「ナイカ鉱山 クリスタルの洞窟」地下300メートル

「ヨソの世界をアルクヒトへ」をキャッチフレーズにしている「YOSO-Walk」が、「絶対訪れたい世界の絶景」に掲げているのが「ナイカ鉱山」だ。1910年に、メキシコのチワワ州にある「ナイカ鉱山」で、巨大としか言いようのないクリスタルの洞窟が発見されたのだ。

この洞窟では、「これまで発見された中で最も巨大なクリスタル」がいくつも見つかっている。中でも最大のものは、高さ12m、直径4m、重量55トンというのだから、これまでの常識を全く覆すものだった。

洞窟内の気温は58℃にもなり、湿度も90%から99%に上るという、特殊な装備で臨まない限りはせいぜい10分程度しか生きられない過酷な環境であったため、調査がなかなか進まなかったというのも頷ける。地球の神秘を身を持って体験するのに、これほどぴったりのスポットはそう多くはない。

「マーブル・カテドラル」 世界一の美しい洞窟

(写真=Thinkstock/Getty Images)

「世界一の美しい洞窟」と言われている「マーブル・カテドラル」は、アルゼンチンとチリにまたがる湖のヘネラル・カレーラ湖の中央部に位置する。世界の絶景を紹介する旅の情報サイト「ワンダートリップ」や、旅行ガイドブックの「Travel Book」など、多くのサイトに紹介されているとおり、湖水によって浸食された不可思議な形状を描く洞窟に湖水の青が反射して、独特の幻想的な世界を作り出している。

この洞窟の壁面は6千年以上もの長い年月をかけて湖水が大理石を侵食してきた結果であり、流れるような断面の模様が、優美としか形容のしようがない「マーブル模様」を生み出している。

「地獄の門」 眼前に広がる信じられない光景

(写真=Thinkstock/Getty Images)

「トップ5」の最後としてどうしても欠かせないのが、「中央アジアの北朝鮮」と呼ばれているトルクメニスタンにある「地獄の門」だろう。楽天を経てフィリピンでDMM英会話の立ち上げに参画した「世界一周中の旅人まっつん」が、「世界の絶景ベスト20!」の筆頭に挙げているスポットだ。

トルクメニスタン国内のダルヴァザ付近の地下には豊富な天然ガスが埋蔵されているのだが、1971年に旧ソ連の地質学者がボーリング調査をした際に落盤事故が起き、直径50~100メートルにもなる大きな穴が開いてしまった。有毒ガスの放出を食い止めるために仕方なく点火することになったものの、可燃性ガスが地下から絶え間なく吹き出るため、延々と燃え続ける事態となったのだ。

偶然の産物とはいうものの、眼前に広がるこの「信じられない光景」は、一生忘れられるものではないという。ただ、トルクメニスタン政府が周囲のガス田開発のために穴を埋めるなどの対策を立てる方針であるとの報道もあり、「地獄の門」を覗くためには急ぐ必要があるのかもしれない。

文・ZUU online 編集部/ZUU online

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