美容のプロが厳選した男性用白髪染めシャンプー10選
(画像=『ORGANIQUE MAGAZINE』より引用)

「白髪染めをしたばっかりなのに、根本から白髪がもう生えてきてしまっている…」 「白髪が増えてきてから、実年齢より老けてみられるようになった」

と感じている方は多くいらっしゃいます。

今回は、白髪になる原因や、白髪を増やさないようにする方法や白髪を目立たなくする方法について紹介していきます。

また、白髪を目立たなくすることができるアイテムである白髪染めシャンプーについて美容のプロが詳しくお伝えします。

この記事でわかること

・白髪になる原因は、遺伝と加齢、ストレスや生活習慣の乱れであり、それらは生活の改善で白髪の発生を抑制することができる
・白髪染めシャンプーは、「髪を洗いながら染まる」という他の白髪染めの方法とは異なるものであり、良い白髪染めシャンプーは、泡立ちと含有成分を重視する

この記事に登場する専門家

美容のプロが厳選した男性用白髪染めシャンプー10選
(画像=美容師 / Webライター。メガネ『ORGANIQUE MAGAZINE』より引用)

美容師免許取得後、美容室を勤務して8年。現在は親が経営する美容室で事務をやりつつ、Webの知識も併用してWebライターとして活躍中。 美容師勤務中の手荒れの経験から、体の内側から髪をきれいにする術を研究している。ヘアケアからヘルスケアなどの、幅広い知識で記事を執筆中。 「薄毛に特化したヘッドスパ」が得意で、美容師時代もお客様から指名をよく受けていた。

白髪染めシャンプーとは?

白髪染めシャンプーとは
・シャンプーとヘアカラー両方の特性を持つシャンプー

白髪染めシャンプーは、一般的にいうヘアカラーとは異なります。 ヘアカラーはカラー剤を染めたい部分につけて、髪の毛を染めていきます。

一方、白髪染めシャンプーは、シャンプーの中に染料が入っているので、いつもどおり髪を洗う感覚で染められるのが特徴です。

したがって、白髪染めシャンプーはヘアケア剤とヘアカラーの両方の特性を活かして白髪染めができます。

通常のヘアカラーでは、薬剤を付けたらある程度の時間が経過した後、シャンプーで洗い流さないといけません。

シャンプーとヘアカラー両方の特徴を持っている白髪染めシャンプーは、ヘアカラーが面倒な方におすすめのシャンプーになっています。

男性用白髪染めシャンプーとは?

白髪染めシャンプーは現在、女性用と男性用が用意されています。
以下のような特徴を含むシャンプーが男性用白髪染めシャンプーです。

・暗い色のバリエーションは暗いものが多い
・香りが控えめで目立たない
・見た目がシンプル

上記以外は女性用と差異が見られないので、香りや見た目を気にしない方は、女性用を使っても問題ないでしょう。

白髪になる原因は?

男性や女性に関係なく、どんな人でも白髪ができます。

白髪の原因は、以下の3つが原因だと考えられています。

白髪になる原因
1. 遺伝と加齢
2. ストレス
3. 生活習慣の乱れ

1. 遺伝と加齢

白髪は、遺伝が原因で発生すると言われています。 親族に白髪の人がいるのなら、あなたも白髪ができる可能性は十分にあるでしょう。

「白髪は遺伝する」とよくいわれますが、白髪になるという遺伝子はありません。もちろん「加齢の影響を髪に受けやすい」「ストレスを処理する能力が低くて、ストレスを受けると体の変化として現れやすい」など、その他の要因や体質を両親から受け継いでいて、その結果、両親と同じように白髪になりやすいという可能性はあるかもしれません。

