシール跡の取り方・はがし方③ラップで覆う
ベタベタシール跡の取り方・はがし方の手順③は、中性洗剤を染み込ませている部分をラップで覆う手順です。中性洗剤を染み込ませている場所をラップで覆うことで、よりシールの中に中性洗剤を浸透させることができます。
シールの部分をラップで覆ったら、5分~10分程度放置しておきましょう。このとき長時間放置しすぎると、木材の塗装が取れやすくなることもあるので気を付けてください。
ベタベタシール跡の取り方・はがし方④シールはがしではがす
ベタベタシール跡の取り方・はがし方の手順④では、いよいよシールをはがしていきます。シールをはがすときには、シールはがし用のヘラがあると便利です。シールはがし用のスプレーを使うよりもベタベタは取れにくいので、慎重にヘラでシールをはがしていくようにしましょう。
POINT
はがせないときは無理をしない
木材はデリケートな材質なので傷つきやすいです。シールをはがすときは、無理をしないでゆっくりと慎重に行ってください。
ベタベタシール跡の取り方・はがし方⑤水で拭いて完了
ベタベタシール跡の取り方・はがし方の手順⑤では、仕上げに水拭きをしていきます。中性洗剤が残ったままだと色落ちや変色などの原因になってしまうので、残った中性洗剤を水で濡らした雑巾などでしっかりと拭いておきましょう。
まだどうしてもベタベタする場合は、乾いてから消しゴムでこすったりガムテープで粘着部分をからめとったりする方法もあるので試してみてください。
掃除のめんどくさいを解消するコツについても紹介されています。