様々な働き方に着目していると、実際に好きなことを仕事にしたという人と、したいと思っている人によく出会う。では実際に、好きなことを仕事にした人は今の生活を手に入れるために、どんなことに気をつけたのか。起業を始めたいと思っている方はまず、こんなことに目を向けてみて。

好きなことを仕事にしたい!

フリーランスやパラレルキャリア、ダブルワークなど、様々な働き方があることを書いた前回に続いて、今度は自分が実際に好きなことを仕事にするために気をつけることを考えてみたいと思う。

好きなことを仕事にするためには、もちろん生半可な覚悟じゃいけない。だけど、挑戦したいと思えることは、とても素敵なことだ。失敗することもあるかもしれない。だけど失敗こそ、次の成功の素になると、前向きに捉えるべきなのだ。自分の好きなこと、やりたいことが見つかったら、それをビジネスにする術を考えてみよう。

自分のやりたいことを考える

ビジネスを始める前に、まずは自分がやりたいことを明確にしよう。起業することで何を掴みたいのか。これができるようになりたい、こんなことを始めたい、といったことを具体的に考える必要がある。理念とビジョンをしっかり設定しよう。

求められていることを考える

自分がやりたいことが決まったら次は、求められていることを考える。今あるサービスではなく、自分の発想で自由に「こんなものがあったらいいな」を描くといい。消費者目線で、これがあったら利用する、これが欲しいということを素直に考える目線を持つことだ。どんな人に向けた、なんのための企業でサービスなのか。

赤ちゃんのように、フラットな目線で物事を見てみよう。世界はどんなものを求めているのか、何が新鮮で何が楽しくて、何があれば嬉しいのか。視点(何を、どこを見るのか)・視野(視野)・視座(どこの立場から見るか)をそれぞれ考えてみて。