出典リンク:LICOLO「【白髪を増やさない食事&ヘアケア】ヘアケアメーカーの研究員が教える本気の白髪対策」

このように白髪はメラノサイトという細胞の異常で起こると言われているため、遺伝が原因といわれています。 特に若い人の白髪は、遺伝によるものが多いといわれています。

また、加齢とともに色素細胞や色素幹細胞が衰えてくるため、加齢も白髪になる原因の一つとなっています。

2. ストレス

ストレスは細胞の老化を促進するといわれており、ストレスを感じると一時的に白髪が増えることもあります。

ストレスが溜まると、交感神経が優位になります。

交感神経は血液の流れを悪くさせるため、細胞の栄養が足りなくなり、老化を加速させるという悪循環を生み出します。

したがって、白髪対策をするのならば、ストレスを溜めない努力が必要になります。

3. 生活習慣の乱れ

生活習慣の乱れといわれても、ピンこない人もいるでしょう。
主に次の3つが原因といわれているので、該当する原因がある場合は、生活習慣に気をつけましょう。

・睡眠不足
・運動不足
・栄養不足

どの原因も血液の流れを悪くさせ、ホルモンバランスも乱れさせる可能性を高めます。

間接的に白髪が増える原因となるので、規則正しい生活を心がけましょう。

気をつけて!白髪が増えやすくなるNG行為

白髪というのは、意識しなくなると、どんどん増えてしまいます。

白髪対策のために、以下の3つのNG行為を普段の生活で意識するようにしましょう。

1. 食事を抜く無理なダイエット
2. 紫外線対策をせず、長時間外出する
3. 過度な仕事

1. 食事を抜く無理なダイエット

一般的なダイエットなら問題ありませんが、過度に食事を抜くダイエットは、白髪を増やしてしまいます。

髪の毛というのは、体の中で作られており、栄養が必須です。 したがって、栄養が足りなくなると、白髪のリスクが高まります。

色素であるメラニンは、チロシンというアミノ酸から作られますから、メラノサイト(細胞)が正常でも、素材であるチロシンが不足していると色素は作られず、白髪になります。

出典リンク:消費者庁「株式会社あすなろわかさに対する景品表示法に基づく措置命令について」

このように、髪の毛の栄養不足は白髪が増える原因となります。

食事を抜いた無理なダイエットで白髪のリスクが増えるというのは覚えておきましょう。

2. 紫外線対策をせずに長時間外に出る

体の内部だけでなく、体の外部からも白髪になる要因はあります。 その中でも紫外線は白髪を増やすリスクが高く、対策をしていないと白髪を増やしてしまうでしょう。

紫外線対策をしない状態で外出してしまうと、頭皮が炎症を起こして、白髪を増やしてしまう可能性が高くなります。

これはメラノサイトといわれる細胞が、紫外線によって壊されるのが原因です。

長時間の外出の際には、UVカットのスプレーを使って、紫外線対策を行うようにしましょう。

3. 過度な仕事

男性なら仕事を生きがいにして、生活している人もいるでしょう。 しかし、仕事に没頭しすぎて、白髪が増える原因を作ってしまうかもしれません。

・ストレス
・睡眠不足
・髪に気を遣わない(白髪を抜く、洗ったら乾かさない)

仕事に没頭すると、以上のような白髪が増えるといわれる原因が重なり、白髪になる可能性を高めてしまいます。

仕事に没頭してもいいですが、ほどほどにして生活習慣を乱さないようにしましょう。

美容師直伝!白髪をこれ以上増やさない方法

毎日の生活に以下の対策を意識するだけで、白髪が増えるリスクを最小限に抑えられます。

本当にちょっとした意識だけで、白髪予防になるので覚えておきましょう。

白髪をこれ以上増やさない方法
1. 睡眠時間を確保する
2. 食生活を見直す
3. 運動をする

1. 睡眠時間を確保する

睡眠は、髪の毛に多大な影響を与えます。

髪が生成されるのは、成長ホルモンが分泌されるからです。成長ホルモンは眠っている間に分泌されるため、睡眠をおろそかにすると髪の健康に影響が現れるのです。

出典リンク:AGAスキンクリニックレディース院「睡眠が足りていないと薄毛や抜け毛を招く」

成長ホルモンが睡眠時に最も分泌されます。
成長ホルモンが出ている時は髪の毛も多く作られます。

したがって、睡眠時間を十分に確保していないと、髪の毛の成長を妨げ、色素が足りない白髪を増やしてしまう可能性があります。

十分な睡眠時間を確保するようにしましょう。

3. 食生活を見直す

食生活を見直すのも、白髪予防として得策です。

美容のプロが厳選した男性用白髪染めシャンプー10選
(画像=『ORGANIQUE MAGAZINE』より引用)

