夫が暴行容疑で逮捕され、離婚の意思を表明したタレントの熊田曜子さん。3人の子どもを出産した後も変わらない完璧なプロポーションから、筆者としては、とてもストイックな人という印象をもっています。
報道各社に送られたFAXでは「弁護士さんに離婚手続きを委任することとなりました」とあり、「夫からの暴力行為は初めてではなく、夫が帰宅する時間が近づくと恐怖を感じるようになってしまっており、そのような状態でこれ以上婚姻生活を継続することは難しいと判断した」とも綴られていました。 一方、夫のほうは熊田さんの不倫の証拠があることや、誤って手が当たっただけ、といった主張をしています(週刊新潮、週刊文春 6月10日発売号など)。
いよいよ“最終局面”へ突入するという覚悟のもと、熊田さんは離婚表明をした可能性があります。そこで、離婚表明のFAXに記載されていた直筆のサインと、過去の熊田さんの筆跡をもとに、現在の心理と持前の性格について分析してみました。
年を重ねるごとに自己主張が強めに
まず、本来の性格について見てみましょう。
はじめに分析するのは、2020年10月に自身のInstagramで投稿していたレシピノートの写真。19歳のときの筆跡です。
全体的に字が小さく、字と字の間が広い印象です。自己主張は少し控えめで自信なさげな印象ですが、気持ちに余裕があり、料理を楽しんでいるように感じます。「豆」や「味」、「砂」などの「口」の書き方も大きく、若々しいエネルギーも十分のようです。
さて一方で、2020年の筆跡。YouTube動画の撮影時のものです。
書いている場所が黒板なので、厳密な大きさや字間を比較するのが難しいのですが、パッと見る限り、堂々と大きな字を書いています。黒板の3分の1近いサイズなので、かなり大きな字になるはず。これだけ大きな字を書けるのは、大胆な自己表現ができる多大な自信を感じさせます。
だいたいの人は、大人になるにつれて字が小さくなる傾向が強いですが、熊田さんは年を重ねるごとに自信がつき、自己主張が強くなっているようです。
内に秘めた上昇志向の表れ
次に、2020年3月に投稿された天木じゅんさんへの直筆メッセージ。
先ほどの「標」のきへんや上記の「木」を見ると、縦棒の上の部分の長さを少々長めに取っている傾向があります。
19歳のときのレシピの字でも、「皮」や「本」などは字全体の上3分の1を縦棒が占めています。
このような縦棒の上を長く取る字を書くのは、上昇志向の表れです。上へ上へのぼりたいという心情が、縦棒を長くします。また、リーダーシップのある人にもこの傾向があり、安倍前首相の筆跡にもこの字が見られました。
確かに、ストイックな熊田さんからは、内に秘めた上昇志向がふつふつと見えるような気もします……。