【2日目】東京を代表する下町・浅草を散策しよう!
8:30 地下鉄に乗って浅草へ移動
2日目は江戸文化が根強く残る下町・浅草(あさくさ)を散策しましょう!ホテルでゆっくり休んだ翌朝は、三越前駅から地下鉄銀座線に乗って浅草方面へ。約12分で浅草駅に到着します。
9:00 浅草で話題のお店で朝食を食べよう!
銀座線・浅草駅から浅草寺方面へ歩いて5分のところにある「MISOJYU(ミソジュウ)」。書道家・武田早雲(たけだそううん)氏が立ち上げたチームでプロデュースしているお店で、こだわりのある食材を使ったおむすびのほか、オリジナルブランドの味噌と有機野菜を使った味噌汁を味わえます。
おすすめは、「MISOJYUスペシャルセット」。角切りした豚肉や大根が入った「ごろごろ野菜と角煮のすんごいとん汁」や、「みそポタージュ」といったスペシャル味噌汁に加え、おむすび、おかずがついています。みその濃厚な風味と、素材本来の旨さを堪能できるセットです。
10:30 都内最古の寺院「浅草寺」を参拝しよう!
モーニングを味わった後は、浅草のシンボル「浅草寺(せんそうじ)」を参拝しましょう。最初に出迎えるのは、玄関口・雷門(かみなりもん)。門の両脇には、雷神(らいじん)と風神(ふんじん)の彫刻が立っています。まずは、「雷門」と描かれた巨大な提灯の前で写真撮影を。
250メートル続く仲見世(なかみせ)通りを経由して歩くと、宝蔵門(ほうぞうもん)があります。かつては「仁王門(におうもん)」と呼ばれていたもので、門の両脇には「阿形(あぎょう)」と「吽形(うんぎょう)」の像が祀られています。またここからは、東京スカイツリーも見ることができます。
お水舎(おみずや)で参拝の準備をして、常香炉(じょうこうろ)で身体を清めた後は、いよいよ本堂へ参拝しましょう。聖観世音菩薩(せいかぜのんぼさつ)を御本尊として祀られていることから、「観音堂(かんのんどう)」と呼ばれています。ここで厄除けを祈願しましょう。
参拝した後は、影向堂(ようこうどう)へ。参拝の証として「御本尊」と「大黒天」の御朱印をいただいた後は、おみくじで運勢を占ってみるのもおすすめです。筒の中から数字のついた棒を1本取り出し、同じ数字の紙箋(しせん)を引き出しから受け取ります。観音様のお言葉を読んで、凶以外のみくじは持ち帰りましょう。
三社祭ゆかりの「浅草神社」も参拝しよう!
また浅草寺とあわせて、隣接する「浅草神社(あさくさじんじゃ)」を参拝するのも良いですね。毎年5月に行われている三社祭ゆかりの神社として多くの参拝客が訪れており、商売繁盛や家内安全、恋愛成就などにご利益があるといわれています。
11:30 浅草で下町の伝統の味を堪能しよう!
行列必至!ごま油が香る天丼の老舗「大黒家天麩羅」
浅草寺を参拝した後はランチを味わいましょう。今回筆者がご紹介するのは、浅草寺から少し歩いたところにある天ぷらのお店「大黒家天麩羅(だいこくやてんぷら)」。明治時代に創業した老舗で江戸前の天ぷらをトッピングした天丼が味わえます。ランチタイムを中心に行列ができるくらい、人気のお店です。
おすすめは、海老の天ぷら2匹とかき揚げをトッピングした「天丼」。ごま油でこんがり揚がった天ぷらにタレをたっぷりつけた一品です。濃厚な風味と海老のプリっとした食感を堪能できます。
上質な牛肉を使ったすき焼き丼が味わえる「浅草今半」
また浅草寺からは少し歩きますが、お肉を食べたい方におすすめのお店が「浅草今半(あさくさいまはん)」。明治時代創業の老舗で、ランチタイムでは国産の黒毛和牛を使ったすき焼きや、お手頃な料金でいただけるすき焼き丼などが味わえます。
人気の「明治すきやき丼」は、牛肉や豆腐、ネギ、卵などが乗った一品。秘伝の割り下の風味とお肉の柔らかい食感がやみつきになります。1日20食限定なので、見逃さないで。
12:30 仲見世通りとその周辺でテイクアウトグルメ&ショッピングを楽しもう!