髪の毛はアミノ酸から作られています。
したがって、たんぱく質を多めに摂って、髪の毛の成長を手助けする食生活を心がけましょう。その意識だけでも、白髪予防となるはずです。

しかし、アミノ酸を多く含むものだけを食べても、白髪が減ると言い切れません。 アミノ酸の吸収をよくするビタミン類や、栄養を運ぶ血液の材料である鉄分など、バランスのいい食事を意識するのが基本です。

偏食にならないように、毎日の食事を見直す努力をしてみてください。

3. 運動をする

運動をすると、ドーパミンやセロトニンといった、ストレス解消のためのホルモンが作られます。

運動をするだけで、ストレスによる白髪増加のリスクを抑えられるので、運動をオススメします。

そして、運動は筋力アップも期待できるので、血液の流れもよくなります

この効果は、必要な栄養が運びやすくなるため、白髪予防の効果をより促進させるでしょう。

白髪を目立たなくする方法

白髪予防をしていても、遺伝などの避けられない原因がある限り、白髪を完全になくすことは難しいです。

そこで白髪を目立たなくする方法を紹介します。

白髪を目立たなくする方法
1. ヘアカラー
2. ヘアマニキュア
3. 白髪染めシャンプー
4. 白髪染めトリートメント

それぞれメリットやデメリットがあるため、あなたに合った方法を選択するようにしましょう。

1. ヘアカラー

ヘアカラーは、髪の毛をアルカリで膨潤させ、そこに色素を入れて白髪を染める方法です。

キューティクルを薬剤で開かせるので、しっかり染められるのがメリットです。 カラーバリエーションも豊富で、好みの色に染められるので、髪の毛の色を楽しみたい方はヘアカラーを使うことをオススメします。

しかし、薬剤で無理やり膨潤させるため、髪の痛みが出やすいのがデメリットです。

したがって、ヘアカラー後にトリートメントをしなければならないので、手間がかかってしまいます。

2. ヘアマニキュア

ヘアマニキュアは、酸性カラーの一種です。
髪の毛が弱酸性ともいわれており、ヘアマニキュアで髪が傷むリスクはほぼないでしょう。

したがって、髪がパサつくといったリスクがないので、気軽にヘアカラーをしたい人におすすめです。

しかし、ヘアマニキュアは表面に色素を吸着させるという仕組みで髪を染めます。 そのため、シャンプーで髪を洗うと、色素が落ちてしまいます。

色の持ちが悪いというデメリットがあるので、気を付けましょう。

またヘアカラーと比べると、カラーバリエーションが豊富ではありません。 発色はいいですが、好みの色を見つけるのが難しい可能性があります。

3. 白髪染めトリートメント

白髪染めトリートメントも、トリートメントに色素が入っており、自宅で気軽に白髪染めをしたい人におすすめのヘアケア剤です。

シャンプーをした後に、いつもと同じように白髪染めトリートメントを使うだけでいいので、気軽さが大きなメリットです。

しかし白髪染めトリートメントも、1度で染まるわけではありません。 毎日使うことによって徐々に髪の色が染まるので、手間がかかることがデメリットです。

4. 白髪染めシャンプー

白髪染めシャンプーには、シャンプーの中に色素が入っているため、頭を洗いながら白髪染めができるという特徴があります。 自宅で気軽にヘアカラーができるので、気軽さを求める人は圧倒的にメリットです。

一般的な白髪染めを使う場合は、髪を染めた後に放置時間が必要な上に、染めた後にシャンプーをしないといけません。

美容のプロが厳選した男性用白髪染めシャンプー10選
(画像=『ORGANIQUE MAGAZINE』より引用)

さらに髪が傷まないように、トリートメントも必要でしょう。 白髪染めシャンプーには、その手間がかからないため、今注目されています。

また、白髪を染めたことを周囲に気づかれたくない方に、白髪染めシャンプーはおすすめです。
白髪染めやヘアマニキュアは使用すると、一度でしっかり染まります。
そのため白髪を染めたことがわかりやすいです。

しかし、白髪染めシャンプーは徐々に染まっていくため、周囲に白髪を染めたと気づかれずに次第に白髪を隠すことができます。

さらに、お風呂場ですぐに始められるので、気軽さも大きなメリットといえるでしょう。 誰でも使いやすく作られている白髪染めシャンプーは、不器用な男性が使っても自然に白髪をカバーできます。

