「雨の日にボリューム感がなくなる…」
「コテでせっかくセットしても午後には戻ってしまう」
「髪がすぐ絡まって扱いにくい!」
「髪にハリやツヤがない…」
と感じている方は多くいらっしゃいます。
今回は、猫っ毛になる原因、猫っ毛の方々の悩みを解決する方法などについてお伝えします。
また、現役美容師が厳選した猫っ毛におすすめのシャンプーも最後に紹介していきます。
この記事でわかること
・猫っ毛向けシャンプーは、髪の毛が細いため頭頂部のボリュームを出せない方におすすめのシャンプー
・猫っ毛向けシャンプーを使いながら、生活環境も改善していくことが猫っ毛の悩みを解消する効率の良い方法である
この記事に登場する専門家
美容師免許取得後、美容室を勤務して8年。現在は親が経営する美容室で事務をやりつつ、Webの知識も併用してWebライターとして活躍中。 美容師勤務中の手荒れの経験から、体の内側から髪をきれいにする術を研究している。ヘアケアからヘルスケアなどの、幅広い知識で記事を執筆中。 「薄毛に特化したヘッドスパ」が得意で、美容師時代もお客様から指名をよく受けていた。
猫っ毛向けのシャンプーとは?
猫っ毛向けシャンプーとは
・髪の毛のボリュームを出しやすくし、保湿力も高いシャンプー
・細い毛、頭頂部のボリュームを気にしている方や湿気の影響を受けやすい方におすすめのシャンプー
猫っ毛で悩んでいる女性の人は、以下のような特徴があります。 その悩みをできるだけ抑えるためのシャンプーが、猫っ毛向けのシャンプーです。
・柔らかくて細い毛
・頭頂部のボリュームが気になる
・湿気に影響を受けやすい
猫っ毛の大きな特徴は、髪の毛が柔らかく細いという点です。
髪質も柔らかいという人も多く、どうしても根元から立ち上がりにくくなってしまいます
。
つまり頭頂部が潰れやすいため、自分で髪をセットしても、きれいにまとまらなくなります
さらに湿気の影響を受けやすいのも、猫っ毛女性のよくある悩みです。 外出前にセットがうまくできても、外に出た途端、髪型が崩れたという経験があるでしょう。
これらの悩みを防いでくれるのが、猫っ毛向けシャンプーになります。
ちなみに猫っ毛で悩む女性と同じように、くせ毛も湿気で髪型が崩れてしまいますが、悩むポイントが違います。
猫っ毛は、基本的にボリュームが出ないのに対し、くせ毛は横に広がるのが特徴です。
シャンプー選びで間違えやすいので、悩むポイントの違いは把握しておきましょう。
猫っ毛向けのシャンプーは、次のような特徴があります。
猫っ毛向けシャンプーの特徴
・ふんわり仕上がる
・保湿力もほどほどにある
・泡立ちがいい
まず頭頂部がふんわりして、ボリュームが出やすくなるのがポイントです。
洗浄力がほどほどにあり、保湿力も兼ね備えているため、セットがしやすいでしょう。
また猫っ毛の方には髪の毛が絡まりやすいという悩みもよくあります。
猫っ毛向けシャンプーは、泡立ちが良いため摩擦を最小限に抑えられます。 そのため、そのような悩みにも対応できるシャンプーになっています。
猫っ毛向けシャンプーを選べば、猫っ毛特有の悩みを解消してくれるでしょう。
猫っ毛になる原因は?
