逆ダイエットにならないために。
最近よく見かけるダイエットフードに、「ヘルシー麺」があります。こんにゃくや豆腐のような低カロリー食材を原料としたものが多く、コンビニやスーパーに行くと魅力的な商品がずらりと並んでいます。
しかしながら、実際に食べてみると、お腹いっぱいという満足度がなかったり、かえってストレスが爆発してドカ食いのきっかけになるという声も聞こえてきます。
そんななか、圧倒的においしくて、満足度の高いこんにゃく麺を発見してしまいました。今回は、これからの季節に「つるりとおいしいこんにゃく麺の名品」を紹介したいと思います。
その名は、山形秘伝の味「こんにゃくそば」
今回の主役の名前は、山形にある酒井製麺所が作る「こんにゃくそば」。同じく山形にある丹野コンニャク店との共同開発で誕生した、国産こんにゃく粉を練り込んだ干しそばです。
素朴な食感が特徴の“田舎そば”が主流の山形で、絶対にウケないと思って一般小売をせずにいたところ、偶然三越のバイヤーの目に止まったのがきっかけで、通販番組でも取り上げられるようになり、またたく間に全国区で有名になったそうです。
値段は1束150グラムで270円(税込)。現在は酒井製麺所の通販サイトや、百貨店や高級スーパーなどで購入することができます。いったい、どのような味なのでしょうか……?
坂本龍一がNYに空輸するほどの大ファン
このこんにゃくそば、最近ではタレントのバービーさんがウェブ連載記事でオススメしていましたが、これまでにも上沼恵美子さんが自身の番組『快傑えみちゃんねる』で紹介したり、坂本龍一さんが『はなまるマーケット』で“おめざ”で紹介したり……。特に坂本さんはNYに空輸するほどのファンなんだとか。
ではでは、早速食べてみることにしましょう。
ゆで時間は4分。美しいゆで上がりにうっとり
ゆで過ぎに気をつけさえすれば、あとは通常の干しそばと扱いは同じ。ゆで上がったそばを冷水にとり、水気を切れば完成です。
ゆで上がった麺を見てすぐに気がつくのが、麺のみずみずしい透明感。そのまま食べてみたところ、これまでの蕎麦とは一線を画するつるりとしたのど越しの新食感に感動してしまいました。
オススメの食べ方は、おろし+キムチ+納豆+温玉
おいしい食べ方をいろいろと試してみたところ、私が一番気に入ったのは、大根おろしとひきわり納豆にキムチを添えて、青ネギをパラパラ、仕上げに温玉をポロンと乗せた組み合わせ。
めんつゆをかけてよく混ぜて食べると、各具材の食感の違いが際立ち、至福のおいしさが訪れます。