ランチを堪能した後は、浅草寺の表参道・仲見世通りとその周辺を散策しましょう。仲見世通りはもちろん、隣接する新仲見世通りや伝法院(でんぽういん)通りでは、スイーツや雑貨、お土産を買えるお店やテイクアウトグルメを味わえるお店が集まっています。
東京銘菓のひとつ「人形焼」の老舗「木村家本店」
東京観光のお土産で定番のひとつが「人形焼」。その中で人気のお店が「木村家本店(きむらやほんてん)」です。江戸時代末期に創業した老舗で、毎日店頭で焼き上げた人形焼を販売しています。
人形焼は、提灯や五重塔など、浅草の名所の形をした一品。こしあんがたっぷり入っており、ふんわりとした食感と上品な甘さがポイントです。お土産や自分へのご褒美として購入してみては。
思わずやみつきになる!?揚げまんじゅうの人気店「浅草九重」
先程ご紹介した「木村家本店」の近くにある「浅草九重(あさくさここのえ)」。揚げたてのあげまんじゅうが味わえる人気のお店で、週末には参拝客を中心に賑わっています。
主に提供するのは、こしあんがたっぷり入った「スタンダード」や抹茶(1個・税込170円)、かぼちゃ(1個・税込170円)、カスタードクリーム(1個・税込200円)など、10種類。サクッとした衣の食感と上品なあんこの甘さをぜひ味わってみましょう。
行列必至!ジューシーなメンチカツが味わえる「浅草メンチ」
伝法院通りにある「浅草メンチ」は、メンチカツ専門店。できたてジューシーなメンチカツを味わえるとあって、観光客を中心に行列ができるほど人気を集めています。
提供する「浅草メンチ」は、神奈川県のブランド豚・高座豚(こうざぶた)と牛肉をブレンドした一品。サクッとした衣の中にジューシーな肉汁の旨味を味わうことができ、思わずやみつきになりますよ♪
浅草銘菓「芋ようかん」の老舗「舟和」
明治時代創業の和菓子店「舟和(ふなわ)」。芋ようかんとみつ豆の老舗として有名で、仲見世通りでは1号店から3号店で展開しています。
このうち1号店と2号店は、お菓子をメインで販売。例えば、芋ようかん(6本・税込648円~)やあんこ玉(9個・税込778円~)、さつまいもをたっぷり使った「おいもパイ」(4個・税込605円~)や、レモンの果肉が入った「すぐれもん」(1個・税込195円~)など、おすそ分けにもピッタリなお菓子が手に入ります。
また3号店では、テイクアウトスイーツも充実♪芋ようかんとクリームチーズが入った焼き立てパイ(1個・税込380円)や、芋ようかんをトッピングしたソフトクリームなど、ここでしか味わえないお芋スイーツを楽しめます。
オシャレなコスメアイテムが買える浅草発のお店「よろし化粧堂」
大正時代創業の化粧品店がプロデュースしたお店「よろし化粧堂(けしょうどう)」。米ぬかや酒粕といった、日本古来の美容成分を使った化粧品やハンドクリームなどを取り扱っています。
おすすめは、和柄や着物柄をモチーフにした「365ハンドクリーム」。ローズやジャスミンといった花をはじめ、柚子や抹茶のエキスをクリームに加えています。パッケージには366日、それぞれの日にち毎に違った絵柄が描かれており、大切な人へのプレゼントに良いでしょう。
またパームタイプの香水「ねり香水」もおすすめです。高貴なお花の香りを楽しめる「フローラル」や「きんもくせい」など、5種類のラインナップがあります。手首や足首、首すじに塗って香りを楽しんでみては。