楽しかったこと・評価されたことが一致したとき

楽しかったこと・評価されたことの2つが一致していることと、市場が求めるタイミングが一致したときが転職のベストのタイミングと言えます。

市場のタイミングとは、景気や、業界の動向等が関わってくるので、専門家に相談するのが間違いないでしょう。 自分の実績が、1番評価されるタイミングを見極める事も、満足がいく転職を成功させるポイントです。

楽しかったこと・評価されたことが一致していないとき

転職活動は自分の経験を売り込む活動なので、自分自身の主観と客観を埋めることができない場合は、転職のタイミングが「今」ではない、という可能性があります。 そんな時は、無理に転職するより、現在の業務で主観と客観を近づける事をお勧めさせていただいております。

私たちキャリアカウンセラーは、人と企業を結びつけることも大事ですが、その人自身が生き生きと働き、生活ができる手段を提示することが役割だと思っています。

第三者の目線が有効

自分だけで考えていても中々答えに、たどり着くことはできません。むしろ考えすぎて、迷いの迷宮に陥ってしまうことも。

また、近しい関係の人との会話では、個人の理想や目標に着目しすぎて、市場の求めているものとのすり合わせができなくなることがあるので、客観的な視点が持てる第三者に相談する事が大事です。

素直な気持ちで

第三者だからこそ、素直に話せることもあると思うのですが、ついみなさん面接だと思って緊張してしまうことがマイナスになってしまうこともあります。 私たちは、求職者の方の"素直な気持ち" を引き出してあげることが大切だと思っています。

それと同時に、求職者の方にも、素直な気持ちで来て欲しいと思っています。

その転職理由をそのまま面接で話すかは別として、そのひとの魅力を一番に引き出すことが私たちの仕事でもあるからです。

キャリアカウンセリングをする際も、まず転職希望者の方の、素直な気持ちをお聞きできるようヒアリングを心がけていきます。

キャリアカウンセラー佐野さん プロフィール

某大手総合電気メーカー子会社に、当時初の文系四大卒女子採用として入社。5年後「工数を買う」派遣社員購買担当に配属替え。独自で作成し各部署へ配布した「わかりやすい派遣法対策資料」が人事部長の目にとまり、担当業務ごと資材部から人事部に異動。

「おはようからおやすみまで」お仕事、という生活を10年で卒業し結婚を機に上京。 一度は「お気楽OL」も経験してみたいと派遣会社に登録し、某大手総合電機メーカに事務派遣として就業。が、約一年であっけなく「構造改革」のもと派遣切りに遭う。この時初めて「働くとは?」「キャリアとは?」という課題と真剣に向き合うことに。全国産業人能力団体連合会認定JCDA(キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)資格取得後、IT専門特化の人材紹介会社等にて転職支援に従事。10年間で延べ約3,000名超の転職者にキャリアカウンセリングを実施。企業の人事担当者だけでなく、現場担当者のニーズもヒアリングし、各社が「採用したくなる人材像」を探り続けて現在に至る。

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