頭皮と髪も日焼け対策はしたほうがいいの?」
「髪用の日焼け止めの選び方は?」
と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、頭皮・髪用の日焼け止めの効果や選び方について詳しく解説していきます。
また、最後におすすめの頭皮・髪用の日焼け止めを紹介します。
この記事で分かること
・日焼け対策をしないと髪のつやが失われたり、パサつきがひどくなったりする
・頭皮・髪用の日焼け止めのなかは、頭皮ケアやヘアケア効果があるものがある
フレグランスとして使うことができる日焼け止めもある
紫外線を浴びると髪はどうなる?
紫外線を浴びると髪はどうなる?
・髪がパサつく
・枝毛・切れ毛が増加する
・カラーリングした髪が変色する
紫外線を浴びると、髪のバリア機能が低下したり、毛髪の強度が弱まったりします。
そして、保湿機能が低下し、弾力やつやがなくなります。
髪のパサつきや枝毛・切れ毛が目立つケースもあります。
髪には補修機能がなく、傷んでしまうともとに戻らないので、紫外線対策をしっかり行う必要があります。
また、ヘアカラーで染めた髪は変色しやすいです。
特に、寒色系、マット系、アッシュ系の色素は変色しやすいので、帽子をかぶる、日傘を使うなどして、直射日光を避けることがおすすめです。
頭皮・髪用の日焼け止めとは?
頭皮・髪用の日焼け止めとは?
・頭皮や髪に使うことができる日焼け止め
・サラサラとした使用感
頭皮・髪用の日焼け止めとは、名前の通り頭皮や髪に使うことができる日焼け止めです。
スプレータイプのものが多く、サラサラとした使用感なので、出先でもサッと使うことができます。
また、全身に使うことができる商品や、ウォータープルーフの商品もあるので、自身のニーズに合わせて商品選びをすることができます。
そして、フレグランスとして使うことができる商品や香りのラインナップが豊富である商品もあるので、香りにこだわりたい方にもおすすめです。
頭皮・髪用の日焼け止めはどの時期に使うべき?
頭皮・髪用の日焼け止めはどの時期に使うべき?
・少なくとも7月~8月は使うことがおすすめ
・しっかり紫外線対策を行いたいという方には3月~10月に使うことがおすすめ
紫外線は年間を通して降りそそいでいるので、1年間を通して紫外線対策をすることが必要です。
その中でも特に、7月~8月に紫外線の強い日が多くなるので、少なくともこの2ヶ月間は、頭皮・髪用の日焼け止めを使うことがおすすめです。
また、3月~10月もやや紫外線が強いので、しっかり紫外線対策を行いたいという方には、春から秋にかけて頭皮・髪用の日焼け止めを使うことがおすすめします。
頭皮・髪用の日焼け止めの効果
頭皮・髪用の日焼け止めの効果は大きく3つあります。
1. 紫外線から頭皮と髪を守る
2. 良い香りで汗の匂いを抑える
3. 頭皮や髪をケアをする
紫外線から頭皮と髪を守る
頭皮・髪用の日焼け止めを使うことで、紫外線から肌や髪を守ることができます。
SPFが高いものを選ぶと、より紫外線をしっかり防御することができます。
また、ウォータープルーフの商品を選ぶと、プールに行く際やスポーツをする際にも安心です。
そして、全身に使うことができる商品を選ぶと、1本で頭皮・髪・顔・腕・脚などの紫外線対策ができるので、便利です。
良い香りで汗の匂いを抑える
頭皮・髪の日焼け止めのなかには、良い香りがする商品が多く存在します。
香りのラインナップも豊富なので、自分好みの香りを見つけることができます。
香りをしっかり楽しみたい方には、フレグランスとして使うこともできる日焼け止めをおすすめします。
そして、良い香りがするだけでなく、タバコなどの嫌な匂いがつくことを抑える日焼け止めもあります。
頭皮や髪をケアをする
頭皮・髪の日焼け止めのなかには、頭皮ケアやヘアケアができる商品があります。
頭皮ケアができる商品を選ぶと、頭皮環境を整えたり、頭皮に必要な水分を補うことができます。
ヘアケアができる商品を選ぶと、髪にうるおいとつやを与えることができます。
頭皮・髪用の日焼け止めの選び方
頭皮・髪用の日焼け止めと一口に言っても、様々な種類のものがあります。
そのため、今回は、「SPF」「タイプ」の2つの観点から日焼け止めの選び方を紹介します。
1. SPFで選ぶ
2. タイプで選ぶ
SPFで選ぶ
SPFは肌への紫外線防御効果を示す指標です。
SPFの数値が高いほど、紫外線防御効果が高くなります。
そのため、SPFが高いものを選ぶと、紫外線対策をしっかり行うことができます。
しかし、SPFが高くなるごとに肌への刺激が大きくなるので、自分の肌質に合ったものを選ぶことがおすすめです。
タイプで選ぶ
スプレータイプ
スプレータイプの日焼け止めは、髪全体にムラなく均一にかかります。
そのため、出先でもサッと使うことができます。
軽い仕上がりの製品が多いことが特徴的です。
ミストタイプ
ミストタイプの日焼け止めには、髪と頭皮の日焼けを防ぐ効果が期待できます。
そのため、頭皮の日焼けをしっかり防ぎたい方におすすめです。