猫っ毛になる原因
・猫っ毛になる原因は、先天的な原因と後天的な原因がある
・食事や睡眠などによって、猫っ毛に悩み出す可能性がある
そもそも猫っ毛で悩むのは、何が原因なのでしょうか。
猫っ毛という髪質は、多くは遺伝から来ており、生まれた時から髪の毛が細いため、猫っ毛に悩まされる方がいます。
しかし中には、途中から猫っ毛で悩みだす方もいます。
日本人は元々欧米人よりも髪は太いとされており、髪の太さは個人差がございますが、平均0.08mmと言われています。
ただし、髪をつくる細胞(毛母細胞)の大きさや血流、栄養などにより髪の太さは変化します。そのため、同じ日本人であっても髪が元から太い人もいれば細い人もいます。
出典:川崎中央クリニック「お悩み相談室」
髪の毛は、食事や睡眠などの影響を受けやすくできています。 それは血液の流れや、栄養などが深く関わっているからです。
生活環境が原因で、ある日から、髪質が猫っ毛に変化する可能性があります。
そして、一度猫っ毛になってしまうと、すぐに髪質が改善される訳ではありません。
そのため、猫っ毛の悩みを抑えながら、適切に栄養を髪の毛に届けて猫っ毛を改善するために、猫っ毛シャンプーを使いながら、規則正しい生活を続けることが、猫っ毛を改善する最も効果的な方法と言えるでしょう。
猫っ毛向けシャンプーの効果
猫っ毛向けシャンプーの効果
1.ふんわり仕上げる
2.外出際、頭頂部を崩れにくくする
3.髪の毛同士の摩擦を抑える
1.ふんわり仕上げる
猫っ毛で悩む多くの人は、頭頂部が潰れてセットしにくいと思います。
その原因は、毛穴に皮脂が残っていると根元から髪の毛をペタンコにしてしまうからです
また、髪が細い猫っ毛の方だと、毛先に汚れが残っているだけで髪が潰れてしまいます。
猫っ毛向けシャンプーはほどよい洗浄力で皮脂や汚れを落としてくれるので、髪の毛ふんわり仕上げてくれる効果があります。
逆に洗浄力が強すぎると、毛先が絡まってセットしにくくなります。
この洗浄力の強さのバランスに気をつけないと、シャンプー選びで失敗してしまうので、注意しましょう。
2.外出の際、頭頂部を崩れにくくする
猫っ毛は、湿気に影響されやすいため、保湿力は重要なポイントになります。
湿気によってキューティクルが開き、多くの水分が髪の内部に侵入し、重みで頭頂部から髪の毛が潰れてしまいます。
猫っ毛向けシャンプーは、この湿気対策も考えて作られています。
ほどよい保湿力により、キューティクルがすぐ湿気に反応しなくなるので、髪が根元から寝るのを防いでくれます。
つまり外出しても、セットを崩れにくい状態にする効果があります。
3.髪の毛が同士の摩擦を抑える
猫っ毛は髪の毛が細いため、毛先が絡まりやすく、シャンプーをするのも面倒になってしまうでしょう。
それは、キューティクルの層が薄いからです。
海苔巻きの海苔に例えられるキューティクルは、無色透明の魚のウロコのような細胞が何枚も重なった層状の組織でできています。
外部の刺激から毛髪内部を保護する役目を担っていて、この防御壁ともいえるキューティクルの層がより厚いと、髪質は硬くなります。
出典:Find Your Beauty MAGAZINE「もう硬くて太い髪質に悩まない! 硬毛の特長とケア方法」
このように髪が硬い方は、キューティクルの層が分厚く、あらゆる摩擦から守ってくれます。
一方、キューティクルの層が薄い猫っ毛の方だと、ちょっとした摩擦でキューティクルが剥がれて、髪の毛が絡まってしまうのです。
そこで猫っ毛向けシャンプーは、泡立ちを良いので摩擦を最小限に抑えてくれます。 髪の毛が絡まりにくく、ストレスなく髪が洗えるでしょう。
さらに保湿力が高い成分が使われるので、洗った後も絡まりにくくなります。
美容師だけが知っている猫っ毛向け市販シャンプーの選び方
猫っ毛向けシャンプーの特徴について説明してきましたが、どのシャンプーが猫っ毛向けシャンプーなのか、判断するのが難しいと思います。
そこで、市販の猫っ毛向けシャンプーの選ぶ上でのポイントについていくつか紹介していきます。
