ごま(Sesame)

老化の原因の1つとみなされている活性酸素は、特に肝臓で作られやすい。老化予防には抗酸化作用を肝臓にもたらせばいいわけだが、そのときに頼りになるのがごまに含まれる「セサミン」という成分だ。

セサミンは、活性酸素が多く発生する肝臓で、強力な抗酸化の働きを発揮する。具体的には、肝臓にたどり着くまで、その抗酸化作用を温存しておいて、肝臓に達した時点でその作用を存分に発揮するのだ。

ごまは、ごま塩やごま和え程度ではそう多くは摂れないが、ペースト状のものは、さまざまな料理のタレとして使ったり、ピーナツバター感覚でパンに塗って食したりできる。この食べ方なら有効成分のセサミンを健康のために十分な量、摂ることになるだろう。ごまペーストは最近では一般のスーパーなどで入手できるようになってきた。

亜麻仁油(Flaxseed Oil)、ココナッツオイル(coconuts oil)

健康にいい油として、非加熱調理に用いることで肌荒れ改善や脳の活性に効果を発揮するといわれる亜麻仁油(Flaxseed Oil)。そして体内に蓄積された脂肪を燃やしながらエネルギーに転換されることから「やせる油」ともいわれるココナッツオイル(coconuts oil)などもうまく日常の食事に取り入れるといいだろう。

身近な「ジャパニーズ・スーパーフード」

ここに挙げたスーパーフードが入手しにくい場合は、身近な日本食を見直してみてはどうだろうか?

前出の日本スーパーフード協会は「ジャパニーズ・スーパーフード」として、腸内環境を整える善玉菌である納豆菌を含む納豆や、長寿食といわれる味噌、エネルギー飲料としての甘酒、老化防止や血圧・血糖値の上昇を抑えるカテキンを豊富に含む緑茶などを世界に向けて推奨している。

これらの身近な食材もうまく併用して、日常の食事を楽しみながら健康維持を目指してみてはいかがだろうか。

文・ZUU online 編集部/ZUU online

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