しっとりした仕上がりの製品が多いです。
スプレータイプもミストタイプも、髪に吹きかけて使います。
頭皮・髪用日焼け止めの使い方
頭皮・髪用日焼け止めの使い方を紹介します。
缶を上下に5回以上よく振る 肌または髪から10~20cm離してスプレーする 顔に使用する際は、一度手のひらに出してから少量ずつ塗りひろげる タオルなどで拭いた後は、必要に応じてつけなおす
顔に使用する際には、目や口に入らないようにご注意ください。
そして、同じ場所に連続して3秒以上噴射しないことが大切です。
頭皮・髪用の日焼け止めを使う際の注意点
塗りなおしが必要
頭皮・髪用の日焼け止めの効果を持続させるには、定期的に塗りなおすことが必要です。
目安としては、4時間に1回ほど塗りなおすことが理想的です。
しかし、商品によって持続時間が異なるので、パッケージ記載の持続期間に沿って塗りなおしましょう。
頭皮・髪用の日焼け止めおすすめ10選
※このランキングは美容師(毛髪診断士、ORGANIQUE MAGAZINE編集部員)個人の主観に基づいて作成されています。 ※*価格は公式価格で表示
第10位 ドクターシーラボ UVプロテクトスプレー100 100g ¥1,980(税込)
SPF50+の全身に使える日焼け止めスプレーです。
無香料・無着色・無鉱物油・パラベンフリーで、アレルギーテスト済みなので、敏感肌の方で安心して使うことができます。
また、美容液成分であるグリチルレチン酸ステアリルが配合されているので、日焼けによる肌の乾燥をケアすることができます。
ウォータープルーフなので、汗や水に強いです。
そのため、アウトドアにも最適です。
白浮きしにくいので、使いやすいです。
冷感タイプでひんやりサラサラの使用感を楽しむことができるので、暑い日にもぴったりです。
第9位 DHCサンカットQ10 50プラス スプレー ¥1,056(税込)
SPF50+で髪・首・背中・脚などに使うことができる日焼け止めです。
通常の汗や水では落ちにくいウォータープルーフ処方なので、汗や水に強いです。
無香料・無着色・パラベンフリーなので、肌への刺激が小さいです。
保湿成分であるコエンザイムQ10やオリーブバージンオイル、コラーゲンやヒアルロン酸が配合されているので、肌と髪に水分を与えることができます。
また、保湿成分が配合されていることで、髪がきしみにくくなります。
さらに、シミやそばかすの原因にアプローチする5種の植物エキスが配合されています。
紫外線を浴びた肌の保湿ケアとダメージケアが同時にできる点が特徴的です。
スプレーするとミクロ粒子が均一に広がるため、白浮きしにくいこともポイントです。
携帯できるサイズなので、出先での塗りなおしに便利です。
第8位 アデランス ビューステージUVプロテクト プレミアム 80g ¥2,200(税込)
保湿・消臭成分が配合されているUVプロテクトスプレーです。
髪や頭皮だけでなく全身に使うことができます。
SPF50で約16~17時間持続します。
そのため、塗りなおす手間を省きたい方におすすめです。
そして、頭皮ケアができる点が大きな特徴です。
15種類もの植物由来成分や保湿成分が配合されています。
そのため、頭皮環境を整えたり、頭皮に必要な水分を補うことができます。
また、保湿成分の作用により、日光によって起こる頭皮の乾燥を防ぐことができます。
第7位 パーフェクトUV スキンケアスプレーa 60g ¥1,560(税込)(amazon価格)
SPF50+の顔・体・髪用日焼け止めです。
水や汗に強いことが大きな特徴です、
具体的には、汗や海水など、水に触れることで紫外線をブロックする膜が強化されるアクアブースター技術が搭載されています。
また、80分間にわたる水浴テストで耐水性を確認済みです。
そして、資生堂が開発した美肌エッセンスが配合されているので、スキンケア効果も期待できます。
そのため、紫外線対策とスキンケアを同時に行い方におすすめです。
サラサラなスプレーで使用感はとてもよいです。
シトラスソープの香りを楽しむことができます。
第6位 アリミノ スプリナージュ UV シャワー 45g ¥1,760
低刺激にこだわった全身に使えるUVカットスプレーです。
SPFは23で、ヘアケアやスタイリングに使うこともできます。
SPFが低めなぶん肌への刺激が少ないです。
そのため、日焼け止めが付着するとかゆみが出てしまう方や、敏感肌の方におすすめです。
また、余計な化学成分や香料を使用していないことも大きな特徴です。
さらに、保湿成分や植物由来成分が配合されているので、ヘアケア効果が期待できます。
具体的にはオリーブ油やグレープフルーツ果皮油が配合されています。
第5位 ラサーナ 海藻 UVスプレー 60g ¥1,650(税込)
ヘアフレグランスとしても使うことができる日焼け止めです。
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この日焼け止めには、紫外線によってヘアカラーが退色する現象を防ぐ作用があることが特徴的です。
