フードコーディネーター・スパイス香辛料アドバイザーの笠原知子です。自由に出かけられなかったゴールデンウィーク。お出かけしなかったから、出費が抑えられたかと思いきや、ついついネットショッピングでポチポチ買い物をしてしまったりして、これから節約しなきゃ…という方も多いのではないでしょうか?食費は抑えたいけれど、ボリュームや満足感は抑えたくないし、栄養だってちゃんと摂りたい。そこで、今回は鶏肉をメインに、節約食材を使った夕食メニューを考えてみました。主食を除けば500円程度、手間なく作れるレシピです。

このレシピを試すのにかかる時間

  • 鶏むね肉のカレーピカタの献立 25~30分
  • レンジ蒸し鶏もも肉のピリ辛ねぎダレの献立 20~25分

鶏むね肉のカレーピカタの献立

おうちでつくれば節約&栄養満点!500円で大満足♪きょうの献立2選
(画像=michillより引用)

パサつきがちな鶏むね肉は、粉チーズを入れた卵液で包んで焼けば表面は香ばしく、肉はしっとり。淡白な味のむね肉は、アクセントにカレー粉を使いました。

副菜には、食感のあるちりめんじゃこと豆苗を使い、スープはメインの付け合わせの千切りキャベツの外側を使って無駄なく作ります。主食はご飯でもパンでもどちらにも合いますよ。

カレーピカタ

おうちでつくれば節約&栄養満点!500円で大満足♪きょうの献立2選
(画像=michillより引用)

材料(2人分)

鶏むね肉 1枚(250g)
A)塩 小さじ1/3
A)砂糖 小さじ1/4
A)酒 大さじ1
卵 1個
粉チーズ 大さじ2
カレー粉 小さじ1
薄力粉 適量
オリーブオイル 小さじ2
キャベツ 50g(内側の柔らかい葉)
付け合わせの野菜 ミニトマトやサニーレタスなどお好みで

作り方

① 鶏むね肉は薄くそぎ切りにし、Aの調味料を揉み込み、10~15分おく。

② 付け合わせのキャベツを千切りにする。

③ 卵を割りほぐし、粉チーズを混ぜる。

④ カレー粉を鶏むね肉にまぶし、薄力粉を全体に薄くつける。

⑤ フライパンにオリーブオイルを入れ火にかける。鶏肉を③の卵液にくぐらせてフライパンに入れ、弱めの中火で焼く。焼き色が付いたら裏返して火が通るまで焼く。

⑥ 付け合わせのキャベツなどと一緒に盛り付けて出来上がり。

ちりめんじゃこと豆苗のホットサラダ

おうちでつくれば節約&栄養満点!500円で大満足♪きょうの献立2選
(画像=michillより引用)

材料(2人分)

豆苗 1袋
ちりめんじゃこ 15g
オリーブオイル 大さじ1
A)醤油 小さじ1
A)酢 小さじ1
A)おろしにんにく 小さじ1/4~
黒胡椒 適量

作り方

① 豆苗はキッチンバサミで根元から切り、長さを3等分に切る。

② フライパンにオリーブオイルを入れて火にかけ、ちりめんじゃこをカリカリになるまで炒める。

③ 豆苗、Aの調味用を入れてざっと炒め合わせ、黒胡椒を振って出来上がり。

野菜のスープ

おうちでつくれば節約&栄養満点!500円で大満足♪きょうの献立2選
(画像=michillより引用)

材料(2人分)

玉ねぎ 1/4個
キャベツ 50g(外側の葉)
水 400ml
コンソメ 1個
塩・胡椒 適量

作り方

① 玉ねぎは1cm位の角切りにし、キャベツは2cm位のざく切りにする。

② なべに玉ねぎ、キャベツ、水、コンソメを入れて火にかけ、野菜が柔らかくなるまで煮る。塩・こしょうで味を調えて出来上がり。

3品同じタイミングで出せるように、効率よく作れるようにします。

鶏肉を切り、下味をつけている間に野菜を切り、スープを作ります。豆苗炒めは調味料を合わせておくと、豆苗を炒めすぎずに手早くできます。