いつか、誰かにわかってもらえるはず。そう信じて「待つ」という姿勢は、時には駆け引きの要素になることもあるけれど、必ずしもうまくいくというわけではない。仕事として成り立たせるためには、待つ姿勢ではなく攻める姿勢を覚えて。

「待つの」ができる?

恋愛の駆け引き要素として「待つ」という姿勢を取ることは確かに効果的ではある。けれど、待つ時間を作ってしまったことで、モヤモヤした時間だけが長引き、結局我慢できなくて行動にうつしてしまった、なんて経験はないだろうか。その上、待った後の結果が、自分の予想と大きく外れていたら、がっかりするのは自分でもある。

「待つ」には忍耐が必要

待つという受け身の姿勢を貫くためには、忍耐が必要になる。道端に咲いている花だってそうだ、雨の日も風の日も暑い日も寒い日も、ただそこでじっと耐えている。ミツバチが寄ってきて、花粉を運んでくれるかくれないかに関わらず、自分を魅力的に見せるという努力をしながらも、ただそこにじっと居る。さて、あなたはそんな風に待ち続けることができるだろうか。

もちろん待った先に自分の理想を押し付けてはいけない。期待しないことも必要。全てが自分の思惑通りにいかない、人生ってそんなものじゃないか。忍耐強く我慢したところで、全てが自分の思い通りに進むわけではないのだ。

だからこそ行動するべき

仕事に関しては特に、受け身の姿勢を取るのはNG。仕事は勝手に飛び込んでくるわけではない。最近は個人でいかに活動できるか、能力が高められるか、といったことも重要視されている。一般の人が影響力を持ち、インフルエンサーとなって収益を上げている例も多い。仕事ができるから仕事をください、これだけでは太い繋がりやコネがない以上、ビジネスというものは成り立たない。

個人発信がカギとなることも

最近では面接の際に、SNSのアカウント情報を求める企業もある。発信できるツールがたくさんあるからこそ個人の本質を見られる、と前もってSNSをチェックしているのだ。この時に、個人のアカウントが、人事の目に止まり採用に至ったといったケースも。個人発信できるということがいかに大切なのか、を知っておくといい。

矛盾した部分はないかチェックして

「有名になりたい」と言うわりに個人ブログも動いていなければSNSツールも全く使っていないといった人がいる。これは自分を伝える手段を自分で閉鎖していることではないだろうか? 有名になるには、自分を売り込むこと、あらゆる場面で自分をアピールする必要がある。

認知されないことには、何も始まらない。言葉と行動が一致していない人は、今すぐその矛盾に気付いて。まずは行動してみよう。そして、それくらいの努力を続けられないのなら、本当に自分がなりたいのは何なのか。もう一度考え直すのもアリなのかもしれない。

特徴を掴んで、活かす

SNSにも特徴がある

伝えたい言葉があるのなら、Twitterを利用して発信すればいい。視覚的に自分をアピールしたいのなら、instagramを使うと効果がある。このようにそれぞれのSNSの特徴を活かして、自分の強みを活かすことで、名刺交換をするよりもっと早く、自分のことを相手に知ってもらうことができるのだ。

SNSを使うメリットはもちろんそれだけではない。自分のリスペクトする人物などと直接的なやり取りができる、といった「人を繋ぐ」手段にもなるのだ。尊敬する人や憧れの人をフォローして、コンタクトをとってみる。SNSが普及する前はなかなか出来なかったことが出来るようになった。

小さなきっかけが大きな成功に繋がることもある、こんなにも可能性がある時代。便利なツールはもっとうまく活用していくべきなのではないだろうか。

待つのは、行動した後に

行動を起こさないということと「待つ」ということはちょっと違う。自分のビジョンを明確にして、行動を起こした後の次のステップとして、待つことを覚えておくといいだろう。自分自身の強みを知り、それを活かすことの出来る環境を整えたあとにこそ出来るのが、「待つの」なのである。

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