コスメコンシェルジュ・美容ライターの斎藤明子です。アイメイクのなかでも、メイク効果が絶大なのがアイライン。でも、慣れないとなかなか難しいポイントでもありますよね。今回は、メイクの初心者さんに向けて、目の形別の基本的なアイラインの引き方をイラスト解説とともにご紹介します。
どんなアイライナーを選べばいいの?
さまざまな種類のあるアイライナー。どんなものを選べばいいかわからないという初心者の方におすすめなのは、ペンシルタイプやジェルタイプのアイライナーです。
ブレても修正しやすいこと、プチプラでも使いやすく品質のいいものが手に入りやすいということ、そして仕上がりがナチュラルで失敗しにくいことがその理由です。
チョイスするポイントは、芯が柔らかくぼかしやすいものを使うこと。外出する日は、落ちにくいこともプラスのポイントになりますよね。
また、よりはっきりとした目元の印象を狙うなら、リキッドアイライナーがおすすめです。特に筆ペンタイプで、筆にコシがあるものがおすすめです。
目尻の跳ね上げラインにも、繊細できれいな動きが出せるリキッドアイライナーがぴったりです。最近では、筆がショート丈で極細ラインが描きやすいタイプのものも、ドラッグストアで簡単に手に入るのでぜひ探してみてください。
目の形別・基本のアイラインの引き方
さらに、目の方によっても選ぶべきアイテムや基本的な引き方は違ってきます。
二重さん
二重さんは、どの角度から見ても引いたアイラインがしっかりと見えるので太くなり過ぎないように気をつけましょう。
柔らかめのペンシルライナーを使って、目のキワに少しずつラインを引いていくのですが、ラインを引くというより、まつ毛のスキマを埋め目の縁取りをするように、粘膜ギリギリに少しずつ色を乗せていくイメージでやると失敗しにくくなります。
① 黒目の上から目尻に向けて、まつ毛のスキマを埋めるイメージで少しずつ目のキワを縁取りしていきます。この時、目を細めて、まぶたに少しだけ力を入れると引きやすくなります。
② 黒目の上から目頭に向かってラインをプラスします。この部分は、アイライナーを斜め上に向けてバランスを見ながら描き足していきます。
奥二重さん
奥二重さんは、目を見開いて正面から見たときにアイラインが隠れてしまうので、目尻側にポイントを置いてラインを引いていくときれいです。
また、目を伏せたときにも不自然な印象にならないように、バランスをとりながらまぶたの真ん中から少しずつひいていきます。太さの調節がしやすいジェルタイプのライナーや極細ラインの引けるリキッドアイライナーがおすすめです。
① まぶたの真ん中あたりから目尻に向けて、粘膜の少し上を縁取りするように少しずつラインを引いていきます。
この時、片手でアイライナーを持ち、もう片方の手指を眉毛の下あたりに置き、かるく上まぶたを引っ張ります。
② 真ん中から目頭に向かってすっきりとしたラインになるようにバランスを見ながら少しずつ縁取りしていきます。
③ 目尻側にラインをプラスします。2、3mmはみ出すようにすっと跳ね上げていきます。ショート丈のリキッドアイライナーなら、ブレずにきれいな跳ね上げラインが引けるのでおすすめです。