見た目や文化が近い隣国同士の日本と韓国ですが、それでもお互いを理解するのはなかなか難しいようです。
なかでも、韓国人にとって理解し難いのが日本人の「本音と建前」だといいます。韓国人はなぜ「本音と建前」が理解し難いのか、その理由に迫ってみたいと思います。
すれ違う日韓コミュニケーション
「また、一緒に遊びに行こう!」と言われたとき、あなたならどのように答えるでしょうか?多くの日本人は「うん、また今度ね!」と、その気がなくてもとりあえず答えます。社交辞令的にいつ行くかは曖昧にしながらの、建前としての答えです。しかし、韓国人にこう答えると、続いて「いつ行く?」と返ってくることがあります。
日本人は信用できない?
日本人同士の場合、とりあえずその場の雰囲気を壊さないように、社交辞令的な答えをしたと考えますが、相手が韓国人であれば、それが建前としての返答だとは理解されません。「いつ行く?」と聞かれて答えに躊躇してしまうと、「その気もないのに調子のいい返事をする信用できない人」という印象を持たれてしまいかねません。