男性用白髪染めシャンプーの効果

男性用白髪染めシャンプーの効果
1. 少しずつ白髪が染まる
2. 頭皮の負担が少ない
3. 色ムラが出にくい

1. 少しずつ白髪が染まる

白髪染めシャンプーを使って、特に実感する効果が、白髪が少しずつ染まることです。 この「少しずつ」というのがポイントです。

一般的なヘアカラーは無理やりキューティクルを開いて染料を入れるため、一度できれいに染まりますが、白髪染めシャンプーは表面に吸着していきます。

そのため少しずつしか染まりません。

これをメリットと捉えるか、デメリットと感じるかは人次第でしょう。

一度で染まると明らかに白髪染めを使ったのがわかりやすいです。 一方で、白髪染めシャンプーだと少しずつ染まる効果があるため、染めたのがバレにくいというメリットがあります。

自然に白髪を染めたい方は、白髪染めシャンプーがおすすめです。

2. 頭皮の負担が少ない

無理やりキューティクルを開いて染料を入れない白髪染めシャンプーは髪だけでなく、頭皮の負担も最小限に抑えられます

強い薬剤を使っていないため、敏感肌の男性でも安心して使えるでしょう。

また、少しでも色素が落ちないために保湿成分が含まれた白髪染めシャンプーが多いです。

したがって、頭皮の保護ができるので、敏感肌対策の意味でも白髪染めシャンプーは良い選択といえるでしょう。

3. 色ムラが出にくい

白髪染めや他のヘアカラー剤とは異なり、白髪染めシャンプーはあわ立てて使うことができるため、色ムラが出にくく、きれいに染められるという効果があります。

さらに、少しずつ染まる効果もあるので、誰でも使える安心感も大きなメリットです。

不器用で白髪染めの自信がない男性も、白髪染めシャンプーに挑戦してみることをオススメします。

男性用白髪染めシャンプーに入っている注目の成分

男性用白髪染めシャンプーに含まれる注目の成分
1. ココイルグルタミン酸TEA
2. ホホバオイル

1. ココイルグルタミン酸TEA

シャンプーで1番重要なのが、洗浄成分です。

洗浄力が強いと皮脂が洗い流される上に、染料も落ちてしまうので、できるだけ洗浄力が弱い洗浄成分が含まれる白髪染めシャンプーを選びましょう。

ココイルグルタミン酸TEAは、洗浄力が弱いアミノ酸系洗浄成分の代表格です。

洗浄力が弱いと、白髪染めシャンプーの染料が洗い流されないため、色持ちもよくなるという特徴があります。

また、刺激性も少ないので、敏感肌の男性でも安心して使えます。

2. ホホバオイル

白髪染めシャンプーで次に大事なのは、髪を保湿できる機能です。
染料が多く含まれていても、洗浄成分で洗い流されてしまう場合や、日ごろの髪のダメージで定着しにくくなってしまうからです。

ホホバオイルは、頭皮の負担を抑えられ、安心して使える保湿成分です。
浸透性も高いと言われているため、白髪染めシャンプーとも相性がいいと言われています。

髪が短い男性も頭皮が保湿されれば、頭皮のダメージ回避に繋がり、薄毛予防にもなります。 フケがよく出てしまう男性こそ、ホホバオイルが入った白髪染めシャンプーを選ぶようにしましょう。

美容師が教える!白髪染めシャンプーに入っている避けるべき成分

白髪染めシャンプーは、安全性が高い種類が多いですが、中には避けるべき種類も存在しています。

白髪染めシャンプーに入っている避けるべき成分
1. ラウリル硫酸Na
2. ジアミン

1. ラウリル硫酸Na

安い白髪染めシャンプーには、洗浄力が強い「ラウリル硫酸Na」が含まれています。

洗浄力が強い白髪染めシャンプーを使うと、染料が吸着しにくく、頭皮が荒れる可能性が高くなります。

洗浄力が強い成分は、安価に手に入るため、商品価格が安くなります。 したがって、安い白髪染めシャンプーには、洗浄力が強い成分が使われている可能性があるため、購入するときは気をつけるようにしましょう。

