自分のできることを考える

市場のことも考えた上で、これで行こう! というものに当たったら、次は自分のできることを考えることだ。これを最後に考えることがポイント。自分のできることを最初に持ってくると、頭が凝り固まってしまったり、市場や現場との不一致が生まれてしまう。ビジネスとして利益を生み出すためには、誰のために何がしたいのか、を追求する必要がある。そして自分のできることを当てはめて、できない部分は何で補うのか。どんな人の協力が必要なのか。あの手この手で考える。

考えたら、ブレない

この3つを考えたら、あとはブレないように強い信念を持って挑むこと。他にもっとやりたいこと、興味が生まれてくることもあるかもしれない。だけど最初に持った自分のビジョンをブレることなく、続けることが成功の秘訣。二兎を追って、一兎も得ず。なんてことわざの通りにならないようにご注意を。

まだまだ大事な3つの視点

実際に自分で会社を起こした後も、様々な視点で物事を見ることを忘れてはいけない。経営者として必要になる「3つの目」は様々な生き物に例えられているのをご存知だろうか。

鳥の目

まず一番最初に必要になるのは、高い位置から全体を把握すること。これを鳥の目と呼ぶ。自分で会社を起こすと、目の前のことをこなすことで頭がいっぱいになってしまうことも多い。だからこそ、自分の立ち位置をしっかりと把握しておく必要があるのだ。全体を俯瞰して見渡す目線を忘れないように心がけよう。

虫の目

低い位置から、細かく物事を見ることが出来るのが「虫の目」なのだ。一面的な見方をせず、様々な角度から、拡大して物事を見ることを忘れずに。狭く、深く、観察してみよう。

魚の目

「魚の目」は、流れを表現している。社会の流れやトレンドを理解し、物事を判断することだ。仕事にも流れはある。どの方向で、どんなスピードで流れていくのか。経営者として、世の中の流れを捉えてた上で判断をすることは最も重要なことではないだろうか。

何かを始めたいと思ったときは、自分の尊敬する人たちと一緒にいる時間を増やすことも大事である。先にビジネスを成功させている人や尊敬している人から、色々なアドバイスをもらって、時には引っ張ってもらうといい。

全ての意見やアドバイスを受け止め、丸ごと飲み込んだあとに、噛み砕いて理解する。そして大事なことをひとつずつ骨として取り出す作業をしていくことだ。

あとは、進むだけ

自分を高ぶらせ、勢いをつけたらあとは進むだけ。初心を忘れずに、しっかりと自分を持って進めばいい。始めたものが、もし人から受け入れられなかったら、ダメだったら、変えればいいと思い切りを持つことも必要だ。

新しいことを始める時に、不安になるのは当たり前。むしろ何も怖くないと、目に見えるはずもない未来に安心感を持っていることの方が恐ろしいのではないだろうか。人生は一度きり。失敗を恐れて行動するか、しないか。それを選ぶのはあなた次第だ。

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