コスメコンシェルジュの稲毛登志子です。マスク生活が長くなっている中で、デパートなどのコスメカウンターから足が遠のいている人も多いのではないでしょうか?
セルフ化粧品のファンデーションを買ってみたら色が合わなくて、そのままお蔵入りになっているという話を聞くことがあります。せっかく買ったファンデーション、そのまま眠らせておくのはもったいないですよね。
そこで今回は、「ファンデーションの色選びに失敗する理由」と、色が合わないときにぜひ試してほしい「カラー調節テクニック」を紹介します。
色選びに失敗する4つの理由
ファンデーションはメイクの土台と言われていて、カラーや質感により顔の印象がガラッと変わってしまう重要なアイテムです。
買うときに色選びを慎重にしたはずなのに、いざ家でメイクをしてみたら「……あれ?こんな色じゃなかったよね?」という経験をしたことがある人、きっと多いですよね。実は、ファンデーションを自分で選んで買うにはちょっとしたコツが必要なんです。
次回の色選びに失敗しないよう、お店で選ぶ際のNG例を見ていきましょう。
失敗1.手の甲だけで判断する
お店でファンデーションの色味を確かめるとき、手の甲に出していませんか?
顔と手の甲だと肌の色が違っている人が多いため、手の甲で色味をチェックするのはおすすめしません。顔の境目(頬の下からフェイスラインあたり)に候補のファンデーションを塗って確かめてください。
でも今のご時世、マスクをしていると顔には塗りにくいものですよね。そんな時は手の甲に塗ったファンデーションを顔の近くに当てて鏡で見ると判断しやすいです。
失敗2.一色しか試さない
いつものファンデーションの色に近そうな一色だけを選んで判断していませんか?
他の候補をタッチアップせずに、早々と色を絞ると失敗しやすいですよ。理想の色味を見つけるためには最低3つは比較して、自分の肌の色になじみやすそうなものを買いましょう。