美容師だけが知っている猫っ毛向け市販シャンプーの選び方
1.ラウレス-4カルボン酸Naを含むシャンプーを選ぶ
2.加水分解ケラチンを含むシャンプーを選ぶ
3.シリコンを避ける
1.ラウレス-4カルボン酸Naを含むシャンプーを選ぶ
シャンプー選びで1番大事になってくるのが、洗浄成分です。
成分表を見ればわかりますが、ほとんどのシャンプーは洗浄成分が先頭に来ています。
これは、成分表がシャンプー全体に占める量が多いものほど、先頭の方に記載する決まりになっているからです。
そのためシャンプーの仕上がりは、洗浄成分で決まります。
洗浄成分の中でも、ラウレス-4カルボン酸Naが入っていると、髪の毛をふんわりとした仕上がりにします。
この成分は洗浄力が程よくあるのに、刺激がそこまでない洗浄成分です。
猫っ毛の人と相性がいいので、成分表を確認してみてください。
2.加水分解ケラチンを含むシャンプーを選ぶ
人間の髪の毛は、ケラチンといわれるたんぱく質で作られています。
もともと猫っ毛は髪の毛が細いため、外部から守るキューティクルが薄く、摩擦に弱く絡まりやすいです。
さらに、キューティクルも剥がれやすいので、中にある成分が外に出やすいのです。
そこで、加水分解ケラチンという成分の入ったシャンプーを選べば、髪が扱いやすくなります。 この成分は人間の髪のたんぱく質に似ており、浸透力が良いと言われています。
猫っ毛で傷んだ髪を整えやすいので、選ぶ時に含まれているか確認するようにしましょう。
3.シリコンは避ける
猫っ毛で悩む人の中に、シリコン入りのシャンプーを使っていないでしょうか?
実はシリコンは、猫っ毛の人と相性が悪い成分なのです。 シリコンは、髪の毛の外側にコーティングをして、摩擦を抑えるようにできています。
しかし、コーティングは、逆に髪を扱いにくくするので、シャンプー選びでも注意しなければならないポイントとなります。
コーティングをするということは、毛先に膜を作ります。
膜を作るとその質量で、髪に重みができてしまうので、髪が細い猫っ毛の人だと頭頂部の髪が潰れてしまいます。
毛先が絡まりにくくなる半面、理想のシルエットから離れてしまうかもしれません。
また、長く使っているとコーティングの上にコーティングをして、さらに髪の質量が増えてセットのしにくくなります。
シリコン入りシャンプーは、避けるようにしましょう。
美容師直伝!猫っ毛抑えるヘアケア方法
猫っ毛の悩みを少しでも抑えるには、以下で紹介する方法を、生活の一部に取り入れるようにしましょう。
美容師直伝!猫っ毛を抑えるヘアケア方法
1.セットしやすい髪型に変える
2.猫っ毛向けシャンプーを使う
3.アウトバストリートメントを使う
1.セットしやすい髪型に変える
最初にやるべきなのが、髪型を変えるという方法です。
猫っ毛の悩みというのは、ボリュームが出ないところでした。
この悩みを解決するために、髪型選びがかなり重要になってきます。
髪型選びのポイントは、「軽さ」です。 頭頂部付近の髪を短くして、軽くしましょう。
美容室では、「レイヤーを入れてください」といえば伝わるので、相談してみてください。
また、パーマをかけるのもおすすめです。 カールでふんわりしやすくなるので、セットも簡単になります。
逆に重めの髪型をしていると、ボリュームが出にくく、ストレスが溜まってしまいます。
セットしやすい髪型に変えてストレスを抑えるようにしましょう。
2.猫っ毛向けシャンプーを使う
シャンプーは皮脂を落とすヘアケア剤ですが、この皮脂のコントロールがうまくできると、フンワリした髪をキープできるようになります。
そもそもシャンプーは毎日使うため、髪質改善には大事な要素のひとつです。
髪をふんわりさせるだけでなく、毛先が絡まるのを抑えるのに役立ちます
そこで、ふんわりしやすい洗浄成分と、保湿成分のバランスがとれた猫っ毛向けシャンプーを見つけてみてください。
3.アウトバストリートメントを使う