2. ジアミン

安い白髪染めシャンプーの中には、「ジアミン」という酸化染料が使われている可能性があります。

ジアミンとは、ヘアカラーに使われる成分です。
キューティクルを無理やり開いて、染料を浸透させる効果があります。

酸化染料は頭皮への負担が大きい成分です。 頭皮が荒れるリスクが高いので、成分表を必ず見ておきましょう。

美容師だけが知っているおすすめ男性用白髪染めシャンプーの選び方

白髪染めシャンプーは、男性用に限ってもたくさんの種類があるため、選ぶのが難しい方も多いと思います。

そこで、美容師だけが知る男性用白髪シャンプーの選び方についてまとめました。

美容師だけが知っているオススメ男性用白髪シャンプーの選び方
1. 泡立ちの良さで選ぶ
2. 髪の色が派手になりすぎないシャンプーを選ぶ

1. 泡立ちの良さで選ぶ

男性用白髪染めシャンプーを選ぶ際はは、泡立ちの良さを確認しましょう。

泡立ちの悪い白髪染めシャンプーを使うと、髪全体にシャンプーが付きにくいため、色ムラが起こる可能性があります。

美容のプロが厳選した男性用白髪染めシャンプー10選
(画像=『ORGANIQUE MAGAZINE』より引用)

また、皮脂が多い男性には泡立ちの悪さがムラに影響を与える可能性もあります。

したがって、泡立ちの良い白髪染めシャンプーを選ぶようにしましょう。

2. 髪の色が派手すぎないシャンプーを選ぶ

男性用の白髪染めシャンプーには、落ち着いた色の白髪染めシャンプーが多くなっています。

男性用の白髪染めシャンプーを選ばなくてもいいと紹介しましたが、女性用の白髪染めシャンプーの中には、発色の良い明るめのシャンプーも多く出回っています
これらを選んでしまうと、失敗してしまうかもしれません。

そのため、派手な色にならない白髪染めシャンプーを選びましょう。

男性用白髪染めシャンプーに関する注意点

白髪染めシャンプーを使った経験がない男性は、いざ使い始めると、ショックを受けるケースがあります。

そうならないためにも、以下で紹介する白髪染めシャンプーの注意点を把握しておきましょう。

男性用白髪染めシャンプーに関する注意点
1. 手が染まる可能性がある
2. 染まるまでは毎日使う

1. 手が染まる可能性がある

シャンプーは素手で使うものですが、白髪染めシャンプーも同じように使うと、ショックを受ける可能性があります。 薄っすら手に色素が付いてしまうからです。

白髪染めシャンプーは、表面に色素が吸着して、白髪を染めていきます。 髪だけでなく、手にも色素が付いてしまうため、薄手のゴム手袋を付けて洗うと良いでしょう。

2. 染まるまでは毎日使うのが常識

白髪染めシャンプーは、ゆっくり白髪を染めていきます。

白髪染めシャンプーの使い始めの時期は、毎日使いましょう。
人によりますが、5回目前後になると色が付き始めます。
そのため、継続的に使うことが重要になっています。

1度白髪が染まれば、1週間に1回前後で十分でしょう。
それまでは毎日使うようにしましょう。

美容師が厳選!男性用白髪染めシャンプー10選

※このランキングは美容師個人の主観に基づいて作成されています。

*価格は公式価格で表示

第10位:Me+カラーシャンプー 300ml ¥4,180(税込)

美容のプロが厳選した男性用白髪染めシャンプー10選
(画像=『ORGANIQUE MAGAZINE』より引用)

Me+カラーシャンプーは、これまでのポイントをほぼ抑えられている白髪染めシャンプーです。
しかも頭皮から髪の毛まで、幅広くケアできるように作られているため、白髪以外の悩みも抑えられるでしょう。
アミン酸系の洗浄成分で髪を保湿し、プレクランという成分でスカルプケアができるからです。
その他にも植物成分がタップリで、敏感肌の男性も安心して使えます。

第9位:昆布の白髪用カラーシャンプー 300ml ¥2,178(税込)

美容のプロが厳選した男性用白髪染めシャンプー10選
(画像=『ORGANIQUE MAGAZINE』より引用)