そのため、綺麗な髪色をキープしたい方におすすめです。
また、保湿成分シアバターや海藻のエキスが配合されているので、髪のパサつきを抑えることができます。
そして、白浮きしにくいこともポイントです。
ブルガリア産甘く可憐なダマスクローズの香りで癒されることができます。
ローズの香りが長時間続くので、香りの持続時間を重視する方におすすめです。
第4位 ナプラ ミーファ フレグランスUVスプレー 80g ¥1,320(税込)
SPFは50+の頭皮用日焼け止めです。
持続力、UVカット力の両方を併せ持っているので、日焼け対策をしっかり行いたい方におすすめです、
7種類と香りのラインナップが豊富であることが特徴的です。 具体的には、ホワイトムスクの香り、ジャスミンの香り、ベルガモットの香り、石鹸の香りが取り揃えられています。 無香料のものも用意されているので、強い香りが苦手な方でも安心して使うことができます。
そして、植物由来オイルが豊富に配合されている点がポイントです。
例えば、ヘーゼルナッツ油、ブドウ種子油、サルビアヒスパニカ種子油、ヨーロッパキイチゴ種子油などが配合されています。
そのため、髪につやを与えたい方にぴったりです。
第3位 ルメント フレグランスUVスプレー 80g ¥1,540(税込)
ヘアフレグランスとしても使える日焼け止めです。
SPF50+で髪とからだに使うことができます。
パラベン、エタノール、鉱物油、合成着色料といった頭皮トラブルのもととなる成分がすべてフリー処方なので、敏感肌の方でも安心して使うことができます。
この日焼け止めには、リピジュアRや3種のセラミドなど保湿成分が豊富に配合されていることがポイントです。
そのため、紫外線により乾燥しがちな髪やからだを守ることができます。
さらさらとした着け心地なので、使用感はとても良いです。
そして、むらなく髪全体にいきわたるので、使いやすいです。
レモン&アップルとミュゲとライラックのフローラルのシアーフローラルの香りを楽しむことができます。
また、匂いが髪に付着する現象を防ぐ作用があるため、たばこの匂いなどをつきにくくする効果も期待できます。
第2位 ミルボン ディーセス デイチャームUVミスト 80g 1,320円(税込)
エルジューダというヘアオイルで有名なミルボンが開発した日焼け止めです。
SPF50+で、頭皮・髪に使うことができます。
ヘアトリートメント効果があることが特徴的です。
この日焼け止めには、髪のキューティクルにダメージを与えるUV-B波とヘアカラーを褪色させるUV-Aの両方を防ぐ成分が配合されているので、ヘアダメージを軽減することができます。
また、保湿効果がある3種類のオイルが配合されているので、髪につやを与えることができます。
そして、この日焼け止めには3種類の香りのラインナップが用意されていることがポイントです。
ローズ、スイートピー、カシスの香りがするフルーティーフローラル。
ミュゲ、ジャスミン、アンバーの香りがするフレッシュフローラル。
リーフグリーン、フリージアの香りがするグリーンアップルグリーンフローラルがあります。
そのため、自分好みの香りの日焼け止めを選ぶことができます。
第1位 ウォータープルーフ リプロスキン スプレー 70g ¥1,980(税込)
子供から大人まで安心して使うことのできる日焼け止めです。
髪・頭皮・顔・体にも使用できます。
エタノールフリー、パラペンフリー、そして無着色なので、肌が弱い方でも安心して使うことができます。
SPF50+で、肌を黒くする紫外線B波としみやたるみの原因となる紫外線A波をしっかり防御する作用があります。
そして、メイクの上から使えて、顔のテカリを抑える作用があります。
ニキビの原因である毛詰りを起こしにくいので、ニキビができやすい方でも使うことができます。
さらに、ストッキングの上からでもUVケアができるので、女性におすすめできる商品です。
また、汗や皮脂崩れを防ぐウォータープルーフ処方なので、スポーツ時でも使うことができます。
植物由来保湿成分が配合されているので、髪のパサつきを抑える効果が期待できます。
透明処方で白浮きしない点もポイントです。
サラサラとしたドライな使用感なので、べたつかない日焼け止めを探している方にぴったりです。
ほんのりと香る上品なバラの香りを楽しむことができます。
さいごに
この記事では、頭皮・髪用の日焼け止めの効果や選び方について紹介しました。
肌だけでなく髪も紫外線によってダメージを受けてしまうので、しっかり対策することが必要です。
頭皮・髪用の日焼け止めのなかには、頭皮ケアやヘアケア効果があるものもあるので、使ったことがない方には試してみることをおすすめします。
参考文献
・紫外線の影響 日本化粧品技術者会誌
・SPFとは 本間 茂継 (ポーラ化成工業株式会社メークアップ開発部)
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