コスメコンシェルジュ・美容ライターの斎藤明子です。今回は、顔が丸い・顔が縦に長いといった悩みを持つ丸顔さん・面長さんに向けて、その悩みを解決して可愛く見せてくれるための錯覚メイクの方法をご紹介します。
丸顔さんの錯覚メイク
可愛らしい印象の丸顔さん。でも、もし顔が大きく見えたり、シャープさに欠けてスタイリッシュに見えなかったりするのを気にしているのなら、メイクテクで簡単にカバーできます。
ベースメイク
丸顔さんの若々しく、可愛らしい印象を活かすには、血色感をアップさせてツヤっとしたベースメイクにするのがいちばんです。フレッシュで可愛い丸顔さんの魅力が一層引き立ちます。
前髪
重い前髪、直線に揃えられたいわゆるぱっつん前髪は、顔が縦につぶれたように見えたり頬骨が目立ってしまったりするので注意してくださいね。
また、おでこを全開にしたひっつめ髪も、丸顔が目立ってしまうのは容易に想像がつきますよね。
そこで、いちばんのおすすめは、シースルーの前髪です。丸顔を目立たせずに、軽やかに可愛く見せてくれます。
シェーディング
少し前は、プロならではのテクニックとされていたシェーディングですが、ナチュラルに影を作ることのできるコスメがたくさん登場し、日常的なメイクでも挑戦する人が増えています!こっそりと影を仕込むイメージです。
パウダータイプを大きめのブラシで使うのが失敗しにくくておすすめです。
シェーディングの基本は、なりたい顔の輪郭に対して、いらない部分を影にして目立たせなくすることです。
丸顔さんは、理想の卵型よりはみ出してしまうフェイスライン、耳の下からアゴの少し横にかけてが目立たなくなるよう、ふわっとブラシで影を入れて首の境目までぼかせば自然に仕上がります。
また、おでこを全開にする時は、おでこの横の部分にも斜めにシェーディングを入れるとすっきり引き締まって見えます。
ハイライト
シェーディングにはどうしても抵抗があるという方は、高く見せたい部分にハイライトを使うと柔らかな小顔効果が得られます。
基本は、目の下の三角ゾーン。鼻筋は縦の線を強調するようにまっすぐにすっと細く入れるといいでしょう。
もちろんシェーディングとハイライトを両方やってもOKです!
チーク
不動の人気のまん丸チークは可愛く見える反面、顔の丸さを強調してしまうので丸顔さんにはあまりおすすめできません。
丸顔カバーには、頬骨の高い位置から顔の中心に向かって斜めにすっと入れるといいでしょう。
また、マットなピンクやオレンジなどは頬が膨張して顔が大きく見えてしまうので、透明感のあるベージュ寄りの血色感カラーがおすすめです。