昆布の白髪用カラーシャンプーの大きな特徴は、比較的料金が安くて続けやすいところです。
名前のとおり植物由来の成分が配合されており、利尻昆布とガゴメ昆布エキスの2種類の成分で白髪を徐々に染められます。
この昆布エキスは、保湿もできる成分のため、頭皮が乾燥している男性にも相性がいいでしょう。
徐々にダークブラウンのような色に染まるので、そのあたりを意識して使ってみてください。

第8位:黒耀シャンプーQS 350ml ¥2,750(税込)

美容のプロが厳選した男性用白髪染めシャンプー10選
(画像=『ORGANIQUE MAGAZINE』より引用)

黒耀シャンプーQSは、ヘアパックとセットで使って、白髪染めができるようになります。
それを聞いて面倒と思うかもしれませんが、言い方を変えると、それだけ安全性が高いといえるでしょう。
もちろん全て天然成分なので、刺激で荒れる心配はありません。
草木染めのような感覚で使えるので、髪を明るくするのは難しいですが、白髪染めの機能としては十分です。

第7位:バランローズ 黒クリームシャンプー 400ml ¥5,808(税込)

美容のプロが厳選した男性用白髪染めシャンプー10選
(画像=『ORGANIQUE MAGAZINE』より引用)

バランローズの黒クリームシャンプーの大きな特徴は、泡立つ一般的なシャンプーと違い、クリーム状になった原液を直接頭に付けて洗えることです。。

髪の摩擦が最小限に抑えられて、パサつきは抑えられるでしょう。
そのためバランローズ黒のクリームシャンプーだけで、トリートメントとシャンプー、白髪染めの3つの役割を1つでこなせられます。
価格が少々高いですが、染まりやすいという声も多いので、使う回数をコントロールすれば気にならないでしょう。

第6位:コジット ボタニカラーシャンプー 300ml ¥2,200(税込)

美容のプロが厳選した男性用白髪染めシャンプー10選
(画像=『ORGANIQUE MAGAZINE』より引用)

コジットのボタニカラーシャンプーは、料金が安くてコスパ優先の人に相性がいい白髪染めシャンプーです。

またイオンヘアカラー(ヘアマニキュア)の原理を使っているので、染まり具合も満足できるでしょう。
シャンプー剤を付けて、3分ほど放置するのを忘れずに使い続けると、7回目ほどで効果を実感できるはずです。
ちなみに女性が使っても違和感がないので、男性と女性が兼用で使っても問題ありません。

第5位:ROYDカラーシャンプー グロッシーブラック 300ml ¥1,540(税込)

美容のプロが厳選した男性用白髪染めシャンプー10選
(画像=『ORGANIQUE MAGAZINE』より引用)

ROYD(ロイド)のカラーシャンプーの特徴は、発色の良さです。 成分表を見てみると「HC青2、塩基性青99」など、染料がタップリ入っているのがわかります。

比較的若者に人気ですが、もちろん黒のカラーシャンプーを使うと白髪にも使えるので、地道に使い続けましょう。
泡立ちが控えめなので、皮脂があまりついていない状態で使うのがおすすめです。
価格を抑えたシャンプーというのもあるので、2度洗いするのもいいでしょう。

第4位:ナチュラルグレイッシュ リンスインシャンプー 250ml ¥989(税込)

美容のプロが厳選した男性用白髪染めシャンプー10選
(画像=『ORGANIQUE MAGAZINE』より引用)

さらに安いシャンプーが、ナチュラルグレイッシュのリンスインシャンプーです。
価格だけでなく、泡立ちも比較的いいほうなので、シャンプー感覚で白髪染めができます。
コスパを優先したい男性や、初めて白髪染めシャンプーに挑戦したい人にもちょうどいいでしょう。

ちなみに成分表を見ると、「塩基性青99、塩基性茶16」が染料として使われています。
グレーのような色に染まりながら黒っぽくなっていくので、その過程を楽しめる人は試してみてください。

第3位:黒染シャンプー 500ml ¥2,200 (税込)

美容のプロが厳選した男性用白髪染めシャンプー10選
(画像=『ORGANIQUE MAGAZINE』より引用)

黒染シャンプーは、自然に染められ、髪に優しい白髪染めシャンプーです。

サンショウエキスという生えてくる髪の毛の黒くする成分を活性化する役割を持っている白髪防止成分を配合しています。

さらに、天然植物色素ログウッドエキスや椿油を配合しているため、髪にツヤとうるおいを与えてくれます。

また、イオン吸着方法を用いているため髪への負担を軽減することができます。

髪の毛がデリケートな方におすすめの白髪染めシャンプーです。

第2位:ソシア グローリンワンクロス100ml ¥6,380(税込)