正しいシャンプー選びができているのならば、アウトバストリートメントを使うと、猫っ毛がより扱いやすくなります。
本来ならインバストリートメントも気にするべきですが、過度の保湿がよくない猫っ毛には、アウトバストリートメントを使うことをおすすめします。
毛先だけに付けて保湿すれば、頭頂部がつぶれる心配はありません。
ただし、ある程度シャンプーに保湿力が必要なので、いくつかの種類を使ってみて自分の髪に合うアウトバストリートメントを見つけるようにしましょう。
猫っ毛向けシャンプーに関する注意点
猫っ毛向けシャンプーを使うと、ストレスがかなり解消されますが、注意すべきポイントが3つあるので、把握しておきましょう。
猫っ毛向けシャンプーに関する注意点
1.洗浄力の強いシャンプーを選ばない
2.保湿力が高すぎるシャンプーを選ばない
3.優しく頭を洗う
1.洗浄力が強いシャンプーを選ばない
猫っ毛で悩む人に選んで欲しくない成分があります。 それが「ラウレス硫酸Na」です。
シャンプーの中でも、この洗浄成分は洗浄力が強いため、必要な皮脂まで洗い流されてしまいます。
いくら良い成分が入っていても、ラウレス硫酸Naが多く含まれていると、髪がパサついてしまいます。
髪の毛が絡まりやすい猫っ毛には特に、この成分が含まれているだけでさらに扱いにくくするでしょう。
さらに頭皮まで乾燥するというデメリットも持ち合わせており、猫っ毛の悩みが深刻になる可能性が高まります。 頭皮に必要な皮脂が不足していると、多くの皮脂が出るようになっているからです。
皮脂が多くてべたついていると、頭頂部の髪がペタンコになりやすいので、洗浄力が強いシャンプーは手を出さないようにしてください。
2. 保湿力が高すぎるシャンプーを選ばない
乾燥しすぎがよくない猫っ毛の人は、逆に過度の保湿もよくないので、注意する必要があります。
猫っ毛だと髪が細いだけに、ちょっとした重みの変化でボリュームがなくなります。 毛先が絡まらなくなるのはいいですが、全体のバランスが悪くて、セットに時間がかかってしまいます。
保湿力をほどほどに抑えるのが、猫っ毛の人のシャンプーの選び方で重要です。
3. やさしく頭を洗う
髪が細い猫っ毛は髪の毛が絡まりやすいので、シャンプーの時、洗い方に注意する必要があります。
特にゴシゴシ頭を洗っている人は、洗い方を見直すようにしましょう
・シャンプーをよく泡立てて洗う
・泡が付いたら擦らず放置
・髪が乾燥しているなら毛先にシャンプーを付けない
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このような洗い方をすれば、毛先が絡みにくくなります。
髪質がいい状態が1日続く場合もあるので、意識して髪を洗ってみましょう。
美容師がおすすめする猫っ毛向けシャンプー10選
猫っ毛で悩んでいる人は、どのシャンプーを選べばいいか、わからないと思う人もまだ多いかと思います。 そこで具体的におすすめのシャンプーをまとめてみました。 これを参考に、自分が選ぶべきシャンプーがどれなのか、決めてみるといいでしょう。
※このランキングは美容師個人の主観に基づいて作成されています。
*価格は公式価格で表示
第10位:シュワルツコフ BCクア フォルムコントロールシャンプー 250ml ¥1,540(税込)
シュワルツコフ BCクア フォルムコントロールシャンプーは、毛先が絡まりやすい猫っ毛の人と相性がいいシャンプーです。
比較的しっとりするように作られているので、カラーでダメージ毛になっている人にも使いやすいでしょう。
加水分解ケラチンが含まれており、これが猫っ毛の絡まる悩みを抑えてくれます。
もちろんラウレス硫酸のような洗浄力が強い洗浄成分もないので、皮脂でベタベタにはなりにくいでしょう。
しかし泡立ちがいいわけでないので、そのあたりがネックで10位にランクインしました。
またしっとりと表現しましたが、シャンプーで頭頂部がペタンコにはならないので、安心して試してみてください。
第9位:中野製薬 エヌ・シャンプー FL 200ml ¥2,200(税込)
エヌ・シャンプー FLは、猫っ毛向けのシャンプーを探している人の中で、シンプルでおしゃれなパッケージのデザインを探している人におすすめです。
もちろん見た目だけでなく、配合されている成分も、上記でおすすめしているものが入っています。
ちなみにラウレス-4カルボン酸Naではなく、ココイルメチルタウリンNaという洗浄成分がメインです。
この洗浄成分は、ラウレス-4カルボン酸Naのように程よい洗浄力で、フンワリ仕上がりやすくなっています。
頭頂部がふんわりしやすいシャンプーを探している人も、安心して使えるでしょう。
もちろん加水分解ケラチンも含まれているので、頭皮が乾燥する心配もありません。
バランスのとれたシャンプーのひとつなので、猫っ毛の人は試してみてください。
第8位:ミルボン ディーセス ノイドゥーエ シルキーリュクス シャンプー 400ml ¥2,420(税込)
ディーセス ノイドゥーエ シルキーリュクス シャンプーは、猫っ毛向けのシャンプーの七でも、匂いがいいと評判なのがポイントです。
甘めな匂いが好きなら、相性がいいでしょう。
しかしラウレス硫酸Naが使われているので、フンワリしやすい反面、ダメージ毛の猫っ毛の人はパサつきが気になるかもしれません。
その場合は同じディーセス ノイドゥーエのウィローリュクスを選びましょう。
ふんわりというより、しっとりするシャンプーですが、バランスがよくなります。
もちろんダメージ毛でない猫っ毛の人は、加水分解ケラチンが入っていませんが、その他の保湿成分が優秀で気にならないので安心してください。
第7位:アリミノ スプリナージュシャンプー パフスムース 280ml ¥2,860(税込)
アリミノ スプリナージュシャンプー パフスムースも、猫っ毛の人にちょうどいいシャンプーです。 特にパッケージがシンプルで、男性と兼用に使う人にちょうどいいでしょう。
もちろん見た目だけでなく、成分のバランスもよく考えられています。
ラウレス-4カルボン酸Naではなく、ココイルメチルタウリンNaという洗浄成分がメインなのがポイントです。
洗浄力がほどよく、猫っ毛の人ならふんわりと仕上がるでしょう。
さらに植物由来のオイル成分がタップリで、加水分解ケラチンの代わりをしてくれています。
毛先が絡むのを抑えてくれるので、試してみてください。
第6位:ミルボン プラーミア クリアスパフォーム 170g ¥2,750(税込)
ミルボン プラーミア クリアスパフォームは、炭酸シャンプーです。
二酸化炭素が含まれており、この炭酸で毛穴の汚れをきれいに落としてくれるでしょう。
さらにラウレス-4カルボン酸Naも含まれているので、ふんわりとした仕上がりを求めている人こそ、クリアスパフォームはおすすめです。
しかしその代わりに、洗浄力が強めのため、1週間に2回程度使うようにしましょう。
髪の状態を見ながら、サブとしてこのシャンプーを使えば、猫っ毛の人でも扱いやすい髪に仕上がります。
毎日使わないだけに、コスパを優先する人にもちょうどいい選択となるでしょう。
第5位:フォード ハーブマジック スキャルプクリアソープα 250ml ¥3,850(税込)
フォード ハーブマジック スキャルプクリアソープαは、植物エキスをメインに作られたシャンプーです。
そのため敏感肌の猫っ毛の人は、使ってみるといいでしょう。
洗浄成分もコカミドプロピルベタインが使われており、ほどよい洗浄力が魅力です。
どちらかというと洗浄力が弱めなので、毛先が絡まりやすい猫っ毛の人が使うと、扱いやすい髪となります。
ちなみに原液で使うのではなく、別売りの泡立てポンプに入れて、薄めて使いましょう。
保湿力をコントロールしやすい上に、泡立てたシャンプーを髪につければ、ツヤが出やすくなります。
第4位:ナプラ インプライム ボリュームアップシャンプー 280ml ¥2,200(税込)
ナプラ インプライム ボリュームアップシャンプーは、泡立ちがいい成分配合しているので、髪の毛が絡まりやすい猫っ毛の人でも安心して使えるでしょう。