美容のプロが厳選した男性用白髪染めシャンプー10選
(画像=『ORGANIQUE MAGAZINE』より引用)

安全性重視の人は、ソシアのグローリンワンクロスの白髪染めシャンプーを使ってみてください。
ラウラミドDEAなどのアミノ酸系の洗浄成分が使われており、頭皮が乾燥して炎症が起きにくいです。

さらに加水分解ケラチンや、ヘマチンといった髪を修復する成分まで使われています。
もちろん保湿成分も、植物由来のものばかりです。
ここまでこだわって作っているため、料金が比較的高めですが、染まりやすいという声も多くあります。
質が高い白髪染めシャンプーを探している人は、試す価値があるでしょう。

第1位:利尻カラーシャンプー白髪用 200ml ¥3,850(税込)

美容のプロが厳選した男性用白髪染めシャンプー10選
(画像=『ORGANIQUE MAGAZINE』より引用)

利尻カラーシャンプーは、白髪染めシャンプーの中でも、無難な使い心地で人気です。
植物由来成分なのに、染まり具合もちょうどいいでしょう。 さらにラウラミドDEAなどの、アミノ酸系の洗浄成分が成分表の上部を占めているため、安全性が高いといえます。

加水分解ケラチンなどの髪の修復成分もあり、男性であっても仕上がりに満足できるはずです。 白髪染めに失敗したくないのであれば、利尻カラーシャンプーを使いましょう。
知名度も高く、口コミでも評判の声も多いので、試してみる価値は十分あると思われます。

さいごに

今回は、現役美容師による男性用の白髪染めシャンプーの特徴や良い白髪染めシャンプーの選び方に関する説明とおすすめの白髪染めシャンプーについて紹介しました。

しっかりと白髪を染めるために、良い白髪染めシャンプーを選ぶようにしましょう。

また他の記事では、おすすめの白髪予防シャンプーや白髪を黒髪に戻すシャンプーなども紹介しています。

参考文献

・LICOLO(2020)「【白髪を増やさない食事&ヘアケア】ヘアケアメーカーの研究員が教える本気の白髪対策」(2021年3月5日参照)

・Dクリニック大阪メンズ(2019)「【クリニック監修】白髪の原因は?黒いままではいられない?人の髪はなぜ白髪になるの?」(2021年3月5日参照)

・AGAスキンクリニック(2020)「【医師監修】白髪と薄毛の関係性について」(2021年3月5日参照)

・消費者庁(2020)「株式会社あすなろわかさに対する景品表示法に基づく措置命令について」(2021年3月5日参照)

・渡會 涼子,安友 裕子,北川 元二(2018)「若年女性のやせ願望と心理的ストレスが食行動に及ぼす影響」10号 p.45-56(2021年3月5日参照)

・VOCE(2017)「白髪になる&白髪を増やす「10のダメ行動」」(2021年3月5日参照)

・AGAスキンクリニックレディース院(2021)「睡眠が足りていないと薄毛や抜け毛を招く」(2021年3月5日参照)

・廣 瀬 行 博,廣 瀬 慶 子(2006)「公開特許公報(A)_白髪抑制用組成物およびそれを含有する化粧料及び飲食タイプの化粧料」(2021年3月5日参照)

・宮尾 茂(2016)『「ドーパミン分泌のトリガー」を意識した再犯抑止対策の提案』第 33 巻 1 号p.13-24(2021年3月5日参照)

・KAO「シャンプーの洗浄成分/界面活性剤の代表例」(2021年3月5日参照)

・化粧品成分オンライン(2017)「ココイルグルタミン酸TEAとは…成分効果と毒性を解説」(2021年3月5日参照)

・株式会社ミルボン(2014)「SPring-8を用いて毛髪における植物性オイルの浸透部位をミクロレベルで可視化 ~毛髪の標的部位に働く成分を高精度に探索できる基盤技術を確立~ (プレスリリース)」(2021年3月5日参照)

・Land p.a.『「ジアミンアレルギー」とは』(2021年3月5日参照)



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