加水分解ケラチンも含まれている上に、植物由来の保湿成分もたっぷりです。
保湿力が欲しい人にちょうどいいので、毛先が絡まる人は試してみてください。
またアミノ酸系洗浄成分でできているため、過度に頭皮から皮脂が洗い流れる心配もありません。 バランスがとれたシャンプーなので、評判のいいシャンプーになっています。
もちろん名前のとおり、シリコンも入っていないのでしっとりしすぎず、ふんわりとした仕上がりになるでしょう。
シャンプー選びに迷っている猫っ毛の人は、とりあえず試す価値があります。
第3位:ラカスタ アロマエステ ヘアソープ21 300ml ¥2,200(税込)
ラカスタは、たくさんのシャンプーが用意されており、自分に合ったものが見つかりやすいのがポイントです。
その中でもアロマエステ ヘアソープ21は、猫っ毛の人と相性がいいでしょう。
洗浄成分は、オレフィン(C14-16)スルホン酸Naが使われていますが、植物由来の保湿成分がタップリでパサつきを抑えてくれています。
そのため毛先が絡まりにくく、ふんわりとした髪に仕上がるでしょう。
匂いとしても、そこまできつい香料が使われていないため、甘ったるいシャンプーが苦手な人にもおすすめです。
上記でも紹介したように、植物由来の成分が多く使われているので、敏感肌の人で安心して使えます。
第2位:ノ・アルフレ シャンプー 270ml ¥6,980(税込)
ノ・アルフレ シャンプーは、価格が高いだけに、質を求める猫っ毛の人におすすめです。
洗浄成分は、ラウレス-4カルボン酸Naより洗浄力が弱めの、ココイルグルタミン酸TEAが使われています。
また加水分解ケラチンの代わりに、ツバキ種子油などの植物保湿成分がたっぷり使われていて、人によったらトリートメントも必要ありません。
オールインワンシャンプーといわれるほどなので、洗う手間をかけたくない人にもおすすめです。
猫っ毛の人でも毛先が絡まるのなら、アウトバストリートメントで調整すれば、根元がふんわりできるでしょう。
第1位:ナプラ N. SHEAシャンプー スムース 300mL ¥3,080(税込)
ナプラのN. SHEAシャンプー スムースは、今人気があるブランドだけあり、猫っ毛の人でも満足できる仕上がりになっています。
洗浄成分はココイルメチルタウリンNaと、ラウレス-4カルボン酸Na同様に、ふんわりした髪質に仕上がるでしょう。
さらに加水分解ケラチンも含まれていて、シリコンが含まれていません。
つまり猫っ毛の人にちょうどいい配合で作られており、かなり扱いやすいシャンプーです。
もちろん植物由来成分も多く、毛先が絡まりにくくなっています。
人気があるシャンプーを試して見たい人こそ、N. SHEAシャンプー スムースはおすすめです。
価格としては安くはないので、髪に対してこだわりがある人こそ、試す価値があるシャンプーです。
さいごに
今回の記事では、猫っ毛の特徴や原因について説明し、猫っ毛を改善するためのおすすめのケア方法やシャンプーについて紹介させてもらいました。
猫っ毛の方は、髪の細さからボリュームを出せないことに悩まされます。
シャンプーの種類と使い方、そして生活習慣を考えるようにして、猫っ毛を改善できるようにしましょう。
参考文献
・化粧品成分オンライン(2019)「ラウレス-4カルボン酸Naとは…成分効果と毒性を解説」(2021年3月15日参照)
・化粧品成分オンライン(2017)「加水分解ケラチン(羊毛)とは…成分効果と毒性を解説」(2021年3月15日参照)
・独立行政法人国民生活センター(2013)「表示では分かりにくいノンシリコンのヘアケア用品」(2021年3月15日参照)
・SINCERE GARDEN CLINIC高崎院「冬の大人ニキビの原因は?〜ニキビ・ニキビ跡を改善〜」(2021年3月15日参照)
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